散歩をしながら木や、石や、風や、川や
生き物が、自然全体がお祈りをしているということ。
キリスト教を信仰しない私には神様へのお祈りっていうと
ピンとこなかったんですが、
この絵本を読んで、
ありとあらゆるものに命が宿り、
それに感謝をしながら生きていくことが
おじいちゃんの言う”祈り”なのかな、と。
絵本から伝わってきたものを上手に言葉に置き換えられないのですが・・・
また、この絵本の絵が素晴らしく、
言葉と絵ががすっと心にしみこんできます。
ぜひ、少しむずかしいかなと思っても子どものうちに読んであげて欲しい絵本だと思いました。
少年が成長して、おじいちゃんの言っていた”祈り”が理解できたように、もし、すぐに理解できなくても、あるときふとこの絵本の素晴らしさが伝わるのではないでしょうか。