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カマキリの行動を覚えよう
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投稿日:2004/01/06 |
カマキリの1日を描いた単純なお話ですが、虫好きの子供にはよいと思います。凶暴でありながら、ちょっと間抜けなカマキリの行動が良く表現されています。カマキリや草の緑を基調とした絵に、登場する花や昆虫の色が映えて、とても奇麗な絵本になっています。
さて、虫好きの子供にとってカマキリはバッタの王様みたいな存在だと思います。でも採り方を間違えると、その鋭い鎌で指を挟まれたりしますので、カマキリを捕まえられる子供は幼稚園ではちょっとしたヒーローでした。で、うち息子は一度痛い目にあっており、もっぱら私がつかまえ役です。「首のここを掴むんだよ」と絵本を見ながらイメージトレーニング中ですが、今年はうまくいくのでしょうか?
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マンガのようです
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投稿日:2003/12/18 |
12月24日から25日にかけてのサンタクロースの行動を、1ページ最大12コマのカットで描かれた漫画のような絵本です。
登場するサンタクロースは、普通の家に住んでいる一人暮らしのおじいさん。目覚まし時計で目覚め、顔を洗って、着替えをして、………。その間に書かれている言葉は殆どが文句!でも、本当のサンタクロースはこんな感じかな?なんだかとっても人間味のあふれるキャラクターに苦笑してしまいます。(寝る前に入れ歯の手入れをしています)
読んであげるなら4才からとなっていますが、文字よりも絵を読む(感じる)絵本ですので、ひらがなやカタカナが読めるようになった子供が自分で読んだ方がよいと思います。読み聞かせるなら、絵だけの箇所は指で追いながらオリジナルの解説を付けることが必要でしょう。
残念なのはFATHER CHRISTMASを”さむがりやのサンタ”と訳したところ。題名から本書の内容は読み取れません。
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子供の頃した悪戯の思い出
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投稿日:2003/12/05 |
意地悪っ子の行動パターンというのは世界共通なのでしょうか?ブッチーの行動を見て、『こんな子いた』と夫婦で頷いてしまいました。
内容から外れますが、描かれているブッチーの表情が個人的にとても好きです。歯を見せてイッヒヒヒッ!と言う感じで笑っているブッチー,大口開けて暴れまくっているブッチー,赤いリボンの付いた黒い帽子に顔を隠して意地悪しているブッチー,………。
こんな子が友達だったら嫌でしょうけれど、今だったら会ってみたいと思います。なぜかって?それは隠れて悪いことをしていた、自分の子供の頃を思い出させてくれるからです。親にとってはそんな気分にさせてくれる本だと思います。
それから自分の子どもを見つめて考えます。『表面上はお利口さんだけど、やっぱり隠れてこんなことしてるんじゃないの?』と。でも、読み聞かせた時の子どもの反応がいまいちでしたので、一寸だけ安心しています。それとも意地悪の具体例が自分の体験と合わないだけなのでしょうか???。閑話休題。
さて主人公の女の子にとって、ブッチーは迷惑をとおり越し”災難”そのものなのでしょう。ブッチーが来ると聞いて固まってしまったシーンにそれが伺えます。そしてついにブッチーの意地悪を、お母さんに訴えます。しかし、こんな時のアドバイスというものは親の目から見たものであって、子供レベルで現実的な解決に向かうものになっていない、ということがよく分かります(親として自戒すべき点です。反省)。ブッチーが遠くへ引っ越したり、地球の端から落っこちたりする夢を見て、ほくそ笑んでいる姿は、子供らしいのでしょうけれど痛ましさを感じさせます。
最後に、トカゲのシャーリーンと一緒にブッチーを撃退しますが、ブッチーのトレードマークの黒い帽子に付いた赤いリボンを、シャーリーンがひっぱているシーンが印象的です。
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白黒の絵ですが
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投稿日:2003/12/03 |
鉄道好きの息子のために図書館で借りてきました。お話は、材木や人を乗せて山の村から麓の町を往復する森林鉄道の話です。モデルはどこの地域か判りませんが、昭和初期にはこのような地域はあったのだろうと思われます。登場する蒸気機関車も見たことのない形式ですし、車なども旧タイプのものが描かれています。絵は鉛筆で描かれた白黒のものですが、かえって当時の雰囲気が感じられ個人的には気に入っています。
全般に長閑な話になっていますが、いつもはゆっくり走る森林鉄道が急病人を乗せて走るシーンは迫力・緊張感があり、息子も気に入ったようです。
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シッポの動きに注目
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投稿日:2003/11/21 |
ちょろりんシリーズの続編です。
今回は、”さんぼんいとすぎやま”に住んでいる叔父さんのところに行く話。”ちょろりん”は爺ちゃんに書いてもらった地図を手に一人で出かけますが、おとうとの”とっけー”がソッと着いてきていました。「言うことを聞く」約束で一緒に行きますが、途中で地図を無くしたり、イタチに襲われたり、ハラハラドキドキの連続です。
”ちょろりん”のお兄ちゃんぶったところや”とっけー”の無邪気な仕草がとてもよく表現されていると思います。また、その演出としてトカゲの尻尾の形で心情や表情をフォローしているところが心憎いです。ピンと伸びていたり、不安そうに曲がっていたり、………。注目してください。
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八郎潟の伝説
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投稿日:2003/11/19 |
この話は秋田出身の友達から、”八郎潟の伝説”として学生時代に聞いたことがありました。まともに読んだのはこの絵本でしたが、滝平二郎さんの絵の迫力に圧倒されたのを思い出します。ストーリーはちょっぴり悲しいですが全般に爽快で、男の子への読み聞かせには良いと思います。ただし、秋田弁で書かれているので読みづらいという難点があります。
”八郎”の話は、同じ斎藤隆介さん滝平二郎さんコンビによる「はなさき山」の挿話にも出てきます。そちらも併せて読むと話が広がって良いと思います。
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鼻の赤いテングザル
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投稿日:2003/11/19 |
「あおい目のこねこ」のエゴン・マチーセンの作品。目のクリクリッとした絵が特徴的です。
お話は、いばりやのボスザルを、ちっちゃなサルのオズワルドが良いサルにするお話です。”おっと まちがい、”この繰り返しで話が進んでいきますが、正直ちょっとくどいかな。息子も最初はこの”おっと、まちがい”に受けていましたが、そのうち飽きてしまったようです。でも、原作ではどんな言い回しをしているのかが、逆に気になる作品です。最後のページは、みんなでリンゴを食べているシーンですが、鼻の赤いテングザルがこっちを見ているようで、ちょっと笑えます。
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悲しすぎるぜ!
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投稿日:2003/11/19 |
侍の早馬にはね飛ばされそうになった我が子を助け、母親の”お里さん”が亡くなってしまう。そこの光景を目の当たりにした風来坊は何もできなかった自分を悔んだ。そして「故郷の桜をもう一度見たかった」と言う”お里さん”の言葉を胸に、風来坊は鉈とノミを振るう。そして、………。
「何時の時代でも、自分たちの都合のために、人の命を何とも思わない人間がいる」と言うメッセージが込められた今回の風来坊には、ズッコケやドタバタ、笑いはありません。満開の桜の中を歩く表紙の風来坊と、”南無お里観世音”と書かれた祠が描かれている背表紙が印象的です。最後はいつもの走り去る後ろ姿。でも今回は、悲しすぎるぜ!
風来坊シリーズは、お父さんに是非読んで頂きたい作品です。風来坊の生き様が心を熱くさせます。
川端誠さん!風来坊シリーズ!次の作品にも期待しています。
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ピールリ、ピルル
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投稿日:2003/11/19 |
尻尾の先が緑色をしたライオンと、それに興味を示す赤い小鳥のお話。
赤い小鳥は何故尻尾の先が緑色なのかとライオンに聞きますが、ライオンは小鳥の言葉がわかりません。そこで赤い小鳥はライオンの洞窟の前に巣を作り待ちます。すると次の日ライオンの尻尾は橙色になっています。そして次の日は青、毎日変わるライオンの尻尾!一体どうなっているの?
色が変わる不思議なライオンの尻尾への興味と、言葉が通じないという切なさから、赤い小鳥に思わず感情移入してしまいます。言葉が通じないという絵本としては悲しい設定ですが、その歌声や表情で気持ちが通じ合えるというハッピーな結末がグッドで、おすすめ本です。
しかし、ライオンが洞窟でこんなことをやっていたなんて。赤い小鳥ではないですが、まさに「ピールリ、ピルル」です。
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わかりますか?
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投稿日:2003/11/19 |
バムケロシリーズの1冊です。今回は、組み立て飛行機に乗って、おじいちゃんの家に行くお話です。
相変わらず、細かいところに仕掛けがあります。子供に言われて気がつきましたが、最後のページにモグラがいます。よく見ると、着々とジェット機?を作っていますね。後からこの茶色のジェット機で追いかけてきたのでしょうか。わかりますか?
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