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詩を好きになる本
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投稿日:2007/05/31 |
かの北原白秋もマザーグースを訳したけれど
このマザーグースの本は、天才谷川俊太郎さんの現代語の訳
そして天才堀内さんの絵が秀逸で
他の本とはグンッと差をつけてこどもを惹きつけます。
ラベンダーは青い…
その詩につけられた絵の青はまさにラベンダー色。
こどもたちが、まだラベンダーってどんなものかわからなくても、
絵からは香りまでしそうなほどです。
ロンドン橋
猫とバイオリン
ハンプティ・ダンプティなど
有名な詩(谷川俊太郎さんの訳)と堀内さんの絵のコラボレーションは、
もう国宝ものだと思います!
「詩」の好きな子に育てたい方はぜひ!
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あったべちゃった
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投稿日:2007/04/20 |
おそらく日本で最初に描かれた油絵の絵本です。
どうぶつえんにあさがきた…と始まって
きれがよく、暖かなことばに導かれて
こどもたちは、いつの間にかかばくんと一緒に
柵の中から、動物園にやってきたこどもたちを見上げています。
保育園の給食で苦手なキャベツを食べたお友達に
「あったべちゃった」と思わず言った女の子。
静かな絵本ですが、こどもの心に染み渡るのでしょうね。
かばくんたちと一緒に描かれた
かめのこ が とても良い味を出しています。
3歳前後の暴れん坊さんにぜひ呼んであげたい1冊です。
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チャンバラが好きになったらはずせぬ1冊
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投稿日:2007/04/20 |
男の子たち、3〜5才になるとチャンバラが好きになりますよね。
そんなこどもたちに絶対はずせない!と思う1冊…いやこのシリーズです。
この本に地文はありません。
つまり「…とあさたろうは思いました」というような
すました文章はなく、
「ハッ!」とか「たあぁっ!」などの勢いのある言葉で
ぐんぐんお話が進んでいくのです。
主人公はネギボウズ。
いろいろあって旅に出るあさたろうですが、
必殺技は ネギ汁ピュピュピュッ!なんですよ〜
講談調な語り口で文章が簡潔なのも、
こどもたちに人気なのでしょうね〜。
股旅ものが好きな飯野さんが、
ノリにのって描かれたシリーズ、
まだまだ続編が出ていますが、
もう、続きが読みたくて読みたくて仕方なくなりますよ〜!
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2才の息子も気に入った!
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投稿日:2007/04/20 |
本棚にある洋書版を探し出してきた2才の息子
何故かこの本が大好きになりました
彼はまだ、たくさんの動物の中に
自分が知っているものを探すのが楽しいようですが、
それでも おふねのったね〜 と
動物たちの安否を気にしながら 楽しんでいます。
ノアが箱船を作り、動物たちをつがいで乗せ
世界を覆う嵐の中を 箱船の中で暮らす様子が
本当によく分かります。
動物たちが船を下り再び陸に戻った時の
船の中の、草などがちらかった荒れた様子で
レクリエーションで船に乗った訳じゃないと伝わります。
スピアの絵の素晴らしさでしょう
お話がなくったって、
ノアの箱船のお話がうろ覚えだって大丈夫
だって 全部 絵に描かれているんですもの
こどもと一緒に 絵を見ながら
色々お話を作りながら読んでいけば良いのだと思います。
そしていつかノアの箱船の話しを知った時
このスピアの絵の的確さが 確認されるのだと思うのです。
美しい絵は、それだけでストーリーを
伝える力があるのですね。
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心があったかくなります!
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投稿日:2007/04/20 |
この絵を一度見たら、続編を探すのは簡単!
それほど、印象的な水彩画がすてきです。
事実 私も 図書館で
背表紙だけで続編を探し出しました。
(タイトルどころか、続編があることも知らなかったのに!)
「かあさん」が毎日立ちっぱなしのウェイトレスをして、
一家を支えている、女だけの3人家族。
3人は倹約して おおきな瓶に小銭を貯めている。
世界一の椅子を買うために。
ふわふわの おおきな ばら模様の 赤い椅子。
その椅子を手に入れるまでの
家族のお話です。
読後こころが暖か〜くなります!
シリーズを通して 様々な人種のこどもたちが、
自然に描かれているところも すてきです。
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ちょっぴり怖い秋の稔り
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投稿日:2007/03/26 |
こどもたちに大人気の「やまんばのむすめ まゆ」のシリーズで、まだハードブックになっていなかったこの1冊が、この春「こどものとも社」から限定セットの1冊として出ます。こどものともを保育園や幼稚園で買っておられる方は、保育園の先生にご相談されるとよいのではないでしょうか?一般書店には並ばないので…。
「ぶかぶかぶー」という
赤くて
大きくて
まあるくて…
怖いものの正体を確かめに
まゆは 1人森の奥へむかいます。
木の陰から奥の方をこわごわのぞいている
まゆの表情がすてきです。
こどもって 怖いけど 見たい
見たいけど 怖い という気持ちで
ゆれうごきながら、前に進んでいくんですよね。
やっと見つけたぶかぶかぶーに
ていねいに挨拶するところが さすがまゆ!
それを無視するぶかぶかぶーに
怒って 立ち向かっていくところが やっぱりまゆ!
後ろ表紙の まゆの
満足そうな顔が何とも言えず かわいいです。
食卓でも「あっ今日はぶかぶかぶーだ!」と
2才の息子も 言ってます。
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まゆの原点!
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投稿日:2007/03/18 |
評価の星の数が足り無いくらいの傑作!
絵本でおなじみの、やまんばのむすめまゆ の話しの
一番初めの本です。
富安陽子さんのデビュー作!
絵本ではなく、児童文学 です。
保育園でいうと年少さんから年中・年長さんが
楽しめるお話がちりばめられた
文字通り
「宝石箱」のような素晴らしい一冊です。
短い話しも、ちょっと長い話しもあります。
やまんばの冷蔵庫は 柏林。
その林の中の古木のうろに 色々な食品を貯蔵しているのです。
やまんばは そのうろから木の実を出す時に
「わざと」こぼしながら 取り出すのです。
??
それは冬の寒い間のキツネたちのごちそうにするため!
(「柏林」)
まゆのお誕生日には、山の頂上にでっかいかまどを13作って、動物やモッコたちにご馳走をふるまうのです。
山の頂上でお日さまの光で焼く、誕生日ケーキ!
雪女の吐く息で凍らせるアイスクリーム!
こけもも酒 栗の蜜煮 やまんば餅 …
こどもたちの喉が ゴクンとなること請け合いです。
(「星の夜祭り」
やまんば母さんに止められたのに、ちいさいモッコの白ボウズの秘密を知りたがったまゆと友人の人間の子啓太。白ボウズの秘密は、空から落ちた星を生き返らせることだったのに、2人のせいで星が死にかけてしまい…
(「やまんば山の夏」)
本当に名作揃いです。
絵本に出てくる「ガタロ沼」の秘密もわかります。
まゆが大好きなこどもは絶対よまなくちゃ損!
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うちの園では砂こぶた
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投稿日:2007/01/27 |
ずぶずぶずぶ と泥に沈む
ちょっと冷たくて とろっとしている泥
触っていると気持ちが落ち着く
こぶたは泥に沈んでいるのが一番幸せ!
でも
それを見ている方は ちょっとね…
このこぶたがすんでる農家のおかみさんも
泥だらけを見るのは面白くなくて
泥をなくしちゃったんです。
そこでこぶたは家出するんです
泥を求めて
あっちの泥 こっちの泥
試してみても ああ恋しいわが家の泥!
それが分かったおかみさんが…
うちの保育園では
どろんここぶた ならぬ 砂こぶたが出現
せめて保育園にいる間は
幸せの砂を取り上げたりしないように
気をつけてます…(^_^;)
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自分のことだと思ってる?
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投稿日:2007/01/06 |
こぶたは、どろんこに沈んでいるのが好き。
ずずず〜と沈むと、安心して幸せなのです。
でも
世の中にはおせっかいな人が沢山いて
余計なお世話を焼いてくれるものです。
で
この子豚も何よりも好きなどろんこを失ってしまう
でも
子豚はどろんこを探しに旅に出る
そして
ついにおせっかいを焼いた家族(人間)が
そんなにすきなら…って泥んこを戻してくれる
そういう
「幸せ」な話しです。
随分昔に出た本ですが、
根強い人気を誇る一冊。
泥んこ好きな小さい子は「自分のこと!」と思って嬉しい。
自分の居場所を探してる大きな子も
やっぱり楽しめるステキな本です。
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こどもには本物を
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投稿日:2007/01/06 |
こどもだから、この程度でよいわ
というような本をこどもは嫌います。
この「いちご」を描いた平山さんの絵は
手かげんのない、まっすぐな絵。
だから、保育園で読んでやると
み〜んなこの絵本が大好きになります。
0才の赤ちゃんだって、この絵に手を伸ばします。
本当に食べられそうな気がするのだと思います。
「おいしそうじゃねえ」と2才はうっとりします。
「おれ こっちの方がええわ」と3才はわくわくします。
年齢を問わず楽しめるステキな絵本です。
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