動物園のそばに住んでいる「小さな犬」が、飼い主の”ひげを生やしたおじさん”と変装をして動物園に行くお話。
ここまでやるか?と言う変装を動物園に行きたい一心で犬がします。床屋でカット、帽子とワンピース靴下と靴、サングラスと手袋、そして香水。そして後ろ足だけで歩く練習をしていざ出陣です。夢が叶って、あざらし、ライオン、パンサー、〜〜そして おさるの小屋で近づいて見ようとした瞬間!
この絵本には、飼い主と犬が”しょんぼり帰るシーン”,”颯爽と動物園に入っていくシーン”,”あわてて逃げ帰るシーン”が、同じ構図で描かれています。それぞれの表情と、背後にいる”キリン””らくだ””リス”の動きや表情の変化を比較してみるのもおもしろいと思います。