ずいぶん前に図書館で借りて読んだけれど
もう一度、読みたくなったので購入しました。
お話のカギになっているのは、若くして亡くなった、祖母のお母さんが
やってくること。
もちろん、生きているわけではないのだけど
小さかった娘が心配でずっと見守っていたのです。
ひいおばあちゃん、おばあちゃん、お母さんと娘
4世代の女性の想いが、つづられています。
テーマは重いのですが、会話はコミカルで、軽やかに流れて行きます。
最後に4人は思い出の農場にドライブします。
容赦ない運命と、つながってゆく女たちの歴史を感じます。
初めて読んだ時、挿絵が良いなと思ったのですが、
今見ても、どの絵もとてもかわいくて好きです。