はじめてのクリスマス（偕成社）

人気コンビがおくる、新作クリスマス絵本

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ためしよみ

多夢

ママ・60代・兵庫県、女の子24歳

自己紹介: 娘への読み聞かせがきっかけで、絵本が好きになりました。
今は、自分が楽しむために読んだり、
幼稚園や小学校での絵本の読み聞かせをしたりといった形で、
絵本との関わりを持っています。

　　　　　　　　　　　　　　　(2024.3.27)

好きなもの: 絵本作家　　村上康成さん、とよたかずひとさん 童話作家　　佐藤さとるさん、あまんきみこさん 新日本画家　　中島　潔さん 猫より犬派　コーギーが大好き。 好きな料理はカレーライス。 アニメは名探偵コナン。親子で毎年映画を観に行っています。

ひとこと: 現在の感想の傾向としては、幼稚園や小学校での読み聞かせの感想、自分自身で読んだ感想が主になっています。 私の感想が少しでもお役に立てれば幸いです。 絵本ナビさんには、常に様々な情報を提供して頂きありがとうございます。 初めて絵本ナビに感想が掲載されて、１９年になりました。 絵本ナビさんとは、長いお付き合いをさせていただいています。これからも宜しくお願いします。 ひとりでも、絵本の好きな子どもが増えますように。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（2024.3.27）

多夢さんの声

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友達と一緒に散歩が楽しい。　

投稿日：2006/04/24

ぞうくんのさんぽ
	作・絵: なかのひろたかレタリング: なかのまさたか出版社: 福音館書店

ぞうくんがいい天気なので、散歩にでかけます。
途中で、かばくん、わにくん、かめくんに出会います。
「いっしょにいこう。」と、ぞうくんが誘うと、「せなかにのせてくれるならね。」
気の優しいぞうくんは、かばくん、わにくん、かめくんを背中にのせて散歩します。
みんなで一緒に散歩します。
ぞうくんは、「うん、うん、おもいぞ」と、足取りが危なくなって・・・

ぞうの背中に、かばやわにが乗るなんて、普通では考えられないことだけど、絵本だから出来るお話。
友達と一緒に散歩できたら楽しいでしょうね。
少々重くっても、へっちゃら？
優しい絵にほのぼのとしたお話。
みんなで、水浴びするところが楽しそうで、友達っていいなって感じ。

１～２歳くらいが、一番楽しめる絵本だと思います。
もう少し、暑くなって水が恋しくなるような、水遊びの時期に読んであげて。

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素敵！　

投稿日：2006/04/24

くれよんのくろくん
	作・絵: なかやみわ出版社: 童心社

絵本の存在はずっと以前から知っていました。
いつか、読みたいと思っていて、ようやく、手にすることが出来ました。
ところが、娘に読んであげると、いまいちの反応が。
実は、もう、すでに幼稚園で遊んだことのあるものだったのです。だから、共感を持つと思っていたのが、最後の感動はあまりなく、私としては失敗したかなって思いました。
でも、まだいろいろなメッセージが隠されているので、機会があればまた、読んであげたい一冊です。

クレヨン達は、真っ白い画用紙を見つけて大喜び。
きいろくんはちょうを、あかさんとピンクちゃんはお花、みどりくんときみどりさんははっぱと、次々に描いていきます。
ところが、くろくんだけは「くろくされたらいや！」といって、仲間に入れてもらえません。

いろいろな色を使って遊ぶ楽しさが伝わってきます。
くろ色だって、とっても素敵な使い方があるのを教えてくれてます。
絵を描くときの擬音が、いろいろあって楽しく読めます。
また、みんながけんかしても、くろくんのお陰で、素敵な絵に変身して、仲直りできるところは、友達の大切さがわかります。
シャープペンのおにいさんの存在も大切です。
誰かアドバイスをしてくれる存在がいることは素敵なことだと思います。それは、親だったり、先生だったり、おにいさんおねえさんだったり、近所のおばちゃんだったり・・・
みんなに仲間はずれにされて、嫌な思いをしたくろくんだったけど、すりへった頭と破れた紙は、素敵だなって。

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むずかしいけど、時間をかけてじっくりと。　

投稿日：2006/04/24

どこどこ？セブン(6) ゆめ
	著: 藤本真出版社: 自由国民社

まちがいさがし絵本。
まちがいさがしだけど、ちゃんと、お話にもなっています。
この絵本は、「６にんのこびとと１ぴきのねこ」のお話。
夢の世界からきた不思議なねこと、６にんのこびとが、夢の話をします。
そして、その夢の世界には、それぞれ７つのまちがいが。
２度楽しめるとっても、贅沢な絵本です。

娘は、むかしからまちがいさがしが大好きで、目を皿のようにして探しています。
とっても気に入ったようで、主人に買ってもらう約束をしていました。
ただ、この絵本は、むずかしさが★４つなので、娘にはやっぱりむずかしそう。
それでも、時間をかけてじっくり楽しんで探しているのでいいかなって思います。

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あ！あかさんが・・・　

投稿日：2006/04/24

きんぎょのかいすいよく
	作・絵: 高部晴市出版社: フレーベル館

フーちゃんと一緒に、金魚のあかさんが初めての海水浴に出かけます。
海水浴場で、友達になったくろくんたちと一緒に一日中思いっきり楽しみます。
ですから、二人が帰るころには、フーちゃんもあかさんも真っ黒に。

懐かしさを感じる絵に、ナンセンスなお話。
とっても、笑えるお話ですが、いかんせん、私にはあまり受け付けられない。
娘が、借りてきたのですが、反応はいまいち。
でも、好きな人はたまらなく面白いお話だと思います。

今、まだ早い内容ですが、夏に、ぴったりなお話です。

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ほのぼのとしてほほえましい　

投稿日：2006/04/21

おでかけのまえに
	作: 筒井頼子絵: 林明子出版社: 福音館書店

楽しみにしていたピクニック。
その朝、あやこちゃんは、おかあさんのお弁当のお手伝いをしたり、おとうさんの服をカバンに入れるお手伝いをしたりと、待ちきれない気持ちがすっごくでています。
でも、「あら、あら、あら」
よくみると、お弁当もカバンも大変なことに。
それに、自分はまだパジャマのまま。
はたからみていると、ほほえましい光景ですが、でも、実際自分の娘がしでかしたらきっと、爆弾が落ちていることでしょう。
あやこちゃんのおかあさんは、理想のおかあさんです。
もっと、子供の気持ちを汲めるようなやさしいおかあさんで
いたいですね。

我が家の娘も、自分の事は棚にして、おとうさんの世話ばかりやくんです。
自分の事が出来てからしてよって、いつも思うのですが・・・

林明子さんのほのぼのとして優しい絵が、お話全体をほほえましくさせています。

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雨の日が楽しくなる本！　

投稿日：2006/04/20

復刻版ちいさいモモちゃん3 あめこんこん
	作: 松谷みよ子絵: 中谷千代子出版社: 講談社

最近やたら、雨が多い。雨の日は、気がめいる人がおおいかも。でも、雨だって、見方を変えれば、結構楽しいよ。

傘を買ってもらったモモちゃんは、早速傘をさしたくてウズウズ。でも、外は雨が降ってない。それでも、嬉しくて雨降りごっこを始めます。
「あめこんこん、ふってるもん。」
リズミカルな文章に、聞いていて楽しくなります。
モモちゃんシリーズでは、この絵本が一番好き。

雨の日は、娘と一緒に傘さして、「あめあめふれふれ、かあさんが・・・」と二人で歌って、楽しい時間を過ごすこともあります。
皆さんも、雨の日を楽しんでください。

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楽しいごっこ遊び。　

投稿日：2006/04/20

モモちゃんとこや
	作: 松谷みよ子絵: 武田美穂出版社: 講談社

小さい頃は、どうしてもお母さんが髪を切ることが多いですよね。
子供は、親の真似をするのが大好きですから、モモちゃんのように「ごっこ遊び」が大好きで、きっと、共感できるお話だと思います。
わたし的には、武田美穂さんの絵が好きなので、こっちの絵本を借りてくることが多いのですが、最後、モモちゃんもお母さんに髪の毛を切ってもらうところは、かわいいです。

余談ですが、我が娘は自分の髪の毛を切ってしまったことがありました。せっかく、髪の毛を長くのばしてあげようと思っていたのに、短くそろえるはめになってしまいました。（トホホ・・・）
その後、「リカちゃんの髪ならいいよ。」といったら、しっかり、リカちゃんの髪が短くなっていました。

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優しく丁寧な色使いが素敵でおいしそう。　

投稿日：2006/04/19

いちご
	作: 平山和子出版社: 福音館書店

今朝、テレビのニュースでいちご狩りの話がでて、この絵本を思い出しました。
確か、娘が３歳ごろに読んであげた記憶があります。
おじいちゃんが畑でいちごを作ったので、家族でいちご狩りに行き、リアルタイムで読んであげると喜んで聞いていました。

いちごって、ほっぺたがおちるくらいあまくって、それでいて、少しすっぱいところがあって、おいしいですよね。
子供は、みんな大好きです。
いくらでも食べられちゃう。

この絵本では、子供の大好きないちごが主役。
花が咲き、実がなって、真っ赤に色づくまでが描かれています。それは、実写のようにリアルで、それでいて優しく丁寧な色使いが素敵です。
お話は、少なめなので小さいお子さんでも、充分楽しめますし、いちごがどうやってなるのか興味をしめすようになったお子さんでも、読んであげれると思います。

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憧れの長い髪が素敵！　

投稿日：2006/04/19

まあちゃんのながいかみ
	作・絵: たかどのほうこ出版社: 福音館書店

この絵本を図書館で借りるのは今回で２回目になります。
前回よりも、関心を持って見ていました。
まあちゃんの夢の長い髪。その想像力はとってもユニークで聞いているだけでこっちも感心するくらい。
娘も、ひとつひとつ確かめながら聞いていました。
なかでも、まあちゃんの髪がシャンプーつけてソフトクリームになったところは、大爆笑。でも、素敵だな。
やっぱり、女の子は長い髪に憧れるのですね。
まあちゃんの髪が森になったところでは、もう、うっとりしてしまいました。
私も、前回より今回のほうがより楽しめました。
娘の反応がよかったからかな。
なんど読んでもいいですね。

今回の絵本では、文句いいの娘は、「どっちがはあちゃんかみいちゃんかわかんない！」と言っていました。
そんなとこ、こだわらんといて！

表紙では、まあちゃんの長い髪。
これは現実？まあちゃんの友達のはあちゃんもみいちゃんもいる。それから、さまざまな動物や虫に、いろいろな植物も生えていて結構表紙を眺めているだけで、楽しめます。

裏表紙の絵では、「まあちゃんが長い髪で木登りしたんだよ。」って、娘が。なるほど・・・

子供（娘）と一緒にお母さんも楽しめる絵本ですね。

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精一杯の想像が素敵。　

投稿日：2006/04/18

さかなはさかな
	作・絵: レオ・レオニ訳: 谷川俊太郎出版社: 好学社

さかなのお友達が、かえるになって外の世界を見てきます。
外の世界には、鳥がいたり、牛がいたり、人間がいたりとさかなの知らない世界ばかり。かえるの話を聞いたさかなは、さまざまな想像をします。
そして、話を聞いているうちに、自分も外の世界を見たくなってきました。
そしてある日、とうとう決心して外の世界に飛び出してしまいます。

さかなの想像する鳥や牛や人間は、魚に羽根が生えてたり、魚に角や足やミルクの袋をつけてたり、服を着た魚が足で立って歩いていたりと、その姿がおもしろい。
きっと、精一杯の想像を働かせたんだろうなって、感じです。
その想像を自分の目で確かめたくなるのもわかるきがします。
でも、魚は外の世界では生きていけません。
悲しいかな、自分の目で確かめることなくまた、池に戻ります。
その時、魚は水の中こそが自分にとって、どんな世界よりも美しい世界だということに気がつくのです。
それって、素敵なことだなって思います。

最近、５歳の娘は、なにかというと絵本を読んであげると文句をつけるようになった。
たとえば、この絵本だと、「かえるのまねをしていないじゃん！」
確かに・・・でも、できなかったんだけどなあ
と、答えを探すのに四苦八苦する母であった。

参考になりました。

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