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我が家ではポピュラーなスープです
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投稿日:2004/05/31 |
コーンスープはポピュラーですが、カボチャスープはあまり馴染みがないのでしょうか?我が家では、カボチャスープの方が食卓に並ぶ回数が数倍多いです。そんなこともあり、この本を手に取りました。
先日、息子の友達が泊まりがけで遊びに来ました。その時この絵本を読み聞かせたところ、「カボチャスープが飲みたい!」と言いだしたぐらい。表情豊かな絵と、リズム感のある文書が、読む方も聞く方も快適にさせてくれる本で、今年度我が家の一押し本です。
そして次の日、カボチャスープをみんなで飲みました。息子の友達は初めて飲んだようですが、元気におかわりをしていました。お母さんは喜んでいましたが、絵本のせい?
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さあどこだ!
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投稿日:2004/04/16 |
電車の絵本や旅の絵本を見ると、どこがモデルかを確かめたくなる癖があります。
ここに登場する「はつかり」は現在走っていません。さて、何処から何処へ行くのでしょうか?
現役当時の「はつかり」は、上野から青森間を走っていました。途中で新幹線(200型:やまびこかな?)とすれ違います。その後、大きな川を渡ります。風景や前後関係からすると阿武隈川か北上川でしょう。山の麓の町(仙台かな?)で急行列車に乗り換えます。山の中の駅(ここが難しい!)で普通列車に乗り換え、山の奥の小さな駅に着きます。時間的には朝出て夕方には着いていますから、行き先は岩手県付近と推定しました。如何でしょう。
電車好きの5歳の息子と、時刻表やパソコンを使って今も検討中ですが、結論は出ていません。
電車の絵本や旅の絵本は、こういう使い方をすると各地域の風景が見られたり、情景を想像でき、とても発展的に使え2倍3倍楽しめると思います。ただし、気に入ったところが出てくると『ここ行きたい!』を連発され、少々困ります。
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表情豊か
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投稿日:2004/04/16 |
歌のとてもうまいブタのローランドが、宮殿の歌手となるまでのサクセスストーリーです。途中、キツネのセバスチャンに騙され食べられそうになりますが、ローランドはその歌によって命を救われます。まさに、”芸は身を助ける”話です。
さて、ウイリアム・スタイグの描く動物は、”ロバのシルベスター”でもそうですが、とても表情が豊かに描かれおり個人的にとても気に入っています。この絵本では、ローランドが旅立つ際にみんなが見送るシーンがあるのですが、そこが一押しです。
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孤独
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投稿日:2004/04/13 |
10年数年前に、「話の話」をビデオで見ました。その時から”ユーリー・ノルシュテイン”と言う人物がとても気になっていました。子供が幼稚園に行き始めた3年前から絵本に興味をもち、絵本の読み漁りを続けていましたが、うかつでした。絵本があったとは………。
さて「話の話」もそうですが、ノルシュテインの作品には「孤独」というものが共通のテーマとして根底に流れているように思われます。それは、寂しさであったり、切なさだったりするのですが、やはり「孤独」と言う言葉がぴったりくるような気がします。全体に、青とグレーを基調とした、フランチェスカ・ヤルブーソヴァの絵も「話の話」と同様、とても素晴らしいです。感情を殆ど表さない「ハリネズミ」の無表情さが、何とも言えず寂しさを助長しています。
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ケチケチ
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投稿日:2004/04/13 |
ケチケチの”ざぼんじいさん”とアッケラカンとしている”まあばあさん”のお話。
”ざぼんじいさん”は、ご自慢の柿の実を子供たちに見せびらかせながら食べることに生き甲斐?を感じているケチケチじいさん。そんな”ざぼんじいさん”の隣に越してきた”まあばあさん”は、その蔕でコマを作ったり、葉っぱで人形を作ったり、枝で焚き火をしてパンを焼いたりして、子供と楽しく過ごすことが好きな明るいおばあさん。そのすべてが気に入らない”ざぼんじいさん”は、思わず大事な柿の木を切ってしまう。
ケチケチも度が過ぎるとこうなってしまいますよ!と言う警鐘ともとれる作品です。
しかし、まさか木を切ってしまうとは!ここまでくればケチケチも筋金入りです。やるならトコトンやる。と言う見方をすると、これもまた面白い作品として読めます。
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読み聞かせの場合は、アドリブで!
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投稿日:2004/02/23 |
文書は無く絵だけの絵本です。『文書が無くても意志は伝わる!』と言う、作者の熱い闘志のようなものが感じられます。が、それはある程度の年齢に達してからだと思います。家の子供には、絵だけで情景を的確に感じることは難しいようでした。従って、読み聞かせる場合には、「ほら、蜘蛛の巣に雨粒がいっぱい着いているね」などと、アドリブで語る必要があると思います。そう言う意味では、小学校中学年以上が対象と思われます。
雨の日の細かい情景が細密に描かれており、眺めているだけでも落ち着きますが、個人的には、ずぶ濡れのカッパのまま暖かそうな湯気の立つお風呂に直行するシーンが好きです。雨の日にカッパを着て遊ぶなんて、許してもらえなかったなー という思いが多少あるのかも知れません。
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うーん。ちょっと考えてしまいます。
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投稿日:2004/02/23 |
子供と木は、まさに親子の関係と言えるでしょう。しかし、要求されることに対し、すべてを与えることが真の愛情なのでしょうか?その点を考えされられます。
子供を育てていく上で、要求された事象に対し身を削ってでも物を与え続けていく。そんな犠牲的な愛の状況を謳った物なのでしょうかね。一寸考えてしまいます。
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希望の縁の落とし穴
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投稿日:2004/02/23 |
子供の頃、「魔法が使えたらなぁ」とよく考えたものでした。その時の思いは、「魔法が使えれば全ての夢が叶う」でした。
石を集める趣味のシルベスターも、魔法が叶えられる「真っ赤な魔法の小石」を手に入れます。しかし、…………。
魔法に対し夢を抱いている子供には、ちょっとショックな展開ですが、何でも夢が叶えられる「魔法」よりも大切なことを知る上で、良い絵本だと思います。お勧めします。
読み聞かせる大人にとっては、「世の中そんなに甘くはない!」と言う啓示のようでドッキリものです。
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裏表紙で一工夫
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投稿日:2004/02/23 |
登場する男の子(原作ではウィリー)がお婆ちゃんのうちに行くお話。総てウィリーの一人称の言葉で書かれているため、読んでいくうちに感情移入してしまうようです。子供は、馬や犬、蜂の大群などにビックリするシーンで思わず「うわっ」と一緒になって叫んでいましたす。
お話しは、裏表紙のチョコレートケーキを食べているシーンまで続いています。ここまで見て「よかったね。」と言ってやると、2歳の娘は喜びます。皆さんも一工夫してみては如何でしょうか。
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少年からの脱皮
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投稿日:2004/02/23 |
自分自身も振り返ると、いつの頃だったか思い出せませんが、こんな時期があったなぁと感じる本です。
幼年から少年へ脱皮する時の物語ですので、対象は小学校低学年位からと思います。
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