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ぬらり

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ぬらりさんの声

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自信を持っておすすめしたい 友だちにならなきゃわからない  投稿日:2015/02/06
あしなが
あしなが 作・絵: あきやま ただし
出版社: 講談社
小学校1年生への読み聞かせ。7分ほど。

表紙を掲げた途端、「あしなが!」と思わず声に出す子、「犬の絵がかわいい」「あしながめっちゃ長い!」など、食いつきがすごい。

読んでいる途中は真剣に、そして最後は何か感じ取ってくれたのか、読む前はあれだけ騒いでいた子たちが、一様に考え顔。

人のウワサほど、あてにならないものはない
本当にその人のことが知りたければ、自分で友だちになるしかない
そして自分の友達が悪く言われているのを聞いたときは
「それ、だれか、見たのかい?」

いろんなことを教えてくれる犬たちの振る舞い。
勇気を出して、友達に問いかけたケン。

この本を読んだ子供たちが、何にも惑わされない強い心とたくさんの勇気を持ってくれることを、願ってやみません。絵といいストーリーといい、子供たちに届きやすい本なので、読み聞かせには大推薦です。
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自信を持っておすすめしたい 「欲ばるからやん!」  投稿日:2015/01/12
ざぼんじいさんのかきのき
ざぼんじいさんのかきのき 作: すとう あさえ
絵: 織茂 恭子

出版社: 岩崎書店
小学2年生への読み聞かせ、ちょうど柿がスーパーに並ぶ秋を選んで読みました。9分半くらい。

絵のインパクトや美しい柿の色使いも手伝って、遠くからも見やすく、ちゃんとオチもあるストーリーで、読み聞かせには向いている絵本です。主役であるざぼんじいさんを低く太い声で、隣に引っ越してくるまあばあさんを高く優しい声で、と読みわけもしやすい分、子供たちの反応も上々でした。

ざぼんじいさんが意地悪でやっていることを、まったく意地悪だとは受け取らずに、なんでも楽しんでしまうまあばあさん。ついには我を忘れたざぼんじいさんが、大事にしてきた自分の柿の木を切ってしまい…。

ざぼんじいさんがあまりに極端で分かりやすいキャラクターなために、読み終わると子供たちからは「欲ばるからやん!」とあきれた声が。その他には「柿ってそんなに美味しいんや…」「柿食べたくなった」という素朴な感想も聞かれました。

まあばあさんの様に、例え人に意地悪されてもそれを物ともせず、むしろ楽しんでしまうような生き方もある。そういう人の周りには、魅力を感じて人がたくさん集まってくる。そんなことを、何となくでもいいからこの物語から感じ取って欲しいな、と思いながら読んでいます。
参考になりました。 2人

なかなかよいと思う 雪国へトリップ  投稿日:2015/01/09
おかしなゆき ふしぎなこおり
おかしなゆき ふしぎなこおり 文・写真: 片平 孝
出版社: ポプラ社
1月のはじめ、ちょうど1年で一番寒いこの季節にぴったりな、雪と氷の写真絵本。

絵本のよみきかせ、導入用に読みました。みんな、写真に興味津々、目がランラン!お正月にちょっぴり雪は降ったけど、めったなことでは積もらない地域に住んでいる都会の子供たちにとって、これだけの大雪は「未知の世界」。とくに、樹に大雪が張り付いてできる樹氷、「アイスモンスター」のページに一番くいついていました。滝が凍る「氷瀑」の写真にも、わあ・・・と歓声が。ほんとうに寒い日には、関西でもこうやって凍ってしまう滝があるんだよ〜と補足すると、みんなええっ!?という反応でした。

いつもは絵が優しい、いかにもな絵本を読むことが多いのですが、たまにはこんな実写の絵本も変化球でいいかもしれません。最後のページの解説は、教室での読み聞かせだったので(絵が小さいのです)断念。そこを抜いて、5分半くらいです。
参考になりました。 0人

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【連載】絵本ナビ編集長イソザキの「あたらしい絵本大賞ってなに?」

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