モスクワのステーエフさんの描く楽しくて可愛らしいお話が12話も詰まったお得な絵本です。その中の「3びきのこねこ」と「にゃーおといったのはだれ?」は同じ内容で(絵のレイアウトは違いますが)1冊の絵本になっていますが、たくさんお話を読みたいのならこちらがお値段的にもオススメ。
どこか懐かしい感じのする温かい絵で、小さな愛らしい動物たちがとても生き生きと描かれています。
12話の中で息子のお気入りのお話はこの本の題名にもなっている「こねずみとえんぴつ」です。えんぴつをかじろうとするこねずみとかじられまいとするえんぴつとの知恵比べというような内容です。この2匹(?)のやりとりがかわいい。
他のお話も小さな動物たちが一生懸命何かをやろうとしたり、考えたりしたり・・・子供にはすごく共感が持てるようです。大人の私にとっては可愛くて微笑ましいです。