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ふしぎな はこ

ふしぎな はこ(評論社)

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そうなんだ

ママ・30代・徳島県、女11歳 女9歳

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そうなんださんの声

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自信を持っておすすめしたい 読み聞かせで喜ばれます!!  投稿日:2008/06/02
でんしゃにのって
でんしゃにのって 作: とよた かずひこ
出版社: アリス館
小学校の遠足といえば、徒歩や電車やバスなど学年によって手段が違いますよね。先日の小学校の読み聞かせでは、対象が4年生でしたが、汽車に乗った遠足の後で読んでみました。

読む部分は少なくて、とてもシンプルな絵だし、子ども達も易しい雰囲気の絵本にニコニコしていました。読み手の私も、乗客になったり車掌さんになったり、読んでいて楽しかったです。

内容は易しいけれど、「優しい女の子と優しい乗客」とのふれあいが書かれてあり、最後はホッとする素敵なお話ですよ。

他の乗客に気を遣いながら、楽しく安全に旅をするという大切さを易しく説いてくれますから、先生も喜んでくれるでしょう!!
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自信を持っておすすめしたい 私と母と、そして子ども達に!  投稿日:2008/06/01
くまとやまねこ
くまとやまねこ 作: 湯本 香樹実
絵: 酒井 駒子

出版社: 河出書房新社
地元の新聞でこの絵本を知りました。あらすじを知り、是非読んでみたいと早速、本屋へ走りました。

読んでみると・・・。買わずにはいられませんでした。
先日、突然に父を亡くした私は、主人公のくまが自分と重なって思えたのです。今も悲しみの中にいる母とも重なりました。

大事な人を失った悲しい現実をすぐに忘れることなど、誰にもできません。私と母も、お互いの寂しさを何度も何度も繰り返し話し合い、父とのいろんな思い出を思い出すことで少しずつ気持ちを落ち着かせることができています。
この絵本のくまも「つらいだろうけど、はやくわすれなくちゃ」と言われ、家に閉じこもってしまいました。どんなに寂しかったことでしょう。そんなこと分かっているんです。
しかし、時間の経過がくまの気持ちを外へ向けてくれました。そこで、やまねこに出会うのです。

やまねこは、「ずいぶんさびしい思いをしてるんだろうね」と言ってくれました。くまの気持ちに寄り添ってくれたのです。そして、バイオリンを演奏してくれたのです。

なめらかな音楽に合わせて、ことりとの楽しかった思い出がよみがえります。やまねこのお陰で勇気を取り戻したくまは、ことりを埋めることができたのです。

やまねこは、くまを演奏の旅に誘います。そして、くまに古いタンバリンを差し出します。ずいぶん古いタンバリンを見て、くまは他の誰かが使っていたのだと気づきます。
しかし、誰なのかを聞かずに演奏の旅について行くことにしたのでした。

私も母も、このくまと同じです。たくさんの方に悲しい気持ちに寄り添ってもらい、癒しのために気持ちのこもったお菓子や花やお手紙をいただきました。母には、私からこの絵本を紹介しようと思っています。

子ども達には、高学年の読み聞かせに読んでみたい一冊です。
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自信を持っておすすめしたい こどもに落語を広めたい!  投稿日:2008/06/01
しちどぎつね
しちどぎつね 作・絵: 田島 征彦
出版社: くもん出版
「じごくのそうべえ」の田島さんが構想期間30年で作り上げたこの「しちどぎつね」!!早速、ゲットしましたよ。

私の大阪弁は完璧ではないけれど、それなりに気持ちよく大阪弁を楽しむことができます。子どももそのテンポの良さにうきうきした顔で聞いてくれました。「じごくのそうべえ」シリーズも全て読んでいるので、田島さんの世界に入り込むのも簡単でした。

今回の「しちどぎつね」は、私たちにとって新しいお題だったので新鮮でした。絵本の中には、初夏の雰囲気が漂っていて今頃の季節にもちょうど良いですね。
田島さんの型染の挿絵も、とっても素敵です。新しい絵本なら、この美しい色をそのまま子ども達に伝えることができます。

小学校の中学年以上で、読み聞かせをしてみたいと思います。
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なかなかよいと思う 高学年になったら・・・  投稿日:2008/06/01
ときにはひとりもいいきぶん
ときにはひとりもいいきぶん 作: ハイディ・ゴーネル
訳: 江國 香織

出版社: Parco出版局
子どもも10歳になれば、あと10年で大人になります。
どんな絵本を読んであげようかな?と、自分が10歳だったらどんな絵本が心に響くのかを考えてみました。
学校で友達と楽しく過ごすのも素敵なこと。
でも、少し集団から離れてみると、心がホッとすることもありました。
一人で過ごすとき、何をしたら気持ちよく過ごせるのか?
この絵本の主人公は女の子なので、男の子には少し照れくさいかもしれませんが、いろいろ提案してくれてますよ。
一人で居ることが、恥ずかしいことではないんだ!!と勇気づけてくれます。
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自信を持っておすすめしたい これからの季節、読み聞かせに!!  投稿日:2008/05/28
おしゃれなおたまじゃくし
おしゃれなおたまじゃくし 作: さくら ともこ
絵: 塩田 守男

出版社: PHP研究所
雨が降ってきた今日この頃、カエルの声もケロケロ聞こえます。田んぼには、たっぷりと水が貯まり、そのうちにカエルのタマゴも見えるのでしょうね。もしかして、おたまじゃくし達はもう泳いでいるのでしょうか?

そんなことは、子ども達に聞いてみると知っている子もいるかもしれませんね。そんなことを話しながら、学校の低学年に読み聞かせをしてみたいと思いました。

「おたまじゃくし」がどのようにに変化して「かえる」に成長していくのか?うさぎの洋服やさんとのやりとりも、かわいらしいし、優しい気持ちで勉強までできますね。

四季を通してシリーズ本があるらしいので、全て読んで読み聞かせに使用してみたいです。
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自信を持っておすすめしたい 大阪弁が難しいけれど、読みたい。  投稿日:2008/05/28
はせがわくんきらいや
はせがわくんきらいや 作・絵: 長谷川 集平
出版社: 復刊ドットコム
ドキッとするタイトルです。
大阪弁で「きらいや!」と連呼しているけれど、何故だか優しい気持ちが含まれています。聞いている子どもも、その感覚が伝わるので、悲しい顔して聞いていません。むしろ、にこにこして聞いているんですよ。

お母さんの存在がとても大きいです。長谷川くんが何故そんなに弱くて頼りないのか?について、友達に話してくれるときの優しい説明の仕方も素敵なお母さんです。
そして、長谷川君をいつも心配してお世話を続ける友達も、本音で質問をぶつけます。そんな会話がとても素敵です。

相手への理解を深めようと、質問をして話を聞いて・・・。弱い友達にとことん付き合うということは、嫌になってしまうこともあるだろうけれど、自分の子どもにはそんな子どもに育ってほしいと思います。
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自信を持っておすすめしたい 今夜も安心して「おやすみなさい」  投稿日:2008/05/23
かえりみち
かえりみち 作: あまん きみこ
絵: 西巻 茅子

出版社: 童心社
「おやすみなさい」のその前に、是非読んであげてください。最後にはきちんと「おやすみなさい」で結ばれてますから。

内容だって、女の子とお母さんが、かわいい動物たちとふれあう気持ちの良い流れです。

あまんきみこさんのお話は、いつも優しく素直で安心して読んであげられるので、特に女の子の母としては、フィーリングがぴったりです。

たまに、こんなお話に出会えるとうれしい気持ちです。
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なかなかよいと思う 今回のモグは、ラッキーしたよね。  投稿日:2008/05/19
モグといたずらぎつね
モグといたずらぎつね 作・絵: ジュディス・カー
訳: 斎藤 倫子

出版社: あすなろ書房
モグはタマゴが好物だったんですね。
いつものえさを食べ残したモグは、お父さんに怒られてたまごをもらえず、とうとう家を飛び出しました。
雪の降る中で夢をみたあと、家に入っていくと、それを追ってキツネの親子がモグの家の中にぞろぞろと・・・。
台所でキツネたちはめちゃくちゃにしながら、いろんなものを食べ尽くしました。
それに気づいた子ども達は、急いできちんと片付けました。そこへ、おとうさんとおかあさんが!!でも大丈夫です。
食べ残したえさをキツネ達がきれいに食べてくれてました。ラッキー!!
モグはご褒美にタマゴをもらえたんですよ。
子ども達もにっこり。
絵本を読んだ子ども達も、にっこり。
そして絵本を読んだ私も、にっこり。
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自信を持っておすすめしたい 心優しい大男は、天国に召された。  投稿日:2008/05/19
わがままな大男
わがままな大男 作: オスカー・ワイルド
絵: リスベート・ツヴェルガー
訳: 北村 太郎

出版社: 冨山房
「オスカー・ワイルドと言えば「幸せの王子」?」と思いながら、「絵も素敵だし、読んでみよう」と図書館で借りました。
「このお話は、きっと昔よんだことあるね!!」と娘達。「そうだった?」と読んでみました。
なるほど、少し違うお話でしたが、似たような話を読んだことありました。
しかし、この絵本は何とも不思議な情感を漂わせています。
大男は子ども達に庭を開放する喜びを知り、幸せな心を持つようになります。きっかけをくれた小さな男の子にもう一度会いたくて、毎日庭を見て待ち続けます。待ち続けて男は年をとりました。
冬のある日、庭に待ち続けた男の子が現れます。年老いた大男は、急いで男の子に会いに行き、その子が神であることを知ったのです。
男の子は「僕の庭につれて行ってあげるね。天国という庭ですよ。」と男を天国へ連れて行ったのでした。
なんと!!あっけない終わりなのですが、残された寂しさとこれで良かったんだという充実感が両方感じられました。
何度か、ゆっくりと読んであげるといいなと思いました。
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自信を持っておすすめしたい 小学校で読み聞かせました!  投稿日:2008/05/17
くつくつみつけた
くつくつみつけた 作・絵: トミー・ウンゲラー
訳: 五味 太郎

出版社: 架空社
低学年で読み聞かせをしました。
最初と最後のページしか読むところはないのですが、ページをめくっていくだけで、子ども達の目線は釘付けです。
いろんなくつが絵の中に隠れています。そのくつを探していくのです。教室には、「ここにも!あそこにも!」と子ども達の声が響きます。くれぐれも、教室のドアは閉めてから読み聞かせをすることをおすすめします。
絵も工夫がされていて、大人でも「こんなところに・・・」と感心してしまいますよ。
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【連載】絵本ナビ編集長イソザキの「あたらしい絵本大賞ってなに?」

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