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セイウンスカイさんの声

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自信を持っておすすめしたい 海を舞台にした大人と子供の友情の話  投稿日:2003/04/14
チムとゆうかんなせんちょうさん チムシリーズ 1
チムとゆうかんなせんちょうさん チムシリーズ 1 作・絵: エドワード・アーディゾーニ
訳: せた ていじ

出版社: 福音館書店
好きだった絵本というのは、記憶の奥底に眠っていても忘れていないようです。HPで、この本を持っていたことを思い出しました。
 チムがくたくたになるまで甲板掃除をしているところ、船酔いにかかってしまうところ、船長との大事な場面、帰りの汽車のシーンなど、読み始めると、次の頁にどんな話があったかも、思い出しました。それほど、子供心に印象が強かったのだと思います。
 偶然のことから、今、英国で暮らしていますが、舞台が英国であったことも嬉しいことでした。今も英国は町並みなど変わらないところが多く、挿絵のような風景は、日常的にみられます。そして、この本が実は古典ともいうべき作品だったことも、今回知りました。勿論、名作はみなそうですが、この本にも古さはありません。むしろ、子供の夢、そのための努力、そして勇気。これらは時代を超えたものだからでしょう。
 今回は原著で読みましたが、物語のクライマックスで船長がチムにかける励ましのなかにある「Davy Jone`s locker」はなんと訳されていたのでしょうか?辞書には海の墓場とありますが、細部までは記憶にないので、帰国したときに翻訳を読んでみるのを楽しみにしています。
まだ我が家の一人息子には早いのですが、読んでやる日を楽しみに待っています。
私が子供の時に読んだのは、シリーズ第1作の本書だけでした。続刊は親の私も、楽しみです。
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自信を持っておすすめしたい 今年40歳の僕も好きな本でした  投稿日:2003/04/05
とらっくとらっくとらっく
とらっくとらっくとらっく 作: 渡辺 茂男
絵: 山本 忠敬

出版社: 福音館書店
 私が読んだのは、36年前になるでしょうか。もうじき2歳になる息子に読み聞かせる本として、遠い記憶の中から思い出しました。
 名作絵本には、すたれることはないのですね。今、うちの息子もすっかりファンになりました。私が帰宅した時、朝起きてまだ私が居るとき、「とらっく とらっく とらっく」を抱えて、読んでくれとせがんできます。まだ、話を理解はしていないと思うのですが、挿絵をみているだけで嬉しいようです。
 工事用車両など大型特殊自動車が大の好みの息子には、山本忠敬氏の最近の本も好きなのですが、「とらっく とらっく とらっく」がなかでもお気に入りなのは不思議です。親も一緒になって喜んでいるのが、伝わっているのでしょうか。
 描かれている車の絵は年代ものになっても、躍動感、スピード感は、今も新鮮です。陸運という子供にとっては地味なストーリーを、これほど活き活きと語る絵本はないのではないでしょうか。
 今後も息子の成長につれて、昔、我が父親がしてくれたように、息子に読み聞かせていってやろうと思います。
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【連載】絵本ナビ編集長イソザキの「あたらしい絵本大賞ってなに?」

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