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日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?(童心社)

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きゃべつ

ママ・50代・埼玉県、男の子23歳 男の子20歳

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自己紹介
幼稚園・小学校で10年近く読み聞かせをしてました。子供たちに良い本はないかとこちらにお世話になって、
ずいぶん長い月日が流れました。こうして、絵本と触れ合いながら楽しく生活できたのも、絵本ナビさんや皆さんレビューのおかげだと、しみじみ思うこの頃です。
                     
 4年前に大病を患ったときは、病室にも絵本を持っていきました。細かい字を追うのは体力的につらい時も、へ本なら大丈夫。大人向けの絵本・お気に入りの絵本は心の支えになりました。
絵本は子供だけのものではなく、良い作品な大人が何度読んでもまた感じ方が違うし、励ましてくれる存在と思うようになりました。細々とこれからも絵本を楽しんでいきたいと思っています。
2019年秋
好きなもの
好きな作家
長新太・荒井良二・谷川俊太郎・レオ・レオーニ・いとうひろし・安野光雅・ねじめ正一 長谷川義史 大島妙子 高畠純
この人たちの作品には評価が甘いかもしれません(笑)

好きなこと
日本美術史を学んでいました。洋画も日本画も好きです。
料理と食べることが好き。食べ物絵本のレビューは多いです。
ナンセンス絵本 癒しになります。
昔はピアノを弾いてましたが、今は体調でちょっと無理ですが、音楽鑑賞は今も好きです。
辻井伸行さんの演奏が好きです。

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きゃべつさんの声

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自信を持っておすすめしたい かわいい  投稿日:2019/10/22
そんなに みないで くださいな
そんなに みないで くださいな 作: accototo
出版社: KADOKAWA
かわいいマトリョーシカの表紙に惹かれ、試し読みで読ませていただきました。

ふくださんのかわいいわかりやすい絵は、大人の私が見ても和みます!
そんなにみないでくださいな・・というセリフのあとに、次のページで少しずつ変化していきます。
こういう本は、小さい子ははまります・・。小さい子の読み聞かせに使いたい感じだなーと思いました。
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自信を持っておすすめしたい おもちゃにとっての幸せって?  投稿日:2019/10/22
ビロードのうさぎ
ビロードのうさぎ 作: マージェリィ・W・ビアンコ
絵・訳: 酒井 駒子

出版社: ブロンズ新社
秋冬のクリスマスシーズンになると読みたくなります。

原作も持っていますが、絵本ではありません。長い文章に少し挿絵がある程度で、酒井駒子さんの挿絵で情緒的な絵本になっています。

少年に大切にされていたウサギのぬいぐるみが、ある日切ない運命になるこのお話はあまりにも有名です。

おもちゃにとっての幸せは本物になることなのか
そこにいつも引っかかってしまい、なかなかレビューガ書けませんでした。

愛されたおもちゃにはご褒美がある。意志を持って動けるようになる。
自分に起こった奇跡を、ウサギはきっと大事に生きていくのだろうなあと思います。、

善い行いをすると転生した時も幸せになれるという欧米独特の考え方が、背景にあるのかなあと思いました。

素敵なお話だけれど、読むたびに考えさせられます。
単純に、おもちゃを大切にしようねで終わらせたくないお話です。
大人が何度読み返しても、また読後感が違います。
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なかなかよいと思う ブタ君の一日  投稿日:2019/05/14
ぶた
ぶた 作・絵: ユリア・ヴォリ
訳: 森下 圭子

出版社: 文溪堂
ソファーで気取っている豚の絵がユーモラスだったのでよんでみました。
お友達と遊んだり、いろいろなことに挑戦したり、アクティブだなーと思いますが、小さい子には難しい?大人のほうが楽しめるかと思います。

ページは細かく小回りになっていて、それぞれかわいらしいイラストなので、一人でじっくり見る感じです。
豚君の生活をのぞき見気分で楽しみました。
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自信を持っておすすめしたい 黙って町を守っている姿が切ない  投稿日:2019/04/25
ダム・キーパー
ダム・キーパー 作: トンコハウス
出版社: KADOKAWA
街の水車小屋の上でダムを守る仕事をしている豚君のお話です。
身なりが汚いからと、いじめられても自分の仕事を言わないで耐える姿がとても切なく思いました。
特に小学校時代は、少し異質な子は住みにくい子供たちだけの世界があります。

どうして、子供は異質なものに敏感なのかなーと・・しみじみ思いながら読みました。このお話は先生は出てこないで、ひたすら子供たちの友情を描いています
内容はシビアですが、絵がとてもかわいいのが救いです。豚君によき理解者が表れてよかったです。理解をしてくれる友達がいることはとても子供にとって心強いです。
シリアスなお話だけに、二匹で絵を描く場面がとても素敵で華やかに思えます。

学校の読み聞かせにぜひ使いたい作品です。
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なかなかよいと思う 掃除しないと・・  投稿日:2019/03/09
れいぞうこのおくのおく
れいぞうこのおくのおく 作・絵: うえだ しげこ
出版社: 教育画劇
冷蔵庫で忘れられそうになったチーズが主役って、、それは子供たち向けではなく親に掃除をしろということでしょうか。

冷蔵庫で、必死に前に出ようと頑張るチーズ君には、素直に応援の気持ちをもって読みました。

うちではチーズは、大好きなので残ることはないのですが、
奥の奥に眠った食材をたまに作ってしまいます・・。この作品を詠んだ親は皆、翌日はお掃除しそうですね。

親は面白く読みましたが、子供はどうなのだろう。うちにも何かありそうだと、帰宅して冷蔵庫を確かめてくれたら、ラッキーですね。
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自信を持っておすすめしたい イチゴに宇宙を重ね合わせて‥  投稿日:2019/02/28
いちご
いちご 作・絵: 新宮 晋
出版社: 文化出版局
季節柄、イチゴの絵本をいろいろ見ていてこの本が目に留まりました。
アート的な絵本が好きな私は、表紙に描かれている力強いイチゴの絵に惹かれました。

イチゴの成長を描いた絵本ですが、教育的でもなくどちらかというと文学的なポエムのような絵本です。作者の新宮さんが、どれだけイチゴが好きかということがよーくわかりました!
とにかくイチゴへの愛が感じられます。

イチゴを小宇宙に重ね合わせていることが印象に残りました。
ちょっと哲学的なイチゴの成長本。
大人が読んでも読みごたえがあります。
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なかなかよいと思う 食べるの?  投稿日:2019/02/21
おともだち たべちゃった
おともだち たべちゃった 作: ハイディ・マッキノン
訳: 中西 史子

出版社: 潮出版社
数々の絵本を見てきた私ですが、この展開には驚きました!
お友達を食べてしまうって、すごいですね。

お友達を作ることに、大きすぎるも小さすぎるもないのになと、もどかしく思いながら読みました。
小さいお子さんたちはこのお話、どうとらえるのかな・・

食べるという行動は何なのだろう?自分のものにしたくて食べてしまうのか・・なんとなく食べてしまうモンスターなのか。
そして、衝撃の結末にもびっくりです。

大人としては楽しく読みました。
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なかなかよいと思う 親として子供の可能性を信じること  投稿日:2019/01/08
いつか あなたが おおきくなったら
いつか あなたが おおきくなったら 著者: エミリー・ウィンフィールド・マーティン
訳: なかがわ ちひろ

出版社: サンマーク出版
私は子供たちが生まれたばかりのころはこんな風に子供たちの未来を考える余裕がありませんでした。
正直、毎日毎日のその日のことに精一杯だったように思います。

今、子供たちが中学生と高校生になり、この作品に触れて、子供が血が小さい時を感慨深く思いだしながら読みました。

余裕をもって育てることはできなかったけれど、上の子は17歳になり、一人の大人として話をすることができるようになってきました。やりたいことを見つけ、それにむけて頑張っています。
少し大人びてきて、一対一の対等な話ができるようになり最近は楽しみになってきた地長男のことも思いました。

私は数年前に病気をし、ほかの人より命の期限に敏感に生きています。大きくなるまで見守れるかわからないです。だからこど、少し突き放して楽しみだなーと思えるこの本の一文一文が、心にしみてきました。
曲がった人に育てた覚えはないけれど、この本のような心境にはまだまだいかないところもあります。
でも、親として子供の可能性を信じたいなーと改めて思いました。
参考になりました。 2人

なかなかよいと思う 長子の宿命だけど・・  投稿日:2018/11/20
ぼくのばしょなのに
ぼくのばしょなのに 作: 刀根 里衣
出版社: NHK出版
幻想的な絵が魅力の利根さんの作品なので、読んでみました。

それまでは、僕のお気に入りだったところはママの足の下。
でも、その大事な場所が卵を温めるために使われてしまった僕。仕方がないけど長子の宿命です。
毛布にくるまったり、いろんなことをで気を引こうとするお兄ちゃんがとてもいじらしいです。

上の子の赤ちゃん返りに私も手を焼いたので、昔を思い出しながら読みました。もう少しお兄ちゃんにも優しくしてあげたらよかったのかなと・・親としての反省を込めて。
この作品を上の子が小さいときに読ませてあげたかったような気もします。

親はいつでも子供たちのことを平等に愛情を与えてるつもりなのだと、上のお子さんたちにわかってもらえるといいなと思います。

利根さんのほんわかとした絵が優しい気持ちにさせてくれますね。
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自信を持っておすすめしたい 大人向けかなー  投稿日:2018/11/15
モミの木
モミの木 作: ハンス・クリスチャン・アンデルセン
絵: サンナ・アンヌッカ
訳: 小宮 由

出版社: アノニマ・スタジオ
有名なアンデルセンのモミの木のお話は、何度読んでも切なくなります。
今ある場所に感謝の気持ちを持たず、不平ばかり言ってるととんでもないことになるよ。という掲示は、闘病中の私にとっては本当に身に沁みました。
私は闘病中ということもあり、思うままにならないことも多いので、モミの木の気持ちもよくわかります。

モミの木の姿を見ていて、人の忠言はきちんと聞き入れて素直な気持ちでいないといけないと、改めて自分自身にも言いきかせました。
サンナ・アンヌッカさんの絵がとても素敵ですが、どちらかというとデザイン化されたイラストは大人向けかなーと思います。
子供よりも大人へのプレゼントに喜ばれそうです。

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