冒頭に「『こどものとも』はこのほんで200ごうになりました。」とあるので、まず、子供が「こどものとも」を知っていなければなりません。我が家の年長、年中児は、単行本になったシリーズしか知らないので、よくわかっていないみたいでした。見開きごとに画風が違うのが楽しいです。お得感ありあり!しかも、切手の挿絵の中にも別の絵本の絵が描いてあったりするので、それがわかるともっと楽しめます。ぐりとぐらは理解していましたが、宮沢賢治の本の一節のパロディーは、我が家の子供たちには難しすぎました(原作自体が難しいので)。小学生ぐらいになって絵本を数々読んでいる子なら、最初から最後まで楽しめるでしょう。