長新太さんの描いたてぶくろの絵がかわいくてほのぼのしてるのはよかったです。
てぶくろは、右と左の2つ一緒で1組のてぶくろなのに、相方をおいて遊びにでかけてしまうてぶくろのくろすけ。たどり着いた公園では、たくさんのてぶくろの子どもたちが遊んでいるのですが、かたっぽだけのくろすけはみんなから仲間外れにされたりからかわれたりして、なんだかかわいそうでした。みんなにいじめられて、だらんと伸びてしまったくろすけの姿はショックでした。
結局くろすけは、お父さんお母さんがお湯で洗って編みなおして、元の姿に戻れたのですが、仲間外れにされるシーンのダメージが私には強すぎて、元に戻って良かったね、とニッコリ笑顔で終われる話ではなかったです。