モモノスケ

その他の方・50代・青森県

モモノスケさんの声

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犬はどこへ行くのかな　

投稿日：2003/12/10

そして犬は走ってゆきます
	作・絵: 五味太郎出版社: ブロンズ新社

犬はどこかへ急いでいるようだけど、心静かに読みたい本です。ことばが、ものを思わせます。くすんと笑わせもします。そうだよね、と共感したりもします。そして、場面に応じた色遣いの楽しさ、絵の楽しさ。世界がちょっとずつ広がり、じわじわと味わいが増してきます。そんな中を、ひたすらに脇見もせず、走り続ける黒い犬は・・・いったい何者なのでしょう。不思議な存在です。

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観察力がつきますよ　

投稿日：2003/12/03

うちにかえったガラゴ
	作・絵: 島田ゆか出版社: 文溪堂

島田ゆかさんの絵本には、ありえない不思議な動物がちょこちょこ登場しますが、ガラゴはその代表でしょう。「えー、これなに？」という子供も、すぐ絵本の世界に引き込まれ、登場人物？たちにとけ込んで、楽しさに夢中になってしまいます。そして何度も何度も、繰り替えし眺めて飽きることがありません。何度も見ていると、さっきまで気づかなかったことが、「あれっ！」と見えてきます。一つ見えると、今度は気をつけて注意深く見るようになり、発見が重なるとますます楽しくなります。何も問いや指示があるわけではなく、自分の力で見つける喜びを掘り出すことができる絵本です。大人だって楽しめる素晴らしい本ですよ。

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５歳の目ってすごい！　

投稿日：2003/11/28

バムとケロのそらのたび
	作: 島田ゆか出版社: 文溪堂

この絵本を最初に読んだ時には、りんごやまのうじゃうじゃのムシたちと吸血こうもりにおそれをなして、姉の５歳になる孫坊やに、よかったら、とあげたのです。しばらくして、「まだ、ちょっと難しいかなと思っていたけど、読んであげたら、もう大好きになって、毎日何度も見ているよ。」との電話あり。そこでまた「そらのたび」を購入して、新たな目で見ていくと、その愉快なこと、奥の深いこと！！作者の島田さんには勿論脱帽だけど、５歳のこどももあなどれない！と、あちらにもこちらにも、感心し感謝しつつ、今日もバムとケロの世界を楽しんでいます。

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