ほんのりピンクで、柔らかくて、コロンとしていて、甘い匂いがして・・・
赤ちゃんって、桃に似ていませんか?
シンプルな線で描かれたももんちゃんには、
そんな赤ちゃんの可愛いエッセンスがぎゅーっと詰まっている気がします。
数年前、本屋さんで「ももんちゃん」を目にして、一目ぼれ。
リズム感のある文章と愉快な展開に
立ち読みながら「アハッ」と声を出して笑ってしまいました。
息子達には幼いだろうな、と自分の楽しみで「ももんちゃんシリーズ」をチェックしてきましたが、
やっぱり大好きで、先日、ついに我が家の本棚へ。
意外にも、1年生の次男が「どーん」で大ウケし「もう1回!」
ももんちゃんの魅力はタダモノではないと確信しました。
成長したらしたで、育児はあれこれ大変だけど
この絵本を読むとふっと気持ちがほぐれ、力が湧いてきます。
生意気な口もきくようになった子ども達の
桃のような赤ちゃんだった頃の記憶が呼び覚まされて、
お母さんであることのシアワセをかみしめることができるから。
よーし、今日もかかってこい!
歩き始めた年頃のお子さんへの読み聞かせにはもちろんですが、
意外とお兄ちゃん・お姉ちゃんや、お母さんにもおすすめです。