ちょっとでかけてきますが、私のバスを見ていてくれませんか?
くれぐれも言っておきますが、
「ハトに運転させないで」
このオープニングを見て、「は?」と思ったのは、私だけではないはず。
だって、なんでよりにもよって、「ハト」なんでしょうか?
読んでみて納得。
このハトくん。
…粘着質なんですよね。
小芝居をするする。「バスにあこがれてるんです」
「ぼくのなかまはみんな運転してますよ」←ありえないって!!
「ぼくってそんなに(運転手に)むいてない?」←泣き落とし
「ぼくと友達にならない?君ものせてあげるからさ」←策略
「すこしぐらいいいじゃん!」←恫喝
「ぼくに運転させてくれー!!!!」←最後の大暴れ!
おっもしろーい!!!
最後の落ちもなかなか。
そして、このユーモラスな絵本は、お父さんにぜひ読んでほしいタイプの本のような気がしますね。
あと…ひとつ難点を。
奥付というんですか、これ、最初にもってこなくてもいい気がします…
なんとなく、「終わり」という感じがしちゃうんですよね。
もちろん、あの絵は必要ですが。