新刊
世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

話題
うごく! しゃべる! ぬりえーしょん 海のいきもの

うごく! しゃべる! ぬりえーしょん 海のいきもの (小学館集英社プロダクション)

お子さまの塗ったぬりえが、アニメーションになる!フランス生まれの画期的なぬりえシリーズ!

  • かわいい
  • 盛り上がる

わさんぼん

その他の方・60代・東京都

  • Line

わさんぼんさんの声

96件中 31 〜 40件目最初のページ 前の10件 2 3 4 5 6 ... 次の10件 最後のページ
自信を持っておすすめしたい 大満足  投稿日:2022/04/09
ケケと半分魔女 魔女の宅急便 特別編その3
ケケと半分魔女 魔女の宅急便 特別編その3 著: 角野 栄子
絵: 佐竹 美保

出版社: 福音館書店
不思議な世界に導かれて、物語が進んでいきました。
主人公のタタは、角野栄子さんとどこかで繋がっているのかなと思いました。
自分探しの旅。旅先で出会うおばあさん、クラエさん。ノビノくんや、ヒロッコちゃん。
15歳の頃の自分を思い出し、タタに共感していました。
佐竹美保さんの挿絵も物語の世界を体現させてくれるかのように、楽しませていただきました。
物語の最後「さあ行きなさい、タタ!どこからか声が聞こえてきた。」という文章。私も背中を押してもらったような気がして、気持ちが前向きになりました。
思春期の人たちや大人の心にも響く物語だと思います。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 楽しい  投稿日:2022/04/09
いかだは ぴしゃぴしゃ
いかだは ぴしゃぴしゃ 作: 岸田 衿子
絵: 堀内 誠一

出版社: 福音館書店
岸田衿子さんの文章。擬態語もピカイチです。「ざざざざ どどん しゃら しゃら しゃら」海に近づく様子を音で表しています。「ざざざざ どど どどどん しゃら しゃら しゃら しゃら」
堀内誠一さんの絵も魅力たっぷりです。
次々に動物や虫たちがお弁当を持って、いかだに乗ってきます。
「いかだは ぴしゃぴしゃ すすみます」繰り返しが大好きな子どもたちにもぴったり。動物や虫の言葉遣いもユニーク。
冒険して、大好きなお弁当を食べる頁も何度見ても発見があり、楽しめます。きつねどんの、とくせいいなりが個人的には食べてみたいです。
帰りはお月さまが空に浮かび、みんなの後ろ姿もいい感じでした。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい よかったね、ヘラジカさん  投稿日:2022/03/08
うまれかわったヘラジカさん
うまれかわったヘラジカさん 作・絵: ニコラス・オールドランド
訳: 落合 恵子

出版社: クレヨンハウス
何事にも消極的なヘラジカさん。仲間が雪の中、スキーで遊んでいても、「寒いのが嫌い」とやってみようとはしません。「ぼくってほんとにこのままでいいのかなあ」と思ったヘラジカさんは、一生懸命考えたり、インターネットで調べたり、夜空を見上げたりしてみても、どうしていいのかわかりません。だったら「何でもやってみよう!」と心に決めました。ヘラジカさんが自分でそう決めるまで、仲間のクマやビーバーは何も言わずに、ヘラジカさんのことを見守っていたんですね。
ヨットで冒険をして嵐に打ち上げられた、小さな島で何もせずにぼーっとすることもなく、飲み水を探したり、薪を集めたり、魚を採ったり、生きる力をどんどん目覚めさせていくヘラジカさん。いっぴきのカメにも出会い、島での生活を一緒に楽しんでいく、素晴らしい毎日。
島から帰ったヘラジカさんとしっかりと抱き合うクマとビーバー。
それからもヘラジカさんはますます人生を楽しんでいくんですね。ヘラジカさんの姿にこちらも勇気をもらい、励まされました。
絵も親しみやすくて、いい感じに力が抜けて、愉しく読めました。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 安らかな満ち足りた時間  投稿日:2022/03/06
ここが わたしの ねるところ
ここが わたしの ねるところ 作: レベッカ・ボンド
絵: サリー・メイバー
訳: まつむら ゆりこ

出版社: 福音館書店
オランダから始まり、世界のあちこちの国々の「寝るところ」を刺繍で描いた絵本です。
オランダのページでは、屋形船の家で波に揺られて眠るベッド。自転車や水車、チューリップのような
花なども描かれています。
ブラジルやメキシコなどの中南米の国のハンモック。
アフガニスタンの羊の毛で紡がれた絨毯の上に敷いた布団。
西アフリカのガーナでは、中庭の小屋に、水辺で編んで作った敷物を敷いてウトウト。
モロッコなどのアフリカ北部の砂漠地帯では、涼しくなった夏の夜、屋上で風に吹かれて、星を眺めながら
眠る。
豊かな森の広がるカナダやアメリカでは、楓やクルミ、オークなどのとても硬い、丈夫な木で作ったベッドで眠る。
そして日本では、畳に布団を敷いて眠る。お日さまに干してふっくらと膨らむお布団の気持ち良さ。
刺繍で世界旅行ができました。色とりどりの作品は温かく、子どもたちの安らかな時間を見守っているようです。
世界の子どもたちが安心した、満ち足りた眠りにつけるようにと、強く願っています。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 壮大な物語  投稿日:2022/02/20
鹿の王 下
鹿の王 下 著者: 上橋 菜穂子
出版社: KADOKAWA
上橋菜穂子さんの文章は、まるで物語の世界にいるような気持ちにさせてくれ、長さを感じずに、面白く読み進めました。
壮大なファンタジーを読み終えてから、影山徹さんの表紙の絵を見ると、主人公ヴァンの人生が心に蘇ります。
書き上げるまでには、三年かかったこと。トナカイ遊牧民について、国立民族博物館の教授のご助言や、医師である従兄弟の力添えがあったこと。『破壊する創造者』という生物進化論に関する本などとの出会いなど、多くの本や人々に支えられて完成されたことを、あとがきから知りました。
物語の最後は、じわーっと温かいものが心に流れてきて、満足した終わり方でした。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい ほのぼの  投稿日:2022/02/17
くまごろうとちゅうたの あそびえほん いっしょにやってみよう!
くまごろうとちゅうたの あそびえほん  いっしょにやってみよう! 構成・ことば: こが ようこ
絵: 馬場 のぼる

出版社: 童心社
表紙からじっくりと馬場のぼるさんの絵を楽しめます。扉絵は車座の動物たち。もう60年近く前の絵なんですね。
シンプルなこがようこさんの文章が絵とマッチしていて、くまごろうとちゅうたと一緒に遊べます。動物たちの家もそれぞれ違いがあり、また絵をじっくりと眺めます。
どことなくユーモラスな動物たち。かくれんぼしたり、へんてこトンネルで遊んだり。間違い探しや仲間探し、迷路もあり、幼児が好きなもの満載ですね。
あー楽しかった。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい ピーター.H.レイノルズさんの絵  投稿日:2022/02/17
みずをくむプリンセス
みずをくむプリンセス 文: スーザン・ヴァーデ
絵: ピーター・H・レイノルズ
訳: さくま ゆみこ

出版社: さ・え・ら書房
ユニセフの冊子に紹介されていた絵本。
今はモデルとして活躍するジョージーさん。アフリカ生まれの彼女もこの絵本の女の子のように、1日がかりで水を汲みに行った経験があるそうだ。
木陰で休み、木の実をかじり、また歩き、行列にかあさんが並んでいる間、友達と遊ぶ。水の音を聞きながら、楽しい時間が過ぎていく。
絵本を読んでいて、この箇所で少しほっとする。
泥の混じった川の水を入れたつぼを頭の上に載せ、のどをからからにしながら、やっと家に着く。それからも洗濯をしたり、ご飯の用意をして、やっと水が飲める。
どうして水はにごってるの?どうしてうちには水がないの?

今でも6人に1人が、きれいな水を手に入れることができないでいるという。
水の大切さをよくわかっているジョージーは、今、アフリカで井戸を作る運動をしているそうだ。
まずは知ることがはじめの一歩。
ピーター.H.レイノルズさんの躍動感のある絵、さくまゆみこさんの無駄のない、淡々とした翻訳が
アフリカの生活を想像しやすくしてくれた。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 松岡享子さん  投稿日:2022/02/17
こぐまのくまくん
こぐまのくまくん 作: E・H・ミナリック
絵: モーリス・センダック
訳: 松岡 享子

出版社: 福音館書店
この作品も先日亡くなった松岡享子さんの訳なんですね。
表紙のくまくんを見つめるおかあさんの柔らかな表情。
おはなしは、4つ。はじめてよむどうわ。センダックの絵も生き生きとおはなしを伝えてくれます。中でも「くまくんのつきりょこう」は楽しい。
とても小さな丘の上の、とても小さな木のてっぺんに上り、「えいっ!」と飛び降り、丘をころがり、「もう月に着いたのかな」と思ったくまくん。おかあさんの対応が素敵。最後の場面。マーガレット.W.ブラウン『ぼくにげちゃうよ』を思い出しました。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 雪の降る日に  投稿日:2022/01/06
サンタクロースがやってきた
サンタクロースがやってきた 文: クレメント・C・ムーア
絵: グランマ・モーゼズ
訳: 倉橋 由美子

出版社: JICC出版局
グランマ.モーゼスさんの絵なので、図書館で借りて読みました。絵本を読んでいる今日は、東京でも雪。屋根や木々にはうっすらと雪が積もり始めました。クリスマスは過ぎてしまったけど、こんな日にサンタクロースはやってくるんだろうな。
このお話でムーア博士の愛児の生命は救われたのですね。外は寒いけど、この絵本に力をもらって、今年もみんな健やかにクリスマスを迎えられますように。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい ケーキのいいにおいがしてきそう  投稿日:2021/12/16
ぱくぱく はんぶん
ぱくぱく はんぶん 作: 渡辺 鉄太
絵: 南 伸坊

出版社: 福音館書店
焼きたてケーキがなんとも美味しそう。おじいさんの表情が味わい深い。
「はんぶん のこしときな おばあさんのだから」「もちろん もちろん」「ぱくぱく はんぶん」と繰り返しの言葉が出てきて、小さい子も楽しめそう。目がまんまるになったおばあさんの絵。びっくりしている様子が、リアルに伝わってくる。
おじいさん、動物たちや虫たちの表情の変化も、思わず見入ってしまう。ラストのページでハッピーエンド。みんなよかったね。
ケーキは「ぱくぱく ぜんぶ」食べたけれども、おじいさんのくれたピンクのバラはテーブルの上。ロマンティックだなぁ。満足そうなおばあさんとおじいさん。お似合いのふたりだなぁ?
参考になりました。 0人

96件中 31 〜 40件目最初のページ 前の10件 2 3 4 5 6 ... 次の10件 最後のページ

児童書出版社さん、周年おめでとう! 記念連載

出版社おすすめ


全ページためしよみ
年齢別絵本セット