新刊
世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

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日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?

日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?(童心社)

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こつめかわうそ

ママ・40代・千葉県、女の子8歳

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こつめかわうそさんの声

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なかなかよいと思う 一度では読みきれない  投稿日:2018/11/28
100万回生きたねこ
100万回生きたねこ 作・絵: 佐野 洋子
出版社: 講談社
この本は、読むたびに発見のある本だと思います。

自分以外に興味がなかったねこが、ありのままの自分を受け入れてくれる存在に出会い、自分の命よりも大切なものを見つけ、ずっと側にいたいと願う。
永遠には側にいれないことを知り、はじめて自然の摂理を受け入れる。

人生や愛、幸せをテーマにしたストーリーはとても深く、読み手の立場によって、感じ方も変わってくるのではないでしょうか。

一度ではなく、何度も何度も読みたくなる。
そんな魅力のある本です。
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なかなかよいと思う 真っ白な世界に灯る暖かい友情物語  投稿日:2018/11/26
ぽちっと あかい おともだち
ぽちっと あかい おともだち 文: コーリン・アーヴェリス
絵: フィオーナ・ウッドコック
訳: 福本 友美子

出版社: 少年写真新聞社
ホッキョクグマの「ミキ」の視点で展開される物語。クマの視点で人を表現しているのが面白く、どんどん物語に引き込まれていきました。

何者なのかわからない、言葉も通じない相手ともすぐに友達になってしまう純粋さ、友達が困っているときには、迷わず助ける勇気。
ミキとおともだちの暖かい友情がキラキラと輝いて、真っ白な雪景色をよりいっそう美しく見せているように感じました。
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ふつうだと思う 後悔先に立たず  投稿日:2018/11/18
おともだち たべちゃった
おともだち たべちゃった 作: ハイディ・マッキノン
訳: 中西 史子

出版社: 潮出版社
思わず目を引くタイトル「おともだちたべちゃった」。
何かの比喩かな?と思い、本を開きましたが、
えっ??
本当に食べちゃいました!!

モンスターは、新しいともだちを探しますが見つからず、唯一のおともだちをたべてしまったことを後悔し、そして衝撃のラストを迎えます!

読み終えた2才の娘のコメントは、
「なんでおともだちたべちゃったのかなぁ?たべちゃだめだよねぇ」
そうだよね。おともだちたべちゃだめだよねぇ。
娘のあまりにまともなコメントにちょっと笑ってしまいました。

たべちゃうのはあまりに極端な例だけれど、とりかえしのつかないことをしてしまうと、悔やんでも後戻りできないんだよと、モンスターが教えてくれているのかなと思いました。
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なかなかよいと思う 強さって何だろう  投稿日:2018/11/12
やもじろうとはりきち
やもじろうとはりきち 作: 降矢 なな
出版社: 佼成出版社
あかちゃんのときから仲良しのやもじろうとはりきち。
でもやもじろうは、運動が苦手で周りの友達との遊びについてこれないはりきちに辛くあたってしまいます。

私も小さい頃、おっとりした性格の妹のことを疎ましく思っていた時期があり、やもじろうの気持ちに昔の自分が重なって、少し切ない気持ちになりました。

「もうおまえとはあそばないから」

大好きな友達からそんなことを言われたら...
もし私だったら悲しくて、寂しくて、その友達のことを嫌いになってしまうかもしれません。

でも、はりきちは違いました。
怒るわけでも、いじけるわけでもなく、ただ真っ直ぐに側にいたいことを伝え続けます。
そしてやもじろうがピンチのときには、迷うことなく手をさしのべ、体をはって守ります。

友情、やさしさ、勇気など、さまざまなテーマが詰まっている作品でしたが、「ずっと一緒にいたいんだよ」という自分の気持ちを真っ直ぐに伝え続けることができるはりきちの強さが一番心に残りました。
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自信を持っておすすめしたい あなたのことが大好きだよと伝えたくなる本  投稿日:2018/11/09
ぼくのばしょなのに
ぼくのばしょなのに 作: 刀根 里衣
出版社: NHK出版
フワフワ、モコモコ、真っ赤なほっぺたのククー。まん丸の瞳でじーっと見つめられたら、思わず抱きしめたくなってしまいます。

自分だけの特別な場所だと思っていたパパとママの足のしたを、新しく生まれた卵にとられてしまい、いじけるククー。

「きっとパパとママはもうぼくのことがすきじゃないんだ...」

というククーの言葉に、自分の娘にこんな風に言われたら...と想像すると胸がぎゅっと締め付けられました。

でも、ペンギンのパパとママは素敵な方法でククーの心を温め、溶かしていきます。

クイズを出してククーに答えてもらうことで、パパとママの想いを伝えるシーンでは、はじめは小さな声で答えていたククーが、だんだんと元気になっていき、最後にはパパとママのもとに走っていきます。その姿に、なんだかホッと一安心して、パパとママに感情移入してしまいました。

娘はいま一人っ子ですが、もし妹や弟ができて、ククーと同じ気持ちになったときには、ペンギンのパパとママのように「あなたのことが大好きだよ」ということを精一杯伝えたいなと思いました。
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