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自信を持っておすすめしたい 裏表紙から開いてみると  投稿日:2017/03/08
トマとエマのとどけもの みちをたどるおはなし
トマとエマのとどけもの みちをたどるおはなし 作: 大庭 賢哉
出版社: ほるぷ出版
作者の大庭さんは、小学校中〜高学年の読物や大崎梢さんの小説の表紙絵でおなじみでしたが、絵本は初めてのように思います。

文字を読まず絵だけを眺めながら、トマとエマになった気分で道を進んでいくだけでも、お話がよくわかります。
それだけ絵が語っている絵本だと思います。

絵に描かれているものそれぞれに別の物語があり、見ているだけで想像できることもとても楽しく、世界がひろがるようです。

裏表紙に描かれた、トマとエマの様子から、実は裏表紙からも別の物語が始まっていることがわかります。

小学校の図書室で、中学年の子どもたちにそのことを話したら、みんな興味深げに手に取って、別の物語を味わっていました。

そして、この絵本の登場人物が、大崎梢さんの小説『忘れ物が届きます』の表紙絵にも登場していますよ。
いつか、この登場人物が主人公の絵本を読んでみたいです。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 裏表紙から開いてみると  投稿日:2017/03/08
トマとエマのとどけもの みちをたどるおはなし
トマとエマのとどけもの みちをたどるおはなし 作: 大庭 賢哉
出版社: ほるぷ出版
作者の大庭さんは、小学校中〜高学年の読物や大崎梢さんの小説の表紙絵でおなじみでしたが、絵本は初めてのように思います。

文字を読まず絵だけを眺めながら、トマとエマになった気分で道を進んでいくだけでも、お話がよくわかります。
それだけ絵が語っている絵本だと思います。

絵に描かれているものそれぞれに別の物語があり、見ているだけで想像できることもとても楽しく、世界がひろがるようです。

裏表紙に描かれた、トマとエマの様子から、実は裏表紙からも別の物語が始まっていることがわかります。

小学校の図書室で、中学年の子どもたちにそのことを話したら、みんな興味深げに手に取って、別の物語を味わっていました。

そして、この絵本の登場人物が、大崎梢さんの小説『忘れ物が届きます』の表紙絵にも登場していますよ。
いつか、この登場人物が主人公の絵本を読んでみたいです。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい ひろいところで読んでみると  投稿日:2017/03/08
ぱーおーぽのうた
ぱーおーぽのうた 作・絵: きくち ちき
出版社: 佼成出版社
きくちちきさんの絵本は、読み聞かせで遠くから絵をみてもらったほうが
その魅力が伝わると思います。

この絵本も、未就園児(0〜3歳)が集まる
子育て支援センターのおはなしの時間に読みました。

まず、迫力ある絵にみんな目をひく様です。
そして、言葉。リズミカルですんなりと心にはいっていくみたいです。
読み進めると、子どもたちがどんどん絵本に近づいてきて
ぱーおーぽを指さしながら、自分がちいさなゾウになった気分で
見ているように思いました。

私は、「はいえなばいばい、さようなら」のページで
ハイエナたちのざんねんそうな顔が印象に残りました。

小さな子どもたちがあつまる場所での読み聞かせにぴったりの
絵もことばも読んでいてとても楽しい絵本です。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい どうぶつの目が優しい。  投稿日:2010/01/14
こんにちは どうぶつたち
こんにちは どうぶつたち 作: とだ きょうこ
出版社: 福音館書店
1歳のお誕生日のブックスタートでこの絵本を紹介し、
プレゼントしています。

ブックスタート事業開始前に、この絵本を選んだときは、
少し読み聞かせしにくいかなと思っていましたが、
そんなことはありませんでした。

登場する動物は、どアップなのです。
そしてどれもとても優しい目で、
絵本を見る赤ちゃんのほうを見ているようにみえます。
それが、赤ちゃんにとってとても安心する様子です。

赤ちゃんによっては、気に入る動物気に入らない動物が
あるようで、そうした気持ちが表情にあらわれます。

こちらで思っていたよりも、
この絵本を気に入る赤ちゃんが多く、「こんにちは」という
言葉かけに対する反応もとてもいいです。

あまり知られていない動物(カピパラ)が
とりあげられていますが、
赤ちゃんにとってはそんなことは関係なく、
「自分を優しく見てくれている目」と
その動物の写真を見せながら、お母さんなど身近な大人が
語りかけをしてくれることが大切なんだなぁと
感じさせてくれます。

写真絵本としては、写真をとても考えて撮っている絵本で
どんな写真絵本を買おうか迷っておられるのであれば、
この本をまずおすすめしたいです。
参考になりました。 3人

自信を持っておすすめしたい 大きな教室での読み聞かせにもピッタリ!  投稿日:2010/01/14
ウェン王子とトラ
ウェン王子とトラ 作・絵: チェン・ジャンホン
訳: 平岡 敦

出版社: 徳間書店
大教室で行った小学校4〜6年生対象のブックトークの中で
1冊読み聞かせしました。

大教室しかもブックトークの終盤で読み聞かせをはじめましたが、
読み手である私にはっきりとわかるくらい、
子どもたちがこの絵本のものがたりに集中していく様子が
伝わってきます。

読み聞かせもブックトークも数え切れないくらい
行ってきましたが、読んでいてここまで、
聞いている子どもたちがものがたりの世界に入っていく様子を
実感できた本は初めてでした。

ものがたりの展開と見事な絵が、まるで映画のように
絵本からひろがっていくようです。
スケールが大きいです。

ただ、どの絵本にも言えることかもしれないのですが、
言葉は、読み手との相性もあるかもしれません。
私にはとても読みやすく口にのりやすかったのですが、
同じ職場の同僚は読み聞かせをしにくいと話していました。

読み聞かせは、幼稚園でも低学年でも高学年でも中学生でも
いけると思います。

私にとって、読み聞かせの鉄板ともいえる、
大好きでとても大切な絵本です。
同じ作者の絵本はほかにもありますが、こちらのほうがオススメ!
参考になりました。 2人

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