鮮やかないろ
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投稿日:2008/12/20 |
9か月なのでまだ何を読んでもお話の意味はわからないけれど
色に反応している様子です。
くだものをたべて色のついた しろぶたくんのおなかを指さして
うーうー言っています。
今はとくにブドウがお気に入りみたいですが
1ページに大きく書かれた色鮮やかなくだものに興味津々。
0歳児でも楽しく見られる絵本です。
今後どういう風に反応が変わっていくのか楽しみ。
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意外と楽しい
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投稿日:2008/12/20 |
ツヴェルガーの絵でなければ手に取らなかったと思いますが
意外と読みやすく楽しい。
道化であるティルの赤ちゃん時代
すでになにかしでかしそうな顔をしているところが
期待感をそそります。
いたずらをするばかりではなく どこか冷静に人々を見ているティル。
人々はティルを馬鹿にしつつも
『物事をすきなようにひっくりかえしてくれる彼』を楽しんでいるようです。
3人の人が同じことを言えば
(特にそのうちの一人が権威のある人ならば)
緑色を青色と思わせることもできるというお話は
たいへんな皮肉だと思いました。
わたしもひっかかりそうです・・・
フクロウと尾長ザルのパンのお話も好きです。
挿絵のパンがかわいくて食べてみたい。
どのお話もそれぞれに味があっておすすめです。
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女王のつよさ
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投稿日:2008/12/20 |
おそらく美しい姫なら王子のまわりにいたことでしょう。
その王子を魅了したのは「白鳥の女王」
ツヴェルガーの描く女王は美しさの上に凛とした強さを感じる佇まい。
登場のシーンから目を奪われます。
王子に裏切られたと思い去っていくところでも
その強さと美しさは損なわれていません。
ページをめくるごとに
シンプルで美しい装飾をほどこした楽譜が目にとまります。
こういう楽譜で演奏してみたいです。
朗読と音楽のCDがついているので
聞きながら絵をゆっくり眺めるという贅沢なことができて嬉しい。
この女王なら王子とともに戦い 魔法使いに打ち勝っても納得です。
王子と女王は「すえながくしあわせに暮らしました」
にほっとします。
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大好きな人からもらう安心感
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投稿日:2008/12/20 |
『ぼく』の感じる不安は誰でもこどものころに感じるもの。
おじいちゃんの「だいじょうぶ」の中に
いろいろな意味を感じ取っている『ぼく』は
なかなかすてきな男の子です。
おじいちゃんの愛情たっぷりの「だいじょうぶ」を
心にいっぱい浴びて『ぼく』がどんどん自信をつけていく様は
心強い限り。
これから この男の子はおじいちゃんだけではなく
いろいろな人にだいじょうぶを返していくのでしょう。
うちの子も こういう風に育っていってほしいな。
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おだやかな空気
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投稿日:2008/12/20 |
ひとそれぞれに読む速さやフシの違う様々な「ゆーらりぶるーん」
があると思うと楽しいです。
他の方がどのように読むのかも聞いてみたいです。
むすこは絵本を読んで眠るという年齢ではまだありませんが、
それでも「ゆーらりぶるーん」というと落ち着きます。
うっかり夜 寝る前に読みすすめ、
どろどろどろーんとおばけさんが出てきたのには
私のほうが ちょっと ぞっ! っとしたりして。
とはいえ、眠る前のゆーらりぶるーんは
読んでいるこちらも穏やかな気分になります。
すぐに覚えられるかわいらしい文章なので
絵本を閉じて繰り返しお話できるところがいいです。
どんどこももんちゃんの次に好きなももんちゃんです。
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傲慢さへの戒め
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投稿日:2008/12/20 |
若さゆえの傲慢さ
幸せに夢中になるあまり周囲の人に対する気遣いが
おろそかになる愚かさ。
そういうロザリーナひめの要素は大なり小なり誰にでもありそうです。
自身の招いた禍とはいえ
メルヘンなのでそれに対する戒めはとても厳しい。
それでも最後の幻想的なシーンで救われます。
ヒラリひめの満ち足りた表情に
ロザリーナと王子の幸せな姿が見えるようです。
ツヴェルガーの絵はおとぎ話によく似合います。
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一年中サンタと一緒。
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投稿日:2008/12/20 |
本屋さんでひとめぼれ。
サンタを信じていたころに読んでいたら
とても楽しくしあわせだったでしょう。
ほのぼのとしたユーモアの感じられる雰囲気は
大人もしあわせにしてくれそうです。
サンタの作ったおもちゃの実に入っていておかしくない「おもちゃ」を
子供には与えてあげたい。
7月のサンタがよいこを探しに出かけるところは
わくわくします。
ちゃんとぼくのこと見つけてくれるかな?
なんて 子供は考えるかもしれません。
一年中 サンタを身近に感じられる絵本に初めて出会いました。
ラストの見開きからは
冬の朝の冷えた空気とともに
無事にプレゼントを配り終えたサンタの満足感が伝わってきます。
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たいせつな存在
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投稿日:2008/12/19 |
大切な存在と離れている時
人はみんなルウとリンデンになるのでしょう。
おたがいに、何を見ても離れた相手を思いだすし
どうしているか気になる。
それが とてもよく絵に表れていて
丁寧に眺めるといろいろな発見があります。
(こういうところが北見葉胡さんの絵がすきな理由です)
今の私にとっては 10か月になるむすこが その相手。
(もちろんパパも・・・かな)
離れ離れになってもみんないっしょだよ と言えるような
ルウとリンデンみたいな関係を築きたいな
と思わせる絵本です。
二人が再会したときの喜びは
絵から本当につよく伝わってきます。
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めぐる季節
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投稿日:2008/12/19 |
おだやかで優しい絵が四季をうつくしく描きだします。
北見葉胡さんらしくこっそり不思議な生き物も登場しています。
秋の場面で出てくる木の精の男の子は
ラストを象徴するかのように
終始 憂いをおびた表情にみえます。
木の上からみる町並みは いつまでも眺めていたくなる風景。
なにがあっても負けない強さを
主人公のゆいちゃんは木から感じたのではないでしょうか。
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なんとなく せつない
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投稿日:2008/12/19 |
好きな仕事とはいえ、人と全く関わることなく続けていくのは
とてもさびしいことなのでしょう。
天使は雲織りのおばあさんを通じ それを感じとったからこそ
麻衣子に人間の世界へ帰るように言ってくれたのかもしれません。
おばあさんのところから逃げるところは
見つからないかとドキドキします。
雲織りが敷き詰められているように 足にまとわりつく地面は
麻衣子のあせりとともに
おばあさんの行かないでという思いの象徴にも思えます。
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