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ふしぎな はこ

ふしぎな はこ(評論社)

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molan

ママ・40代・兵庫県、男の子14歳 男の子10歳

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自己紹介
男児二人の母です。
図書館や古本屋で絵本を探すことが多いです。
もともと絵が好きなので、絵本を読む(見る)ときも絵を重視しがちだと思います。
子どもの頃によく読んでいたのは、「オールカラー版・世界の童話」(小学館)シリーズ、「おちゃめなふたご」(ポプラ社)シリーズなど。
好きなもの
好きな作家(画家)
・いわさきちひろ
・トーベ=ヤンソン
・安野光雅
・やなせたかし
・長 新太
・寺村輝夫
・林 明子
ほか

molanさんの声

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自信を持っておすすめしたい 儚く強い物語と絵  投稿日:2018/05/08
ひさの星
ひさの星 作: 斎藤 隆介
絵: 岩崎 ちひろ

出版社: 岩崎書店
私自身が子どもの頃に児童館で出会い、悲しい結末といわさきちひろさんの絵がとても印象に残った絵本です。
 
今読み返してみても、悲しい結末にやるせない気持ちになります。
でも、おとなしくても芯の強さを持ったひさのような子がいるのかも…と考えると、心の中にあたたかいものを感じる気がします。
 
いわさきちひろさんの絵は、そんな儚くて強いお話しにぴったりだと思います。
激しい雨を緑色で表した場面や、村人たちがたいまつを持っている場面、夜空に星が見える場面など、水彩の表現が圧巻です。
 
余談ですが、いわさきちひろがテーマの講演会で、某イラストレーターの方が「ちひろが描く三大美少女の一人だと思う」と仰っていました。
藤色の着物を着てそっと座っているひさの絵は、確かにとてもかわいらしいです。
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自信を持っておすすめしたい 「天動説」への敬意を感じる本  投稿日:2018/05/01
天動説の絵本
天動説の絵本 作・絵: 安野 光雅
出版社: 福音館書店
タイトルの通り「天動説」の絵本ですが、同時に「地動説」の絵本でもあります。
世間の考えが、天動説から地動説に変わっていく過程がとても分かりやすく描かれています。
天動説を信じていた人たちについて「昔の人はこんなおかしな考え方だったんだよ」という見方ではなく、どうして天動説を信じていたのかという背景なども含めて丁寧に説明してあり、かつての人々への敬意が感じられます。
 
安野光雅さんの絵は細部まで素晴らしくて、何度でも読み返したくなる絵本だと思います。
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なかなかよいと思う おいしそうなすいか!  投稿日:2018/05/01
ありとすいか
ありとすいか 作・絵: たむら しげる
出版社: ポプラ社
たむらしげるさんというと、個人的には海だったり夜だったりの涼しげな色が多い印象でしたが、この本は何と言ってもすいかの赤!!
単純に真っ赤なだけではなく、ピンクなども使われていて、とってもみずみずしくておいしそうなんです。
 
そして、ありたちはみんな、いきいきと動いています。
ありの巣のページは、それぞれのありの動きや部屋の中の様子をひとつひとつ見たくなります。
子どもも、「このありさんは〜してるね」とチェックするのが楽しいようでした。
 
大人の私から見ると、ありなのに足が4本…頭部と腹部だけで胸部がない…などと細かいことが気になってしまうのですが、無粋でしょうか(笑)
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自信を持っておすすめしたい ちょっと自信のない子へのエール  投稿日:2018/04/27
モチモチの木
モチモチの木 作: 斎藤 隆介
絵: 滝平 二郎

出版社: 岩崎書店
滝平二郎さんの絵、私は好きだけど子どもは怖がるかな…?と思いましたが、じいじ大好きでちょっと怖がりな息子はとても共感できて気に入ったようです。
いつも目立たず自信のない主人公が活躍するお話は、ジャンルは違えど「しょうぼうじどうしゃじぷた」とも重なると思いました。(「じぷた」も、息子の大好きな絵本です!)
斎藤隆介さんの他のお話は、「八郎」や「花咲き山」など自己犠牲がテーマになっているものが多い印象ですが、この本は豆太がじさまのために勇気を振り絞るところに純粋に感動しますし、最後はまた少し臆病な豆太が見られ、ほのぼのとした読後感が味わえます。
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自信を持っておすすめしたい 懐かしい!!  投稿日:2018/04/26
カロリーヌうみへいく
カロリーヌうみへいく 作・絵: ピエール・プロブスト
訳: 山下 明生

出版社: BL出版
私自身が子どもの頃に「世界の童話」シリーズで何度も読んだカロリーヌ!!
お話はすっかり忘れてしまっていたのですが、場面場面の絵にははっきりと見覚えがあり、懐かしい気持ちでいっぱいになりました。
 
大人になって見てみると、絵の素晴らしさに感心します。
擬人化されている動物のいろんな表情。風景。
ひとりひとりの動きも個性豊かで、ページごとに「○○は何してるかな?」とチェックしたくなります。
 
3歳の子どもは、ユピーが海に取り残される場面が怖いらしいです。
表情から不安な気持ちが伝わったのでしょう。笑
 
シリーズの他の本もぜひ取り寄せたくなりました。
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なかなかよいと思う 美しい虫たちの絵本  投稿日:2018/04/25
みつばちマーヤの冒険
みつばちマーヤの冒険 絵: 熊田 千佳慕
原作: W.ボンゼルス

出版社: 小学館
展覧会で見た熊田千佳慕さんの絵本だったので購入しました。
虫の絵は、体の表面にある毛の一本一本まで丁寧に描かれています。(そんなリアルなハチに、ちょこんとついたリボンが可愛らしいです)
周りの草花も、まるで標本のようです。
迫力があるので虫好きの次男は度々読んで欲しがりますが、虫の苦手な長男は怖がっています(笑)
 
1つ残念なのは、ページによって文章と絵が合わない場面があること。
番号が付いてはいますが、文章だけ前のページにあるので、読み聞かせをするのにちょっと困ってしまいました。
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ふつうだと思う アリクイである必要性は?  投稿日:2018/04/23
ペロペロくんのたからさがし
ペロペロくんのたからさがし 作・絵: 井川 ゆり子
出版社: 文溪堂
絵はかわいらしいとは思いましたが、私好みでは無かったです。(失礼ながら、どこか少し素人っぽい気もしました)
お話もほのぼのだけど、ありがちと言うか…オチが読めてしまいました。
子どもがアリクイが好きなので図書館で取り寄せてみたのですが、主人公がアリクイである必要性が感じられず、少し期待はずれでした。
子どもの反応は普通でした。
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自信を持っておすすめしたい もっと早く出会いたかった!  投稿日:2018/04/23
たまごにいちゃん
たまごにいちゃん 作・絵: あきやま ただし
出版社: 鈴木出版
お兄ちゃん(お姉ちゃん)だけど、いつまでも堂々と甘えていたい…きっと子どもってみんなそうなんだろうな〜と思います。
子どもたち(特に兄の方)は、このシリーズを読んであげる時、とっても嬉しそう。
下の子が生まれて2年後くらいに知ったので、もっと早く出会えて読んであげられていたらなあと思いました。
私自身が手元に置いて、子どもたちの成長を焦らず見守りたい時に読みたいですし、弟や妹が生まれてお兄ちゃんお姉ちゃんになった子たちに全員に読み聞かせてあげたくなるシリーズです。
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ふつうだと思う 楽しいけど、もやっと…  投稿日:2018/04/23
ろけっとこざる
ろけっとこざる 作・絵: H.A.レイ
訳: 光吉 夏弥

出版社: 岩波書店
相変わらずやりたい放題のジョージ、子どもはそういうところが好きなんでしょう。
ただ、この本の後半でロケットに乗せられるのは、あまりにも人間の都合だけで、私には動物実験にしか思えませんでした。
どんなに英雄扱いされても、結果オーライなだけでは…?
(そもそもシリーズはじめにジャングルから連れてこられる時も無理矢理だったので、書かれた時代や国民性などの感覚の違いがあるのかもしれませんが…)
読んであげる度に、子どもは喜んでいますが、私はもやっとしてしまいます。
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自信を持っておすすめしたい 小学生男子の食いつきの良さ!  投稿日:2018/04/23
はれときどきぶた
はれときどきぶた 作・絵: 矢玉 四郎
出版社: 岩崎書店
読書が苦手な息子に、学校で読書の時間に読む本として渡した中の一つです。
字が多めなので、まずは家で読み聞かせてあげると、「ええ〜〜っ!!」「なんで…!!」と好反応。
特にえんぴつをばりばり食べるくだりで大興奮でした(笑)。
本って面白いんだよーということが伝えられる1冊だと思います。
絵日記の部分にまだ習っていない漢字が使われていたのと、やはり長めの文章なので、うちの子が自分で読み通せるのは2〜3年生かなとは思いました。
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