「おばあちゃん、なにしてるの?」
「おいしい梅干し、つけるのさ。おまえも一緒に、手伝って」
おばあちゃんと一緒に梅干しづくり。
早く食べたい孫娘におばあちゃんは繰り返します。
「まだだよ、まだだよ」
梅干しはいつになったら食べられるのでしょうか?
おにぎりといえば、梅干し命な私(笑)
でも恥ずかしながら、梅干しができるまでの詳しい工程は知りませんでした。
もちろん、作ったこともナシ。
その理由というのは、『手間がかかって、難しそう』だから。
この絵本を読んで、梅干しがどうやってできるのか、どうしてあんなにおいしいのかがわかる気がしました。
やっぱり、手間をかければこそ!なんですよね。
おばあちゃんが梅干し入りのおにぎりを食べながら言った言葉。
「すぐだよ、すぐだよ。でも、いいんだよ。ゆっくりで、いいんだよ」
それを聞いて、なんだか胸が暖かくなりました。
おばあちゃんの言葉に後押しされて、今年は手作り梅干し、挑戦してみようかな!?