全109件中 11 〜 20件目 | 最初のページ 前の10件 1 2 3 4 5 ... 次の10件 最後のページ |
もっとしりたい
|
投稿日:2009/10/21 |
こういう話、大好き。ないしょだけど、ほんとだよ、なんて言われたら、聞き耳たてずにはいられません。
無愛想なワニがバナナに出会い、
ライオンの牙は思わぬ再生を果たし、
シマウマのしっぽは意外な利用法があり、
ヘビは献身的で、
ゾウは機敏。
引き込まれる語り口に高畠純さんの絵がぴったり。
まだまだありそうな、アフリカのないしょばなし、もっと聞きたいものです。
|
参考になりました。 |
|
1人
|
|
|
声も楽器に
|
投稿日:2009/10/14 |
こまごまと描かれた表紙。くま、ベレー帽、楽器、すべて惹かれる要素十分です。
初見から音読してみましたが、優しい語感に酔いました。
雨の風景も、月夜の風景も、明るい秋の風景も、寒々とした晩秋の風景も、どれもそのままでも いとおしいのに、楽器の音色で変化するのですからたまりません。
絵本として楽しむことはもちろん、声に乗せて朗読で楽しむのにもぴったりの作品に出会えて、とても嬉しいです。
|
参考になりました。 |
|
0人
|
|
|
まつぼっちゃん
|
投稿日:2009/10/08 |
まつぼっくりとトイレットペーパーの芯で人形を作ろうとおもってたところだったので、導入にぴったり!と、手にしました。作った人形のネーミングは<まつぼっちゃん>で決まりです。
第一弾の「どんちゃんぐりちゃん」は知らなかったので、ぐりちゃんが帽子を取られてしまうという<お約束>展開はわかりませんでしたが、子供達は、<とられちゃって困る〜>感じは共感できるようだし、その後の3人の出会うハラハラドキドキもわかりやすく、聞き入ってました。
どんちゃんぐりちゃんまつぼっちゃん、という音とリズムが楽しいのもポイント。♪どんぐりころころ♪や♪まつぼっくり♪の歌を歌いながらの、秋にぴったりの絵本ですね。
|
参考になりました。 |
|
0人
|
|
|
うふっ
|
投稿日:2009/06/21 |
身近な物の何気ない動きを、美しい写真で魅せてくれます。
一見、赤ちゃん向けのようにも思えますが、なんのなんの。中川さんご本人の読み聞かせの時、大人がみんな、うふっ!となった小粋な絵本です。年中さん年長さんに読みましたが、やはり、うふっ、あはっ、ぷぷっetc。
シンプルなアイディアの魅力に脱帽です。
|
参考になりました。 |
|
0人
|
|
|
思わずあちこちさわってみた
|
投稿日:2009/05/29 |
しっぽ、け、うろこ、しょっかく、超音波、
人間を定義するときに、あまり出てこない「材料」ですが、むずむずしたり、ざわざわしたり、そわそわしたり、ぴくぴくしたりをつきつめていくと、ああ、この辺にありそうだ!というものばかり。
なかがわちひろさんが、これをユニークに語って描いてくれています。
ん〜〜、ほんとにおもしろい!
そして深い。
胸に手をあててゆらゆらふわふわと遠い記憶をたどり、広い宇宙を感じました。
|
参考になりました。 |
|
0人
|
|
|
デパートが迷宮だった頃
|
投稿日:2009/05/29 |
1969年初版のものの復刊です。
谷川さんも和田さんも30代。絵も言葉も遊び心もぴかぴかしています。
私は10歳でした。このころは、デパートは最高の娯楽施設。子供にとって用があるのはおもちゃ売り場や屋上の遊園地だけなんだけど、そのほかの「大人の場所」も魅力的でした。
エスカレーターやエレベーターもどきどきの「乗り物」。
地下食料品売り場のキャンディーカルーセルなんて、40代以上の人じゃなくちゃわからないのでは?
10歳ですらおっかなびっくりの迷宮を、5歳のしのちゃんが、ひとりで冒険します。うらやましい!
でも、大人と一緒に歩いていたあの頃だって、子供というものは一人で冒険する想像でいっぱいだったんだよなあ、と懐かしくなりました。
今の子供たちは、大型ショッピングモールで、そんな気持ちを味わってるのかなあ・・・疲れ切ってる顔しか見かけないけど・・・
|
参考になりました。 |
|
0人
|
|
|
流暢な日本語
|
投稿日:2009/05/11 |
50音をこんな風に遊べるなんてとても素敵なのですが、いわゆる差別用語が含まれていることもあり、オリジナルでの復刊は難しいかもしれません。でも、ナンセンスのセンス(?!)が抜群で、長さんとのコラボレーションもどんぴしゃり。子供たちが自分で絵を考えるのも一興でしょう。音読もお絵かきも楽しい作品です。
ただ、73年出版当時は、意味がわからなくても聞いたことのある「大人用語」だったはずの言葉の数々が、今や大人も、???になってやしないかと心配ではありますが・・・
アナウンサーでさえ日本語が危うくなってる昨今、この本をペラペラペラっと読み上げられたら、子供たちに良い刺激となるかなあと思いました。
|
参考になりました。 |
|
0人
|
|
|
こんなに楽しい!
|
投稿日:2009/05/08 |
今、あちこちで「小さな」小学校が、廃校になり統合されています。その理由は大抵、「○○人しかいない学校に、光熱費や人件費をかけるのはもったいない」という大人の事情なのに、表向きは「少人数では、社会に出たとき困るから」などという余計なお世話的偽善で進められていくのです。残念で悔しい限りです。
そんな大人の責任回避といやらしさに、ふんわりと問題提起をしているとも言えるこの作品。とてもいいです。
書き出しが
ここは、やまがたけんの やまのなかにある たらのきだい分校です。
分校には、19にんのせいとと ふたりの先生がいます。
ちいさな ちいさな がっこうです。
となっています。これが「19にんのせいと{しか}いません」だったら読み進めなかったかも知れません。
19にんのせいとと ふたりの先生がいます。
この言い方一つで、教育のありかた、作者の暖かさが伝わるのです。
田植えから収穫祭までの間を舞台として、自然の中での魅力的な授業や、2年生のさつきと1年生のあいの心の交流を軸として展開する物語は、どの登場人物もエピソードも奇をてらうことなく、淡々と描かれていきます。こんな場面がいいですよと紹介するより、とにかく読んでください!という感じです。
|
参考になりました。 |
|
0人
|
|
|
オバマ大統領が!
|
投稿日:2009/04/22 |
ホワイトハウスの恒例行事で、イースターに子供たちが招かれたというニュースを見ました。大統領の読み聞かせコーナーも紹介されており、手にしていたのがこれ!原題「WHERE THE WILD THINGS ARE」と読み上げるオバマ大統領の声色には既におもしろさが漂っていました。WHEREという発音とWILDという発音と最後のAREという発音で、怪獣の吠え声みたいな雰囲気が出てたんです。全部聞いてみたかったものです・・
おそらいろさんのレビューにあるように、忠実な日本語訳もとてもいいですね。どちらでも、字だけで表現されている最終ページのひとことに心が温まります。
子供時代の壮大な想像力と、母親の思い、最近になって、この本の魅力にぐっときています。
|
参考になりました。 |
|
0人
|
|
|
あーしたり、こーしたり
|
投稿日:2009/04/07 |
ひよこが遊び相手を探して歩く「あーそぼ」
自分は泳げないと思いこんでる熊が海に行く「くまはおよがない」
いろんな天気の絵を見ながら自分でお話を考える「おはなしつくろう」
いろんな身振りをしながら読み進める「わにがカプッ!」
扉のしかけがついている「おことわりだい!おおかみどん」
という5つのお話が入っています。
工藤直子さんの訳がとっても良くて、素語りもいけそうなお話ばかりですが、絵も素敵なので、様々な楽しみ方ができる、ともかくお得な1冊です。
|
参考になりました。 |
|
0人
|
|
|
全109件中 11 〜 20件目 | 最初のページ 前の10件 1 2 3 4 5 ... 次の10件 最後のページ |