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世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

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西の魔女

ママ・50代・福岡県

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西の魔女さんの声

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なかなかよいと思う しっかりと、受け取り手渡したい親の愛  投稿日:2017/07/11
かしの木の子もりうた
かしの木の子もりうた 文: 細谷 亮太
絵: いせひでこ
原作: ロバート・マンチ

出版社: 岩崎書店
子どもを育てるということは大変なことで
良い時ばかりではないのだけれど、
赤ちゃん時代の可愛くて愛おしくて仕方なかった気持ちは、
いつまでも私の心の根っこの部分にあります。
それでよかったんだなぁと
読み終えた時に思わせてもらえた感じがしました。

絵本の終盤に差し掛かるあたりで、お母さんがかしの木の枝に腰をおろし、
どんぐりのへたを優しく撫でている場面は、今の自分と重なりました。
私も遠く離れて暮らす子どもを想ったり、心配したり、
子ども部屋へ入れば幼かった頃の表情を懐かしく思い出します。
星や月を見上げて、同じ空を見ているかもしれないと思ったりもします。

自分も親からこんな風に想われているのかもしれないと気づきました。

この絵本には
手渡され続ける愛が描かれていると思います。

場面ごとに変わるかしの木は、お母さんの感情を表す表情のようです。
いせひでこさんの絵が、このお話を絵本として押し上げているようにも思いました。
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自信を持っておすすめしたい そうだったのに。  投稿日:2017/07/08
おかあさんはね
おかあさんはね 文: エイミー・クラウス・ローゼンタール
絵: トム・リヒテンヘルド
訳: 高橋久美子

出版社: マイクロマガジン社
どうしてこんな言葉をかけてあげられなかったんだろう。
願っていたはずなのに。

子ども達が、特に上の子が幼かったとき、
この絵本に出あっていたかったなぁと思いました。
人生で本当に大切なことは、こんなにもシンプルなのです。
思い返すと、こだわらなくてもいいことで
たくさん叱ってばかりだったように思います。
本当はこんな風に思っていたはずなのに。
うまく伝えられなかったことが、とても残念に思えてきました。

私も長子で、とても厳しく育てられましたが
親はこんな気持ちだったのかもしれません。

親のいない人はいません。
誰が読んでも、心に響く絵本ではないかと思いました。
参考になりました。 1人

自信を持っておすすめしたい 赤ちゃんとコミュニケーションも楽しめそう  投稿日:2016/09/03
とりがいるよ
とりがいるよ 作: 風木 一人
絵: たかしま てつを

出版社: KADOKAWA
子どもは何回も読んでもらっているうちに絵と音(言葉)は同じなんだと分かっていくのでしょうね。
言葉を理解し話すようになるまでには、こういう過程を辿っているのかもしれないなぁ。
読み終えてそんな事を考えました。

シンプルでカラフルでキュートな絵の中には、読み手と赤ちゃんがコミュニケーションを楽しめる仕掛けもあって、発見したら盛り上がりそうです。

我が家にいつかお孫ちゃんがやってくる日がきたら、是非一緒に楽しみたいと思えてきたりもしました。
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なかなかよいと思う 伊賀忍者じゃなくていかにんじゃ!?  投稿日:2016/08/27
いかにんじゃ
いかにんじゃ 作: みきすぐる
絵: おおの こうへい

出版社: PHP研究所
なんだかとても私好みのタイトルに魅かれ、ためしよみさせていただきました。
予感は的中(笑) おやじギャグ的ダジャレ満載で、最後までほっぺが緩みっぱなしでした。
私のツボだったのは、ホラーガイがたくさんの貝と合体していかにんじゃに決め台詞を言い放った場面です。思わず(確かに…)返事をしたくなる感じでした。
1人よりは誰かと一緒に読んだ方が楽しめそうですよ〜♪
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なかなかよいと思う 諸行無常  投稿日:2016/02/07
まばたき
まばたき 作: 穂村 弘
絵: 酒井 駒子

出版社: 岩崎書店
読み終えたところで「諸行無常」という言葉が浮かびました。
生まれた命は必ず滅びる日がくるし、形あるものはいつか壊れます。
また、瞬きする程の短い時間のうちにも、変化がおこっているのだと意識させられました。
ただ、最後に出てくるみつあみちゃんだけは前に出てきたものと時間の概念が大きく違います。でも、考え方を変えればその通りかもしれないなと思いました。
哲学的で小さな子どもさん向きではないかもしれませんが、小学校の中学年位からは感じたことを親子(など)で話してみるのも面白いかもしれません。

それから、みつあみちゃんのページでは酒井駒子さんの絵力に圧倒されました。
同じ構図で3枚ずつ描かれているのですが、2回目はページを行ったり来たりして微妙な違いを見つけ、ひとり悦に入ったりしました。
参考になりました。 1人

自信を持っておすすめしたい 我が家にもいます(笑)  投稿日:2014/08/28
おいぬさま
おいぬさま 著: 荒戸 里也子
出版社: 白泉社
我が家にも‘おいぬさま’がいます。
普通サイズの小型犬ですが、存在感は絵本と同じくらいビッグです。

多くの家庭で犬に限らず動物を飼っている時代です。
しかしながら、しっかりと躾が出来て
ペットといい関係を作ることが出来ている家庭はどの位あるのでしょうか。

その辺りをシニカルに描いているように感じられ
なんだか居心地が悪いような気持ちで読みました(笑)
いや、もしかしたら‘こどもさま’もモチーフになっていたりして。
大人にとっては身につまされるお話のようでもありますが
子どもが読者だったら お犬様の破天荒ぶりを手放しに楽しめそうです。
語り口調が特徴的なので
読み聞かせたり音読したりすると更に愉快な気持ちになるかと思います。
また、大きく描かれたお犬様や化け猫が暴れまわる場面は迫力満点でした。

甘やかして育ててしまったせいか
我が家のお犬様も言うことを聞いてくれないことが間々ありますが
何と言ってもつぶらな瞳がなんとも愛くるしいし、
時には番犬の役目を果たしてくれたりもするので、
私も絵本の殿様と同様にお犬様が可愛くて仕方ないのです。
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自信を持っておすすめしたい 「季節を楽しみたい」と思わせてくれる本です。  投稿日:2014/08/24
大人も読みたい こども歳時記
大人も読みたい こども歳時記 監: 長谷川 櫂
編: 季節と歳時記の会

出版社: 小学館
俳句を作る時に知っておくといいと思われる
季節の言葉(季語)が収録されています。

昨日の朝、空いっぱいに広がる鰯雲を見て
秋がそこまで来ているように思い本棚からこの本を取りだしました。
風、空、植物、食べ物、虫、行事…
どこに目を向ければ
よりいっそう季節を楽しむことができるかというヒントがいっぱいです。
夏の初めにこの本を購入し
季語を一つ一つ読んでいると、幼い頃にした母との会話が鮮明に思い出されました。
昔は子どもも今ほど忙しくなかったし 周りに自然もたくさん残っていて
親も子も容易に季節を感じられたのかもしれません。
自分の子育てを振り返ると、母がしてくれたほどには
会話の中で季節を感じさせる言葉は無かったように思います。
この本を参考に、まずは自分自身が感性を研ぎ澄まし
大きくなってしまった我が家の子ども達とも
私が昔してもらったように
季節の風物詩が自然と会話の中に入ってくるといいなと思いました。

毎年めぐってくる季節ですが、その年のその1日は1度きり。
毎日を新鮮な気持ちで過ごしたいと思わせてくれる本です。
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自信を持っておすすめしたい これからも想いが受け継がれる世の中でありますように。  投稿日:2014/06/30
七夕の月
七夕の月 作: 佐々木 ひとみ
絵: 小泉 るみ子

出版社: ポプラ社
仙台の七夕祭りの飾りは祈りを込めながら毎年人の手で作り替えられているのだそうです。
また、昔から伝えられてきた飾りには
それぞれに決まった意味があるのだということもこの本で初めて知りました。

空襲や震災を経験してきた仙台の人達がどんな想いで七夕祭を受け継いできたのか。
その想いを知り、自然とお祭りを受け継ぐ気持ちになっていく
少年2人の姿が描かれています。
きっと仙台に住む人達は皆さんが
亡くなった方への想いや復興への希望、飾りに込められた祈りなどを胸に秘めながら
七夕飾りを見上げるのでしょうね。
そんなことを考えながら読んでいたら
プロローグとして書かれている2ページを最後にもう一度
エピローグとしても読みたくなりました。
最初はなんてきれいな文章なんだろうと感じるにとどまりましたが
最後には「祈りの森になる」の一文が深く胸に染み入りました。

全国各地で受け継がれ、毎年執り行われているたくさんのお祭りも
仙台と同じように様々な想いと共に受け継がれてきたものなのだと思います。
私の住む町でもそろそろお祭りが始まります。
そういえば、越してきてから十数年になりますが
私はこの土地のお祭りのことをよく知らないなぁ…ちょっと調べてみようかな
なんて思えてきました。
夏休みを前にした子どもさんに是非お薦めしたい1冊です。
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自信を持っておすすめしたい 国旗から見えてくるもの。  投稿日:2014/06/14
完全版・国旗のえほん
完全版・国旗のえほん 企画・編集・制作: 戸田やすし
出版社: 戸田デザイン研究室
一昨年に購入した絵本です。
サッカーワールドカップの開催に合わせて本棚から出しました。

ページのほとんどが国旗で埋め尽くされていて、まさに『こっきのえほん』です。
シンプルでカラフルなデザインはパラパラと絵を見るだけでも楽しめます。
今はワールドカップに出場する国や日本が対戦する国を主に見ていますが、興味深く感じるのは、国旗の下の小さなスペースを使って書かれているデザインの説明と話されている言葉についてです。(他にも首都や人口、国土の広さなども記載されています。)
著者である戸田やすしさんもあとがきで触れていますが、悲しい歴史的背景を感じずにはいられない国旗がたくさんあります。知らぬ間に色々な国の歴史に思いを馳せ、国旗に込められた平和を願ったり独立を祝う気持ちに心を寄せたりしました。

すべての国(国旗)がアイウエオ順で紹介されているので、小さな子どもさんでもお目当てのページにたどり着くのは簡単なのではないでしょうか。国の位置もわかりやすく表示されていて親切です。

内容が素晴らしいのはもちろんのこと、装丁もとてもおしゃれ。
私の大切な絵本の中の1冊です。
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自信を持っておすすめしたい 言い負かされないみたらしくん  投稿日:2014/06/08
くしカツさんちはまんいんです
くしカツさんちはまんいんです 作・絵: 岡田 よしたか
出版社: PHP研究所
大阪弁なのか、はたまた関西弁と大きく括ったほうが良いのか分かりませんが
ほんわかぱっぱな言葉のマジックにかかっちゃう感じで
終始にんまりしながら読ませていただきました。

読み進めていくうちに、串と離ればなれになってしまったきりたんぽ、
焼き鳥の葱、みたらし団子達を元の居場所に送り届ける串かつが
人情味溢れる大阪のおじちゃんに思えてきます。
セリフの掛け合いや悪者(?)の猫が登場しあっけなくやられてしまうくだりも
新喜劇風で面白いです。
喰いだおれの街、お笑いの聖地が舞台なのは間違いないでしょう。

私がとくに心ひかれたのは、みんなにべとべとのたれを嫌がられるみたらしくんのキャラクター。
何を言われてもきっちりさらりと言い返す、
言い負かされないところがいいなぁなんて思いました。
参考になりました。 2人

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