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ディズニープリンセス じぶんもまわりもしあわせにする おやくそくブック

ディズニープリンセス じぶんもまわりもしあわせにする おやくそくブック(Gakken)

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ゆうたのーと

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自信を持っておすすめしたい 読むのもいいけど作るのが楽しい  投稿日:2002/10/02
しろくまちゃんのほっとけーき
しろくまちゃんのほっとけーき 作: わかやま けん
出版社: こぐま社
 この絵本を見ながら何回ホットケーキを作ったことでしょう。(昨日も作りました)数えきれないほどです。我が家はホットケーキミックスを常備するようになりました。読むのではなく、見ながら作る、まるでレシピ本です。

 初めて作ったのは息子が一歳を過ぎた頃。電気コンロをテーブルの上に置いてよく見えるようにしました。
実際に焼けていく様子と絵本を交互に指差して「あっ!あっ!」
絵本の中と現実の出来事が一緒になる、感動の一瞬です。

 成長していくにしたがって「ふらいぱんと ぼーると おおきな おさらを そろえました」の通り、準備からはじめています。もちろんこの絵本も本棚から持ってきます。
 たまごはしろくまちゃんは落としてしまうけれど、息子は「そーっと抱っこしてるよ」と両手にいだきます。
お気に入りは「だれか ぼーるを おさえてて」これは、ゼリーを作ったりするときにも言っています。

 ちょうど真ん中のページ、ホットケーキが出来ていく様子は「今、ここだね」と確認しながら。
 焼けていく変化っておもしろい。料理するのが日常茶飯事な母としてはいつも見ていることなんですが、新たな発見をした気分になります。そう感じたとき、嬉しさがこみあげます。これが子どもがいて、絵本を楽しむ毎日の醍醐味なんですね。

 この本が誕生して30年になるそうです。これからもたくさんの子どもたちが目を輝かせてホットケーキができるのを楽しむことでしょうね。
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なかなかよいと思う 奇想天外、摩訶不思議な魅力  投稿日:2002/10/02
ちへいせんのみえるところ
ちへいせんのみえるところ 作・絵: 長 新太
出版社: ビリケン出版
『ちへいせんのみえるところ』からでてくるものは…奇想天外、摩訶不思議。ことばは「でました。」これだけ。それが楽しいのか、息子(1歳7か月)はこの絵本を読むといつもけらけらと笑っています。
 そう、ページをめくるごとになんだか楽しくなってくる絵本なのです。途中の「間」がまた絶妙!
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なかなかよいと思う これはびっくり、ヒガンバナ  投稿日:2002/10/01
ヒガンバナのひみつ
ヒガンバナのひみつ 作・絵: かこ さとし
出版社: 小峰書店
 秋の彼岸の頃、にょきにょきっと出てきてぱっと花開くヒガンバナ。不思議な花だなぁ、でもちょっと近寄りがたいなぁ、なんて思っていたのですが、この本を見てびっくり。
 まずは呼び名の多さ。一般的な「マンジュウシャゲ」から「イットキバナ」「カミナリサンバナ」「ハッカケバーサン」「ソウシキバナ」「カブレバナ」など、笑っちゃうものも、なるほど納得と思えるものも。
 
 楽しいひみつ、こわいひみつ、すごいひみつと順に説明されていて、読んでいくうちに「はぁーほぉーなるほどー」と驚き感心するばかりです。

 名前が多いほどさまざまな顔を持つヒガンバナ、これからは見る目も変わりそう。また来年の再会が楽しみになりました。
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なかなかよいと思う いちごの甘いささやき ますます美味しく  投稿日:2002/10/01
いちご
いちご 作: 平山 和子
出版社: 福音館書店
 なんてみずみずしく、おいしそうないちごでしょう。甘い香りがただよってくるようです。
 冬から春にかけていちごが育っていく様子を、いちごとの対話で描いているのがユニーク。
 
「はい、おまちどおさま。さあ どうぞ」といちごにささやかれると、思わず手が伸びてしまいます。
息子もわたしも、指でつまんでぱくぱく。想像上で食べるいちごは、いままで食べたものよりもず〜っと甘くておいしいみたい。息子は何度も「いただきます」と頭をさげます。
 
 いちごというくだものがより身近に、より親しみやすく、そしてよりおいしくなる絵本です。
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なかなかよいと思う 身近な花を観察する目  投稿日:2002/10/01
たんぽぽ
たんぽぽ 作・絵: 甲斐 信枝
出版社: 金の星社
 子どもが生まれてゆっくりとお散歩したり、ひなたぽっこをしたりしているとよく目にとまるのが道端に咲いているたんぽぽ。そういえばわたし自身が子どもだった頃、花を摘みとったり、綿毛を吹いて飛ばすのが大好きだったっけ。
 
 平山和子さんの絵は緻密で美しく、たんぽぽの息吹までもが伝わってくるようです。
 春に花の咲く様子、冬の葉の様子、雨の日や曇りの日の花の状態など、その視点はただ見るのではなく観察する目を養ってくれるでしょう。4ページにわたる長い根の様子には、息子も「あぁーっ」と感嘆の声をあげています。
 どこでも見かけるたんぽぽのその強さの秘密がわかります。

 綿毛を飛ばすのは息子にもお気に入りの遊びになりました。
本物だけではなく絵本を抱えて口に持っていき、ふぅーっと吹いたり、手を口に持っていきふぅーっと吹いたあと天をみつめて「あぁーっ」と指を差したりして空想のなかでも楽しんでいます。
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自信を持っておすすめしたい ゆるやかにやさしく流れる おやすみ前の時  投稿日:2002/10/01
おやすみなさい おつきさま
おやすみなさい おつきさま 作: マーガレット・ワイズ・ブラウン
絵: クレメント・ハード
訳: せた ていじ

出版社: 評論社
 子うさぎがベッドにいます。寝る時間です。部屋の中にあるものたちにおやすみ、と語りかけます。きまっておやすみ前にする、儀式のようなものかもしれません。
 
 ページをめくるごとに、カメラの位置が切り替わるように場面が変わっていきます。ひとつひとつのものにスポットライトがあたります。
 おつきさまが動き、時計の針が進み、子ねこや子ねずみのいる場所、子うさぎのたたずまいも変わっています。微妙な移り変わりを見つけるのも楽しいものです。
 
 子うさぎとともに、やさしいおだやかな眠りに誘われます。この本を息子に読むとき、おやすみ前のひとときがより愛しいものになります。
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自信を持っておすすめしたい かっこいいんだけど笑っちゃうらいおん  投稿日:2002/09/30
らいおんえほん(2) あわてんぼらいおん
らいおんえほん(2) あわてんぼらいおん 作: 八木田 宜子
絵: 長 新太

出版社: 徳間書店
 題名は「あわてんぼらいおん」ですが、最初はとってもかっこいいんです。
海辺でぼくを待っていたらいおん、この姿、ぜひ見てくださいな。素晴らしい!惚れ惚れしちゃう。さすが百獣の王の風格!?(と同時に笑っちゃう)
そしておかあさんに「このまえは どうも」なんて挨拶してるのよ。ちゃんとサングラスと帽子を取って、しかも正座して。いいヤツなんですね。ま、あれだけのことしてれば(『よわむしらいおん』をご覧になった方はわかるでしょう)あたりまえかしら。
ふたつのシーンだけでもこの絵本を見る価値あり、です。

 ぼくとの海水浴、そして人命救助。かっこいいね!浜辺にいた人々は喝采です。だけど救急車が来たら、らいおんは・・・
あらら、さっきの雄姿は?可笑しいね。やっぱり題名のとおり「あわてんぼ」でした。

 最後のページ、おまけのショットはらいおんとぼくの後姿。らいおんの後姿なんてなかなか見られませんよ。海をみつめるたたずまい、たてがみが素敵!(ぼくも「すべすべしていいきもち」って言ってるしね)
だけど帽子がちょっと笑っちゃう。

 夏に読んだら気分も爽快、楽しさ倍増です。
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自信を持っておすすめしたい 大人も楽しい、らいおんえほんシリーズ  投稿日:2002/09/30
らいおんえほん(3) たかいたかいらいおん
らいおんえほん(3) たかいたかいらいおん 作: 八木田 宜子
絵: 長 新太

出版社: 徳間書店
 「いい話だ・・・」読後の第一声です。
らいおんえほんシリーズも3作目、シリーズものには「お約束」(決まったパターン)がつきものですが、らいおんの登場の仕方は3作とも違っています。わくわくしちゃう。
 
 1作目、『ぼくが あさ めを さましたら、らいおんが となりにねていたの』2作目、『でんしゃを おりて、はまべへ でたら、らいおんが まっていた』
そして今回は『ぼくが じゃんぐるじむに のぼっていると、ぬうっと でてきたんだよ、らいおんが。』

 らいおんが「ねえ、たかいたかいしてあげようか」。ジャングルジムの上でのたかいたかいはいい気持ち。あっというまに行列ができます。たかいたかいをしてあげているらいおんの表情にご注目。子どもたちの最高にうれしそうな表情との対比が楽しい。
めんどくさくなって、ついには「うおーっ!」うんうん、気持ちはわかる。
みんながびっくり、逃げて行っちゃって、公園はがらーん。ぼくとふたりきりで遊ぶらいおんの浮かない表情にもご注目。はぁ、これも大いにわかります。怒りすぎては反省してばかりの母親としては。
そこへ「らいおん、たかいたかい して」とちいさなこ。このこ、二男坊かしら。間をとりもつ存在。
「おう、いくらだってしてやるぞ」と、今度のらいおんの表情にもご注目。子どもたちとおんなじ満面の笑みです。いいねえ。

 夕方のジャングルジムに、らいおんと満足しきった子どもたちのシルエット。美しい!「長新太色」(おなじみのピンクと橙色)の魅力がとびきり活きています。
「お約束」の「らいおん、また きてね」でおしまい。
 
 この3作目までは82年の再刊で絵は描下ろしだそうですが、4作目はあるのでしょうか。
らいおんがまたきてくれることをぼくと共に願っています。
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自信を持っておすすめしたい ますますシビレちゃう4冊目  投稿日:2002/09/30
へんてこライオンがいっぱい
へんてこライオンがいっぱい 作・絵: 長 新太
出版社: 小学館
 へんてこライオンシリーズも4冊目、これで20話です。確かに「いっぱい」ですね。へんてこライオン、20回も化けたのね。切磋琢磨しています。ますますおもしろい! 「どうだ、まいったかー」ってなもんです。
でも「やっぱり、だめかあ」とも言ってるのよ。笑っちゃう!

 今回のお話の順番は、ゆうちゃん、しんくん、次はゆうちゃんじゃなくてしんくん、その次もしんくん、3回続いています。最後にゆうちゃん。
おおっ、やられた! どなたのアイディアかしら。長新太さん? 編集協力のトムズボックスさん? これにはシビレました。

 へんてこライオンのあまりのおもしろさに、月刊誌「おひさま」まで購入してしまいました。

 あぁ5冊目が待ち遠しい。へんてこライオンが何に変身するのか、ゆうちゃん、しんくんの反応は? それに加えてタイトルは? 順番は? わくわくドキドキ、期待しています。
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自信を持っておすすめしたい ますますバージョンアップの3冊目  投稿日:2002/09/30
ゆうちゃんとしんくんとへんてこライオン
ゆうちゃんとしんくんとへんてこライオン 作・絵: 長 新太
出版社: 小学館
 表紙はへんてこライオンを真ん中にゆうちゃんとしんくんが歩いています(ゆうちゃんは「ポコポコ」、しんくんが「テクテク」、これが『お約束』です)。
題名と表紙からして、ゆうちゃんとしんくんがふたりで歩いてきてへんてこライオンに出会うのかと思ったら、違いました。ゆうちゃんとしんくんのお話が交互になっているんです。

 ますますおもしろいへんてこライオン、傑作なのは頭の毛をキューッキューッとひっぱってゆうやけのライオンになるところ。息子とげらげら笑ってしまいました。「ゆうちゃーん、あしたもおてんきですよー」なんて言ってるし。
というのも、息子は毎日じーちゃんばーちゃんの部屋から夕陽を見るのを楽しみにしているんです。これから夕陽がへんてこライオンの顔に見えそうだなぁ。

 最後のお話、ゆうちゃんをジロジロみていて、何に変身するかと思いきや。ゆうちゃんと同じく「キャーッ」と叫んでしまいます。しっぽがでているのも『お約束』なのね。

 前2冊を上回る、ますます楽しいへんてこライオンです。
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