新刊
ふしぎな はこ

ふしぎな はこ(評論社)

箱のなかにはいっているのは?!

  • かわいい
  • 盛り上がる

アニタ

ママ・30代・埼玉県、男7歳 女3歳

  • Line
自己紹介
3才の娘と小学1年の息子の母です。
我が子に良質な、文化としての絵本を与えたい、絵本選びに真剣です。
でも子供時代に絵本を読んでいなかった私自身が子供に返って楽しんでいます。

また、小学校で読み聞かせをしています。大人数で受ける本も探索中です。
好きなもの
韓流(イ・ビョンホンさんの大ファンです)
南仏と北欧インテリア
ヨーロッパの木のおもちゃ
香水
本で好きなのは絵本と心理学関係。
ひとこと
みなさんの感想を参考にさせていただいています。いつもありがとうございます。

私はロングセラーの絵本を中心に選んでいます。
絵が美しいもの、静かな感動に浸れるじっくり味わえる絵本が好みです。
特にすきなのはアニタ・ローベルさんの「私の庭のバラの花」とスーザン・バーレイさんの「わすれられないおくりもの」等。どちらかというと海外の翻訳絵本が好みで、偕成社の絵本が好きです。

アニタさんの声

29件中 11 〜 20件目最初のページ 前の10件 1 2 3 次の10件 最後のページ
なかなかよいと思う 間違い探しのクイズみたい  投稿日:2006/12/19
ウィリーの絵
ウィリーの絵 作・絵: アンソニー・ブラウン
訳: なかがわ ちひろ

出版社: ポプラ社
私が好きなアンソニー・ブラウンさんの絵本ということで選んだ本です。

これはどちらかというと大人向けだと思いました。
有名な絵画をチンパンジーのウィリーがパロディとして書いた絵がたくさん。
絵を良く見ると、おもしろいところがたくさんあります。

子供たちには難しいと思ったので、最後についているオリジナルの絵画の解説と比べながら「ウィリーの絵」を見ました。
子供たちは「これは、この絵だ!」と間違い探しのような感覚でどの絵が名画のまねか一生懸命探していました。

大人向けだと思いましたが、子供にはクイズ感覚で絵を楽しめます。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい きれいな色彩、子供が静かに共感  投稿日:2006/12/18
ピーターのいす
ピーターのいす 作・絵: エズラ・ジャック・キーツ
訳: 木島 始

出版社: 偕成社
はじめて読んだキーツさんの絵本。
娘も息子も大好きです。

始めに、つみきのビルが「いっぺんにぶっこわれた」
このフレーズにくると息子は必ず笑います。

部屋のカーテンや壁紙がとても美しいコラージュで表現。
はっきりした色彩でいいですね。

家にある自分が使っていた家具が全部生まれたばかりの妹のためにピンクに塗られていくのを見て、ピーターが犬のウィリーと一緒に家出をします。
それが家の前というのが可愛らしい。

家に戻って、カーテンの後ろにかくれんぼのふりをして靴だけ置いておきます。
そして、おかあさんに「こっちだよ」と驚かせます。
この場面は子供たちが大好きです。

最後にピーターはお父さんと一緒にイスを妹のためにピンクに縫って上げます。


お兄ちゃんになってあせってから、気持ちよく妹に譲ってあげる過程をテンポよく美しく描かれています。
小学1年生での読みきかせでも、子供たちは真剣に聞き入ってくれました。

私も大好きな本なので、図書館で読んだあとに購入しました。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 暑い夏に試すぞ〜  投稿日:2006/12/14
ばばばあちゃんの アイス・パーティ
ばばばあちゃんの アイス・パーティ 作: さとう わきこ
協力: 佐々木 志乃

出版社: 福音館書店
こんな真冬に読んでしまいました。
娘が選びましたが、読み出すとすばやく息子も聞いてくれました。

ばばばあちゃん流の暑い夏のすごし方講座です。
子供の望むものならなんでも凍らせてしまうんですね。
お菓子とか思いつきませんでした。

娘は「パイナップルどれ?」と一生懸命絵を見てくれます。

ばばばあちゃんの家の冷凍庫はとっても大きいのね。

全部試したらお腹を下してしまいそうですが、ぜひやってみたくなります。
期待を裏切らない一冊です。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 早くに出会いたかった  投稿日:2006/12/13
きんぎょがにげた
きんぎょがにげた 作: 五味 太郎
出版社: 福音館書店
評判の「きんぎょがにげた」を図書館でやっと見つけて、3歳の娘に読みました。
話は単純。
でも、きんぎょがかわいらしくかくれんぼしていますね。

3歳の娘には簡単に見つかります。
でも、絵の色使いがとてもきれいです。
お部屋の小物もかわいらしいものがいっぱい。細かいところにきんぎょさんがいますね。

一回読んだだけで、もう一回と娘がせがみます。
娘がもっと小さい時からこの本に出会いたかったです。
参考になりました。 1人

あまりおすすめしない 美しい絵とグリムの怖い結末  投稿日:2006/12/13
おおかみと七ひきの子やぎ
おおかみと七ひきの子やぎ 作: グリム童話
絵: スベン・オットー
訳: 矢川 澄子

出版社: 評論社
おなじみのグリム童話。
電車好きだった息子には意外とこんな絵本を読んでいなかったので改めて読んであげました。

絵が淡い色調でとてもきれいです。

しかし、改めて読んでみると、寝ている狼のおなかをジョキジョキとはさみで切る・・・・残酷ですよね・・・
そして、最後に狼が井戸に落ちて死んでしまったことをやぎたちが大喜びで踊りました・・・・

この反応に、息子は「どうして?」といいいました。

動物の世界では何のためらいもありませんが、おうちで暮らすやぎのお話ですよね。
人間ぽいくせに、人の死を喜ぶ行為が今のいじめに敏感な時代には合いません。
参考になりました。 0人

なかなかよいと思う 絵にうっとり、訳にがっかり  投稿日:2006/12/13
おひさまパン
おひさまパン 作・絵: エリサ・クレヴェン
訳: 江國 香織

出版社: 金の星社
最近出版された海外の絵本の中で評判の良かった「おひさまパン」。冬を待って読みました。

パン屋さんがとても素敵なおひさまパンを作ってくれます。
ほかほかのゆげやいい香りがしてきそう。
「ぐりとぐら」のようなおいしそうな絵本ですね。

3歳の娘はとても気に入って、「おひさまパン」をつくってとせがみます。

1年生のクラスで読み聞かせもしました。
みんな真剣に聞き入ってくれました。
絵が細かいので、これは親子で家でじっくり読むほうがいいかもしれません。

何人かの方が「訳がいまいち」という意見がありますが同感です。
絵本は子供に聞かせるものですから、言葉の響き、リズムがとても大切。それなのに、リズム感がまるでありません。
原書を直訳したような意味不明の日本語の羅列。
もっと子供に適した言い方があったはず。
絵は素晴らしいので、違う人の訳で出版をしていただけたら、とてもいい絵本になったはずです。
参考になりました。 0人

なかなかよいと思う ひどい女の子だけど人間らしい  投稿日:2006/12/05
3びきのくま
3びきのくま 作: L・N・トルストイ
絵: バスネツォフ
訳: 小笠原 豊樹

出版社: 福音館書店
女の子がくまの家に侵入して、食べ散らかして、ベッドで寝て逃げたという話なんですね。

娘がとても気に入っています。

でも、オリジナルの昔話というのは、「三びきのこぶた」も「おだんごぱん」もそうですが、
え〜!!そんな終わり方でいいの!?
とつっこみたくなってしまいます。

なんとも潔く終わってしまうのですね。
子供に媚びていないところがいいです。
変な机上の理想を押し付けるより人間の世界らしくておもしろいです。

この女の子みたいなちゃっかりした子、困り者ですが、くまに見つかったら誰でも逃げますよね(笑)
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 意外と深い話に感心!  投稿日:2006/12/01
きりかぶのともだち
きりかぶのともだち 作・絵: なかや みわ
出版社: 偕成社
息子が大好きなきりかぶシリーズです。
「きりかぶ」の後に読むと、きりかぶの周りに高飛車なたんぽぽしかいない環境が変でした。
息子も「どうして?結婚式とかしたじゃない」とぶつぶつ。

でも、息子がどう感じたかはよくわかりませんが、これはまさに私にぴったりの贈り物のように感じました。
だって、このたんぽぽときりかぶの関係はうちの夫婦みたいで(冷汗)。

「ふたりはけんかばかりしていました。
ふたりとも うごくことが できないので、いやでも まいにちかおをあわせるのです。」
なんてくだりはくすっと笑えます。

こういう関係は誰にでもありますよね。
たんぽぽがいなくなってから、きりかぶが急に寂しがります。

そしてたんぽぽが友達をつれて帰って来るのです。
「けんかしながらも幸せな気持ちになるのでした」
なんとも現実的なお話です。

不満だらけの夫でもいなくなると寂しくなるのでしょうか(笑)
熟年離婚を考えているご夫婦にも読ませてあげたい本です。
小さい子から大人までおすすめの一冊です。
参考になりました。 0人

なかなかよいと思う 子供の危機脱出大成功!  投稿日:2006/12/01
ピーターのめがね
ピーターのめがね 作・絵: エズラ・ジャック・キーツ
訳: 木島 始

出版社: 偕成社
息子も娘もキーツさんのファンです。
息子はキーツさんの本を全部読みたいといっているくらいお気に入り。

これはピーターがせっかく素敵なメガネを見つけたのに、大きな子に横取りされそうになって何とか逃げたという話。

こういう場面男の子にはよくありますよね。
ニューヨークの子供の様子が生き生きと描かれていて、まるでドラえもんののびたとジャイアンを連想させます。

どうしよう、とられちゃうという時に犬のウィリーが持って逃げます。
そして最後にピーターが「どかん」から声をあげて見事いじめっ子をまくことに大成功。

なんかハラハラしました。
小学生にとても共感できると思います。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 我が家ではやってます  投稿日:2006/11/14
いやだいやだ
いやだいやだ 作・絵: せな けいこ
出版社: 福音館書店
3才の娘のお気に入りです。

ルルちゃんが「いやだいやだ」というから、かあさんもおやつも大好きなくまちゃんも「いやだいやだ」といいます。

うちの娘も「やだ」と言うと、
「ママもいやだって言うよ。おやつもいやだっていうよ」・・・
するとお兄ちゃんも調子に乗って
「にゃーにゃー(娘のお気に入りのぬいぐるみ)もいやだっていうよ」

娘がニヤニヤしてしまいます。
この本のおかげで娘の反抗が家族で楽しく超えられるようになりました。
参考になりました。 0人

29件中 11 〜 20件目最初のページ 前の10件 1 2 3 次の10件 最後のページ

人気作品・注目の新刊をご紹介!絵本ナビプラチナブック

出版社おすすめ

  • うつくしいってなに?
    うつくしいってなに?
    出版社:小学館 小学館の特集ページがあります!
    きみの だいじなものは なに?窓から見えるいろいろな景色。夕暮れ、海、船、夜空、星、都会の明かり。

全ページためしよみ
年齢別絵本セット