新刊
世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

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ひよこまめ

その他の方・30代・長崎県

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自己紹介
長崎県に住んでいます。まだ数年ですが、おもしろい土地ですね。最近、漸くいろいろなことになれてきましたがお盆の爆竹の音だけはまだ苦手です。
好きなもの
本、動物番組、アクション映画、料理です。好きな動物はペンギン。18種類全てが好き、、とはいきませんが。エンペラー、キング、ヒゲ、フンボルト、マゼランあたりは大好きです。
ひとこと
私たちが子供の頃、図書館や毎日のテレビは昔話や童話の玉手箱でした。日本むかしばなし、世界名作童話、アンデルセン童話などなど再放送も含めるとかなりのものに触れられたと思います。最近、新作アニメが多数登場してそれらは葬り去られました。新作が悪いとは言いませんが、古くから受け継がれた「お話」が途絶えてしまうのはさびしいこと。インターネットは新しい情報伝達の手段ですが、こういったサイトで「お話」が復活してくれたら、、、すごく喜ばしいことだと思います。

ひよこまめさんの声

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ふつうだと思う 短編集  投稿日:2007/03/05
こねこのきょうだい グルグルとゴロゴロ ビスケットこうじょう
こねこのきょうだい グルグルとゴロゴロ ビスケットこうじょう 作・絵: 江川 智穂
出版社: 小学館
絵本では珍しい連作短編集です。

 こねこのきょうだい、グルグルとゴロゴロが繰り広げるコミカルなストーリー。

 表題作は、お小遣いをもってビスケットの自動販売機に買いに出かけた2匹が、ひょんなことから工場のおじさんを助けるお話です。

 絵柄は輪郭線がはっきりとしていてコミカル。子供さんにはとっつきやすいでしょう。

ビスケット工場での失敗はもはや「お約束」。王道ですね。

 このほか、パンの道が出てくるお話などが入っています。

子供たちの喜びそうな、食べ物を扱ったお話があたたかいですね。
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なかなかよいと思う 成長するラチ  投稿日:2007/02/28
ラチとらいおん
ラチとらいおん 文・絵: マレーク・ベロニカ
訳: 徳永 康元

出版社: 福音館書店
弱虫で友達もいない男の子、ラチ。

彼は自分が弱いため、百獣の王 ライオンに憧れていました。

ある日、小さくて赤いライオンに出会うのですが。。。


 わりとよくある、弱虫な子供の成長ものなのですがこの絵本の魅力は絵でしょう。

単純な腺で描かれているのに、なんとも味があるユーモラスなイラスト。色彩もきれいです。
ライオンはぬいぐるみみたいで動きもかわいいし、ラチは表情豊かです。どんどんたくましく成長していく姿はすくすくと伸びる杉のようです。

 「弱虫」というのは子供の頃によく使われる言葉ですが、感受性や想像力が発達しているんでしょうね。

この絵本を読んで再確認しました。

小さいお子様におすすめです。
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自信を持っておすすめしたい 必読書に、、  投稿日:2007/02/28
わたしのいもうと
わたしのいもうと 作: 松谷 みよ子
絵: 味戸 ケイコ

出版社: 偕成社
ネットニュースで存在を知った絵本です。

実話だということで、大人が読むとかなりずしんときます。

これが自分の家族だったら、、、と考えてしまうからかもしれません。

 「わたしのいもうと」は普通の女の子だったのに、転校を機にいじめにあってしまいます。

しかも、かなり深刻なものです。

そして登校しなくなり、食事もしなくなり、家で絵本を読んだり、鶴を折ったりしていましたがある日、ついに亡くなってしまいます。

 美しい花と一緒に描かれる、後ろ姿の「いもうと」。本当に読んでいて辛くなりました。

 加害者たちはすっかり忘れて、中学生、高校生になっていくのに。

 「いじめ」の重大さを考えるために、どの学校でも読んで欲しいです。

先生も生徒も、お父さん・お母さん方にも必読の一冊だと思います。
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自信を持っておすすめしたい パラレルワールド!  投稿日:2007/02/27
Papa! パパーッ!
Papa! パパーッ! 作・絵: フィリップ・コランタン
訳: 薫 くみこ

出版社: ポプラ社
夜、男の子がベッドで眠ろうとしていると隣には怪獣の子供が!
「パパー!」と思わず叫びますが。。。

 最初に叫んで両親のところへ行くのは怪獣の子供なんですよね。そして大人たちにさとされ、やさしくしてもらって再び寝室へ。

 今度は人間の男の子が「パパー!」と叫んで行きますが。。。

 異国情緒とユーモアあふれる挿絵が魅力的ですが、光と陰のバランスもとてもいいです。
寝室の、間接照明に照らされた室内や、扉が開いたときの光の入り方、とても繊細に描かれていて臨場感があります。

 お話の内容もシンプルなのにパラレルワールドで、新しいのになつかしくって、おもしろいのにしんみりして不思議な味わいです。
 最初のシーンには参りました。怪獣の子がびっくりするところ、思わず心の中で「こっちの台詞だ!」とつっこんでしまいました。

ラストもほのぼのしていていいですね。

何度も繰り返し読みたくなる絵本です。
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自信を持っておすすめしたい 大きくなることとは?  投稿日:2007/02/25
おおきくなるっていうことは
おおきくなるっていうことは 作: 中川 ひろたか
絵: 村上 康成

出版社: 童心社
「おおきくなるっていうことは」
子供にとってどんな意味を持つのでしょう?
それは洋服が小さくなることだったり、新しい歯が生えてくることだったり。。。

 久しぶりに自分が幼かった時のことを思い出しました。
体重計に乗って、数字が増えるたびに得意げに両親に報告していました。
そう、今思うと考えられないようなことが成長であり、喜びでしたね。(笑)

 最初は目に見えることが羅列されますが、段々と内面にまで及んできます。

 泣かなくなること、おもしろいものをみつけられること、自分より小さな人が増えると云うこと。

 小さな子供には一年一年がかけがえのない大事な時間なんだということを改めて感じました。

 中川ひろたかさんの絵本はあたたかくてちょっとライトな感じがしますが、実はとても奥が深いですね。じーんとしました。

卒園や入学などのお祝いにもよさそうですが、成長期の子供には毎年読んでもらいたい一冊です。
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なかなかよいと思う ご家族で楽しみましょう  投稿日:2007/02/21
生麦生米生卵
生麦生米生卵 編: 齋藤 孝
作: 長谷川 義史

出版社: ほるぷ出版
早口言葉の絵本です。

挿絵から察するに昭和30年から40年代の情景でしょうか?

娘さんが嫁ぐ一日を、早口言葉をバックに描いています。

ちょっと強引なものもありますが、それはそれで楽しめますよ。

 家族がちゃぶ台を囲んで食事をする場面や、お嫁さんが実家で花嫁衣装を着てご両親に挨拶をする場面、懐かしいですね。昔はホームドラマでよく見かけたものです。

「実際に眼にしたことはないけれど、なんだか懐かしい」そんな気分にさせてくれます。
失われてしまった古き良き時代といいましょうか。。。

 早口言葉は知らないものもたくさんありました。ご家族で声に出してみましょう。なかなかうまく言えないのでは?日本人の間で長年 伝えられた言葉遊びです。楽しみませんか?
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なかなかよいと思う 森の景色が美しい  投稿日:2007/02/21
もりのかくれんぼう
もりのかくれんぼう 作: 末吉 暁子
絵: 林 明子

出版社: 偕成社
かくれんぼが好きな女の子、ケイコ。

ちょっと年上のお兄ちゃんはなかなか相手をしてくれません。ある日、追いかけっこをしていたら不思議な森に迷い込んでしまいます。。

 ファンタジーの王道ともいうべき、「気がついたら別世界」のお話です。

この絵本の売りはなんといっても、秋の森の美しさでしょう。

ページをめくるといきなり眼に飛び込んでくる黄金色。紅葉した秋の森の空気まで伝わってきそうです。

さすが挿絵は林 明子さん。

不思議な保護色(?)の「もりのかくれんぼう」はいいキャラクターですね。小さな女の子は実在しそうな存在感がありますし、動物たちも毛並みまで丁寧に描かれていてとても暖かみがあります。

 ストレートなお話、きれいな挿絵が楽しめる素直な絵本です。
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なかなかよいと思う ジャッキーの初恋  投稿日:2007/02/19
ジャッキーのじてんしゃりょこう
ジャッキーのじてんしゃりょこう 絵: あだち なみ
文: あいはら ひろゆき

出版社: ブロンズ新社
くまのジャッキーシリーズの一冊です。

今回はお兄さんたちと海へ自転車旅行。海で思わぬ事故に遭うのですが、、、。

 シリーズものと言うことで安心感がありますね。
キャラクターも安定しているし、絵柄も相変わらずかわいらしいです。

 今回は新キャラのディビットが登場します。北極から来たしろくまで、バニラアイスクリームが大好きという彼にジャッキーはほのかな恋心を抱きます。

 このキャラクターも完成度が高くて、とても魅力的です。服装もかっこいいです。

 いたずらややんちゃばかりしているようでも「女の子」な一面を見せてくれたジャッキーもかわいらしい。

 イラストとしてもおしゃれなので贈りものにいい絵本ですね。
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自信を持っておすすめしたい 子供に人気の  投稿日:2007/02/18
おむすびころりん
おむすびころりん 作: 松谷 みよ子
絵: 長野 ヒデ子

出版社: 童心社
これほどまでに長い年月、子供に愛されている昔話も少ないのではないでしょうか。

「おむすびころりん」の松谷みよ子さんバージョン、絵は長野ヒデ子さんです。

 ある日、おじいさんが山で仕事をしているときおばあさんがお昼ご飯におむすびを持って行きますが、、、。

 地下にあるねずみの国、テンポのいい言葉も魅力的ですが、この絵本のいいところはやはり挿絵でしょうか。

いかにも人の良さそうなおばあさんがねずみの歌を聴いて穴に入っていく場面、本当に楽しそうでわくわくしているんですね。読んでいてこちらも明るくなるような、人を引き込む力があります。

 一方、となりのおじいさんとおばあさん。いかにも因業そうで個性的なお顔。

ラストにもオチがあって最後まで楽しめます。

おすすめします。
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なかなかよいと思う 万能?ショコラちゃん  投稿日:2007/02/04
Chocolat Book(4) ショコラちゃんはおいしゃさん
Chocolat Book(4) ショコラちゃんはおいしゃさん 文: 中川 ひろたか
絵: はた こうしろう

出版社: 講談社
読むと元気になるショコラちゃんシリーズの一冊です。

ショコラちゃん、今回は獣医さん。

電話一本で動物たちの診察に、世界を股にかけて大活躍します。

 いかにも子供が好きそうな明快な絵柄、わかりやすい表情にパワフルな主人公、人気があるのも頷けますね。

子供だけでなく、大人が読んでも前向きになれるところがいいです。

ショコラちゃん、本当になんでも出来ますね。年齢設定はいくつなのでしょうか?(笑)

愛犬バニラもかわいくって大好きです。
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