『ぼくとオーケストラ』に続き、主人公の「ぼく」が今度はクリスマスに「ヘンゼルとグレーテル」のオペラを見に行きます。今度は舞台美術家だったというおじいちゃんと一緒。なんて恵まれた「ぼく」!オペラを楽しんだ後は、衣装室、音響室、舞台装置を作るアトリエなどなど、バックステージを見てまわります。舞台の仕組みから、装置をどうやって作っているかまで、緻密な絵で楽しくわかります。我が家ではこの絵本を見た後、「ヘンゼルとグレーテル」のビデオも買いました。本物のビデオはさすがに長かったですが、絵本のおかげで楽しめました。子供がオペラに親しむのに絶好の絵本です。