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世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

話題
うごく! しゃべる! ぬりえーしょん 海のいきもの

うごく! しゃべる! ぬりえーしょん 海のいきもの (小学館集英社プロダクション)

お子さまの塗ったぬりえが、アニメーションになる!フランス生まれの画期的なぬりえシリーズ!

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西の魔女

ママ・50代・福岡県

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西の魔女さんの声

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自信を持っておすすめしたい 心のスイッチ  投稿日:2009/06/30
その気になった!
その気になった! 作: 五味 太郎
出版社: 絵本館
格好を決めて その気・やる気になっても空振り〜
そんなオチのある場目が何回も繰り返されます。
(表紙の)男の子が言う このオチの言葉が
本当に「男子」って感じで笑っちゃいます。

「その気になる」ということは 
「心のスイッチを入れる」ことだと思います。
そうすれば 誰でもやる気がわいてきて
なんにでも前向きに取り組めるというものです。
このことを自然と子どもたちに教えてくれる、
そんな絵本だと思います。
参考になりました。 2人

なかなかよいと思う 「おとん」からイメージする関西の父親像。  投稿日:2009/06/30
おとん
おとん 作: 平田 昌広
絵: 平田 景

出版社: 大日本図書
「おとん」
なんだか可愛いですね。この呼び方。
私は父親のことをずっと「お父さん」と呼び
子ども達は夫のことを「パパ」と呼んでいますから
こんな呼び方があるんだ〜って新鮮でした。
(そういえば 関西からご主人の転勤でやってきたお友達は
自分のお父さんのことをこんなふうに呼んでいたなぁ、
そんなことを あとから思い出したりしました。)
読みながら思ったのは関西の父親像について。
「パパ」でも「お父さん」でも
「お父様(笑)」でも「おとうちゃん」でもなくて
『おとん』なんだろうなぁって。

野球は絶対阪神でマイペース、そしてオモロイ(笑)

「おとん」という響きからこんなお父さんが想像されました。
あたっているかな。
参考になりました。 2人

自信を持っておすすめしたい 「たま」を神秘的なものと感じました。  投稿日:2009/06/29
たま、また たま
たま、また たま 作: 星川 ひろ子 星川 治雄
出版社: アリス館
円でも丸でもなく「たま」がいっぱいの絵本。
巻末の解説のページにもありますが
本当に「たまってふしぎ」ですね。
シャボン玉が映す世界がこんなだったなんて初めて知りました。
(表紙の写真を見て解説もぜひ読んでみてください。)
たくさんの球をこんなふうに紹介されると
なんだか神秘的な物のように感じます。
「たまは命のみなもと・かたまり」
そんな言葉が思い浮かびました。
でも…私が読んでいるのを横から覗き込んでいた息子が
飛びついてきたのは すいかと三日月が並んでいるページでした。
「すいかが空に浮かんでる?」
言われてみれば そう見えないこともないけど…と
息子とちょっと面白い会話をした絵本でもあります。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい もぐらになって宇宙から海底まで。  投稿日:2009/06/24
うえには なあに したには なあに
うえには なあに したには なあに 作: ローラ M.シェーファー
絵: バーバラ バッシュ
訳: 木坂 涼

出版社: 福音館書店
このお話の書き出しにある
「もしきみがもぐらだったら」という提案に上手くのれたら
最大限にこの絵本を楽しめると思います。
そうしたらもぐらの目で
土の中から空高く宇宙まで、そしてここで折り返し 
最後には海の底までを見ることができるのです。
想像力を自然と駆使して
この絵本の世界にどっぷりと浸れることうけあいです。
また、この絵本の作りがちょっと変っていたことも面白かったです。
縦に絵本を開き 前半はページを上から下に
月まで行ったら絵本をくるっと180度回し
今度は 下から上にページをめくります。
視界の進む方向へ上手く視線を向けてくれる作りに感心しました。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 残酷な場面も当然と思わせる力がある絵本  投稿日:2009/06/24
おおかみと七ひきのこやぎ
おおかみと七ひきのこやぎ 作: グリム童話
絵: フェリクス・ホフマン
訳: 瀬田 貞二

出版社: 福音館書店
グリム童話であるこのお話の絵本はたくさんありますが
小学生以上の読み聞かせなら迷わずこの絵本を持っていきたい…
そんなふうに思える絵本です。
大げさに擬人化されていないおおかみや やぎの親子の絵が自然です。
多めに余白をとってあるのも絵を引き立てているようです。
本当は怖ろしいお話なのに 瀬田貞二さんの坦々とした訳出で
おおかみの結末についても当然!な感じで
さっぱりとした気持ちで「めでたしめでたし」と思えます。
こやぎを助ける為に大きなハサミや針をあやつるお母さんの姿が
印象的な絵本でもあります。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 先生も一緒に聞いてもらえてよかった。  投稿日:2009/06/23
ありがとう、フォルカーせんせい
ありがとう、フォルカーせんせい 作・絵: パトリシア・ポラッコ
訳: 香咲弥須子

出版社: 岩崎書店
6年生のおはなし会で読みました。
作者の自伝的おはなしです。
文字を読んだり書いたり出来なくて
辛い思いをしたりいじめられたりする場面が何度も繰り返され
読んでいてこちらまで胸が苦しくなります。
聞いていた子ども達も同じ気持ちだったと思います。
静かに絵本に集中しているのを感じました。
(後書きで これがLD、言語学習障害によるものだとわかりますが
お話の中ではあかされません。)
でもこの繰り返しがあったからこそ
トリシャ(作者が自分の姿をなぞらえた主人公)の
フォルカー先生に感謝する気持ちの深さが伝わってくるのだと思います。
学校で困った事があった時 こんな先生が居てくれたら
子ども達も 子どもを預ける親としてもどんなに心強いでしょう。
クラスの中に何かしらの理由で苦しんでいる子どもが居たとしたら
先生を頼りにしたり
相談したりしてみようかなという気持ちにさせてくれたかもしれません。
このお話を一緒に聞いてくれた先生の心にも
きっと静かに響くものがあったろうなと想像します。
重たい感じがする感想を書き連ねてしまいましたが
トリシャがフォルカー先生の指導のもとLDを克服し 
喜びの場面で締めくくられているので
ホッとし あたたかい気持ちで読み終えることができます。
少し長め(読むのに12〜3分かかりました)のお話です。 
おはなし会などで読むのでしたら
高学年位〜が対象になるのではないかと思います。
参考になりました。 4人

自信を持っておすすめしたい 自然の摂理を感じました。  投稿日:2009/06/23
あっ おちてくる ふってくる
あっ おちてくる ふってくる 作: ジーン・ジオン
絵: マーガレット・ブロイ・グレアム
訳: まさき るりこ

出版社: あすなろ書房
梅雨の季節にぴったりの絵本はないかと探している時に出会いました。
そして 子どもが読んだ場合と大人が読んだ場合とでは
感じるものが違いそう…そんなふうに思った絵本です。

この本の中で降って(落ちて)くるのは雨や雪だけじゃありません。
花びらも木の葉も噴水の水も…そして夜のとばりや星までも。
こんな捉え方もあるよなぁと新鮮でした。
子どもでしたら 
単純に落ちてくるものを再認識するのかもしれませんが
大人が読んだらきっと
自分の住んでいるこの場所が地球であることを改めて感じたり、
自然の摂理に思いをめぐらせたりするのではないでしょうか。
私がそうでしたから☆
でも最後の場面だけは 大人も子どもも同じで
幸せな気持ちになる絵本のように思いました。
(この場面だけは落ちません☆)

また、余談になるかもしれませんが
最近「おたまじゃくし」や「小魚」などが空から降ってきたなんていう
???なニュースも流れたりしていましたから
そんな意味でも旬な絵本のように思われました(笑)
参考になりました。 1人

なかなかよいと思う 抽象的な絵にぴったりの言葉「〜まる」  投稿日:2009/06/17
まるをさがして
まるをさがして 作・絵: 大月ヒロ子
出版社: 福音館書店
色んなまるの絵を見る事ができる絵本です。
後半のそれぞれの絵につけられた言葉は
語尾が全て「まる」です。
(「まるまる」「ひろまる」など。)
まるだけの絵なのに 
これらの言葉がしっくりと合っているように感じられ
不思議な気持ちになりました。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 車窓の風景と電車の歌で擬似乗車体験  投稿日:2009/06/11
でんしゃはうたう
でんしゃはうたう 作: 三宮 麻由子
絵: みねお みつ

出版社: 福音館書店
お母さんと男の子が どこかにお出かけするために電車に乗ります。
ホームで電車を迎え 目的の駅で降りるまでが
2人の目線で描かれています。
運転士さんの後で前方を眺めながら
電車に乗っているような気持ちになることうけあいです。
真っ直ぐ伸びた線路の先が細くかすんで見えなくなるところとか
対向してきた電車とすれ違うところとか
駅のホームに入るところとか
本当に「そのまま」で 上手く描けているなぁと感心です。
それから 線路脇の人や建物の様子なども
細かく描写されていて面白いですよ。
(電車の写真を撮っている男の子を発見!し 
夫の子ども時代とリンクして笑ってしまいました。)
小さな子どもさんと 
話しながら楽しむ事ができる絵本だと思います。

そして ここからがいちばんのポイントなのですが
この絵本の文章は構内放送と車内アナウンス以外
ぜ〜んぶ 電車の走る「音」だけです。
「電車が歌っている様子」をそれらしく(笑)読んで
我が家の子ども達をびっくりさせようと早速音読してみましたが
なかなかイメージどおりには読めず 落ち込みました。
電車小僧だった夫に教えてもらうしかない!?
なんて思ったりしています(笑)
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい オバマ大統領就任をきっかけに紹介しました  投稿日:2009/06/09
彼の手は語りつぐ
彼の手は語りつぐ 作・絵: パトリシア・ポラッコ
訳: 千葉 茂樹

出版社: あすなろ書房
奴隷制度をなくそうと同じ志のもとに戦った
白人の少年シェルダンと
黒人の少年ピンクスに芽生えた友情が描かれています。
 
読みながらこの戦いの中にある矛盾を感じました。
同じ志を持って戦っているはずなのに
白人と黒人は別々に部隊を組んでいるようでした。
そして黒人の部隊には始めのころ武器も与えられず
素手や棒のきれはしで戦っていたとか。
後になって武器を与えられますが 
おそらく白人部隊のおさがりだったのでしょう
とても古い銃だったとありました。
読む前は 奴隷制度の廃止=黒人差別の根絶…
そんな気持ちでいましたが
戦争に勝利し 奴隷制度が廃止となっても 
(歴史を振り返れば分かりますが)
悲しいかな…黒人への差別はなくならなかったのです。
未来への希望を抱き入隊したピンクの気持ちを思うと
とても残念な結末でした。

残酷ですがこれが現実だし 
アメリカの辿ってきた歴史なのですよね。

そして折りしも今年 アメリカ国民によって
黒人であるオバマ氏が大統領に選ばれました。
この問題を解決していく上で 
大きな一歩を踏み出したであろうこの年に 
ぜひ紹介したい本だと感じ 
昨年度、5年生のおはなし会に持って行きました。
このおはなし会のあと 
教室に絵本を一週間ほど置いていただいたのですが
たくさんの子どもが手にとってくれたとか(息子談)
紹介してよかったな…と思いました。
参考になりました。 0人

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