新刊
世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

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ルートビア

ママ・30代・宮城県、男5歳

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ルートビアさんの声

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自信を持っておすすめしたい 心が優しい気持ちになる絵本  投稿日:2006/09/22
おくりものはナンニモナイ
おくりものはナンニモナイ 作・絵: パトリック・マクドネル
訳: 谷川 俊太郎

出版社: あすなろ書房
谷川さんらしい、実にシンプルで且つ詩的な訳が、ぐっとくる絵本です。
でも、大人向けかな…と思いきや。
案外、子供の受けもよかったです。意外!
マジックでさらさら書いたような絵(失礼!でも味があるんですよ、とっても)にまずは好印象。
そして、「ナンニモナイ」をプレゼント、という発想が、楽しいようです。

最後に聞いてみました。「アールは嬉しかったと思う?」
最初は「ううん、嬉しくなかった」と言った息子。
おそらくは、自分の経験で、贈り物の箱に何もなかったらどう思うか。そう考えたのでしょうね。
「そうかな?」と軽く聞いてみたら、もう一度、ラストを読み返して、
「やっぱり嬉しかった。ぎゅーっとしてもらえたから」
と言いました。
この答えは間違っているようで、本質的には、合っているような気がします。
あれこれ考える大人より、子供はいつだって、シンプルに答えにたどりつくのかもしれませんね。

心が優しい気持ちになる絵本でした。
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自信を持っておすすめしたい 凄み  投稿日:2006/09/22
ぶらぶらばあさん
ぶらぶらばあさん 作: 馬渕公介
絵: 西村 繁男

出版社: 小学館
この絵本、どこかで既視感があるな…と思ったら。
うちのばあちゃんでした。

へちまのような、ぶらぶらするおっぱいを抱え旅するぶらぶらばあさん。
「ぶらぶらへちま、ぶらぶらへちま!」というと、不思議なことがおこります。
まあ…なんとも見事なおばあちゃんだこと。
私が夏休みに田舎に行くと、よくうちの祖母が、こんな格好をしていました。
(さすがに、外ではやってませんでしたが…。瀬戸内の暑い夏を、うちわ一本で過ごしてきた人だからでしょうね)
「すごいなあ…」
祖母のあの胸部はド迫力で、でも、戦火を潜り抜け、子供を何人も産み育て、年を重ねてきた人の道のりが見えるというか、凄みがあるというか…
とにかく私は圧倒されてしまいました。
そして、ますます祖母という人を好きになったのです。

だから、このぶらぶらばあさんを見ると、とても懐かしい気持ちになりました。
とにかくインパクトのある絵本です。
そして、この絵本では、ぶらぶらばあさんの、孤高の精神が見えます。

作者の世界観ががっちりとしていて、私はこの世界をとても楽しませていただきました。
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なかなかよいと思う 遠足は楽しい!!  投稿日:2006/09/18
えんそくバス
えんそくバス 作: 中川 ひろたか
絵: 村上 康成

出版社: 童心社
秋といえば、遠足。
遠足といえば、秋。
(春もありますが)
ということで、毎年我が家では秋に登場する絵本がこれ。
幼稚園にも置いてあって、何度も読んでもらっているそう。
遠足シーズンに、先生方が、
「遠足って、こんなに楽しいもの」と、子供たちと同感したくて、うずうずしながら読んでいるのかなあ、なんて思ってしまいました。

この絵本は、バスに乗っている様子や、おやつの話など、
子供心をたくさんくすぐってくれる絵本なのですが、
やっぱり園長先生の可愛らしさが一番の魅力でしょう!
遠足を楽しみにしすぎて、寝坊してしまう園長先生。
お弁当を忘れてしまう園長先生。
みんながお昼を食べ終わって遊んでいても、もぐもぐ食べ続ける園長先生。
「ねぼうしてるう」「まあだ食べてるう」と息子も楽しくてしかたがないよう。
あっさりと園長先生を置いていくところも、親子して笑ってしまいました。

この絵本は、特に入園されたばかりの、遠足初心者さんにおすすめです。
普段の保育とちょっと違うけど、遠足って、すっごく楽しいよ!!
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自信を持っておすすめしたい 感情  投稿日:2006/09/18
ふうせんくまくん
ふうせんくまくん 作・絵: あきやま ただし
出版社: 金の星社
子供って、まだ生まれて間がない。
いつも、100パーセント全力で生きている。
だから、びっくりすることが多い。
怒っちゃうことが多い。
悲しいことが多い。
楽しいことも多い。
すぐに、心の針が、MAXになっちゃう。
あきやまさんが、そこのところをユーモラスについた、とっても楽しい絵本です。

びっくりしたこと、かなしいこと、怒ること、で、くまくんはすぐに風船みたいに膨れ上がります。
そして、パーンとはじけちゃう。
でも、くまくんは、色々な方法で、必ず元に戻ります。
そんな風に、わが子も考えられるといいな。
感情が高ぶっている時にも、元に戻る自分を想像できたらいい。
そして、そうなる方法を自分なりに、見つけていけたらいいな、と思わずにはいられませんでした。
なかなか難しいことなんですが。
感情って、大人になっても、なかなか御せない、暴れ馬みたいなものですからね。
(表面上は、取り繕うことが出来るようになっても、芯からはなかなか)

そして、この絵本は、子供が膨れてしまったら、まずは最初に、その気持ちに同調してあげられたらいいな、と思った絵本でした。
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なかなかよいと思う 子供の空想の世界  投稿日:2006/09/18
よりみちエレベーター
よりみちエレベーター 作・絵: 土屋 富士夫
出版社: 徳間書店
「もっちゃう もっちゃう もう もっちゃう」で
絵本の向こうの私たちまで、ドキドキハラハラさせてくれたひでちゃん。
今度もドキドキハラハラです。
あーアイスのおみやげ、なんて、まったくもってやきもきさせてくれるじゃありませんか!

いそいでいそいで、おばあちゃんのところへアイスを届けるひでちゃん。
でもよりにもよって、乗り込んだのは、「よりみちエレベーター」
おかしなお客の巻きぞいをくって、ひでちゃんは、いろんなところに連れていかれます。
最初は困っちゃうんだけど…
でも、ね。やっぱりこのエレベーターは……楽しい!!

こんなエレベーターあるといいよね。
なんともいえない、子供の空想の世界が、この絵本の中で広がっています。
息子もとても楽しそうに聞いていました。
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なかなかよいと思う あるよね  投稿日:2006/09/18
しってるねん
しってるねん 作: いちかわ けいこ
絵: 長谷川 義史

出版社: アリス館
すれちがったあの人。
見覚えはあるんだけど…
とりあえず挨拶して、さよならしてから、考える。
誰やったかなあ…という絵本。

挿絵が、相変わらす長谷川さんテイストの、アクの強い一発です。
そこかしこで笑わせてもらえます。
息子も、絵を見ているだけで笑えるらしく、
ずーっとにやにやしながら聞いていました。
私も、人の名前をすぐ忘れてしまう人間なので、このぼうやの気持ちはいたーいほど分かります。

でも…
ちょっとオチにパンチが足りなかったかな?
というか、絵本にオチを求めてはいけないのかもしれないんですが…
(すいません、根が関西人なもんで)

しかし、息子が「おかん」を「お母さん」と知っていたのがびっくり。
今私たちが住んでいる土地では、「おかん」といわないし、
私も主人も使わない。(←彼は名前で、○○はんと読んでます)
息子のいとこ連中は女の子なので、「おかあさん」だし…
ううん、謎です。
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自信を持っておすすめしたい 情念の世界  投稿日:2006/09/18
うらしまたろう
うらしまたろう 絵: 秋野 不矩
再話: 時田 史郎

出版社: 福音館書店
万葉集や日本書紀、御伽草子など、多数の文献に記述が認められる、
昔話中の昔話(?)うらしまたろうです。
幼稚園でも読んで貰ったことがあるらしく、
あらすじをちょこちょこ話すのですが、
なぜか、「竜宮城で接待を受ける」ところまでしか、話しません。
それで終わり?ときいても、「うん」
「最後浦島太郎はどうなった?」と聞いても「竜宮城へ行った」
「乙姫さまに何もらった?」と聞いても、「知らなーい」
…こりゃ、ちゃんと読み聞かせしないとなあ、と思い、借りてきました。

一番読みやすい文章で、絵もきれいだなあ、と思ったのが、この福音館バージョンでした。
皆さんかかれていらっしゃいますが、この絵本の中では、カメが乙姫様の化身。
竜宮城には、竜王がいらっしゃいます。
浦島太郎が、里に戻りたくなったきっかけは、竜宮城の中にある、不思議な部屋。
へえ…と読んでいるこちらも、面白いなあ、と思いながら読みました。

浦島太郎は、あまり怖いところのない昔話、と思っていましたが
(最後は別として)
今こうして読んでみると、浦島太郎と、乙姫様の関係はなんともいえないものがありますね。
乙姫様との生活より、里へ帰ることを選ぶ太郎。
「けっしてあけてはなりません」と玉手箱を渡す乙姫。
なんとも深いというか…情念の世界というべきか…

息子はやはり、最後が難しかったようです。
竜宮でのの時間と、里での時間が違っているということと、
玉手箱をあけると、老人になる、ということは、
先生から、大勢の生徒に対しての読み聞かせでは、想像がつきにくいのかもしれません。
(何度も繰り返し、読んでもらったわけでもなさそうですから)
また、私自身もなかなかうまく、説明が出来ませんでした。
最後が印象に残っていなかったのも、納得です。
ぜひ、また読み聞かせたいと思った一冊でした。
息子に、この何ともいえないせつなさが分かるのは、いったいいつのことでしょうか?
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自信を持っておすすめしたい 小さいお友達、病気になったら読んでね  投稿日:2006/09/18
かぜひきころわん
かぜひきころわん 作: 間所 ひさこ
絵: 黒井 健

出版社: ひさかたチャイルド
かわいらしい、犬のころわんのシリーズです。

うちの息子の、かかりつけ小児科に、ころわんのシリーズがずらりと並べて置いてあって、
息子が夢中になって読んでいたのですが、
なぜか、この絵本だけはありませんでした。
もしかして、たくさん読まれすぎたために、本がダメになってしまったのでしょうか?
この絵本は、ころわんがお医者さんに病気を治してもらう絵本でしたので、
お医者さんで読む本としては、最適だったのでしょうね。

この絵本、息子が病院嫌いだった頃に、出会いたかったなあ、と、このたび初めて手にとって見て思いました。
優しいお医者さんの言葉や、ころわんが、注射を打たれてがんばっている姿、元気になって、みんなに病気のお話をきかせてあげるところなど、
子供に勇気を与えてくれるお話だと思います。
今は病院も薬も大好きなのですが、当時はめったに病気をしないせいか、たまに病院に来るといつも大泣き、薬は絶対飲まない、というわが子に苦戦していたので…
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なかなかよいと思う 恐竜好きの子にはぜひ  投稿日:2006/09/18
恐竜王ティラノサウルス レック生まれる
恐竜王ティラノサウルス レック生まれる 作・絵: 黒川みつひろ
出版社: 童心社
これは、絵本というよりは、図鑑がまじった絵本、というかんじがします。

ダイナというお母さんから生まれた、ティラノサウルスの子、レック。
へえ、ティラノサウルスって、落ち葉でタマゴが温められて生まれてくるのかあ…とちょっと驚きました。
生か死か、身の危険がいつ降りかかってくるか分からない、恐竜たちの世界が描かれた絵本なのですが、
幼い頃から、あまり恐竜に親しみを持ったことのない私としては、新鮮な絵本でした。

物語性には多少、欠けるかもしれませんが、
恐竜好きの子供たちが、空想を膨らませるのには、この分かりやすい文章や、親しみやすい絵がよいのかもしれません。
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自信を持っておすすめしたい 言葉遊びと探し物  投稿日:2006/09/18
にんきものずかん
にんきものずかん 作・絵: 近藤 薫美子
出版社: BL出版
以前に、にんきものアルバムを読ませていただき、
近藤さんの虫世界が、とても気に入ってしまった私たち親子。
にんきもののシリーズ第一作目?のこの作品を図書館で見つけて、さっそく借りてまいりました。

相変わらずの言葉遊びが面白いです。
一例を申し上げますと。
むかでがでかでか おでかけか
スリッパぬいで くつはいて
スリッパぬいで くつはいて
……
ぼうしかぶって ひがくれた
思わず、想像して笑ってしまいました!

初心者さんでも大丈夫な、比較的易しい探し物絵本なので、小さいお子さんにもおすすめです。
いろいろな虫たちの楽しげな様子にも注目です。

最後にも、しめくくりに詩、のような遊び歌のような文章があって、
山のように探し物の問題があるのですが…
これはさすがに一度では探しきれません!!
また日を置いてがんばります…ね。
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