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はじめてのクリスマス

はじめてのクリスマス(偕成社)

人気コンビがおくる、新作クリスマス絵本

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アダム&デヴ

ママ・60代・青森県、男の子26歳

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アダム&デヴさんの声

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自信を持っておすすめしたい まったくタイミングよく映った宇宙人らしき姿  投稿日:2016/01/19
ルラルさんのえほん(7) ルラルさんのぼうえんきょう
ルラルさんのえほん(7) ルラルさんのぼうえんきょう 作: いとう ひろし
出版社: ポプラ社
へぇ〜、ルラルさんだ〜♪
久しぶりだな〜と思い借りてきました。

しばらく見ないうちに、ルラルさんの表情も柔らかく、登場している庭の仲間たちも心なしか丸みを帯びたように感じます。

さて、星の綺麗な夜に、天体望遠鏡をみんなと覗くルラルさん。
なんて和やかな雰囲気なんでしょう。
幸せが、そこにあるっていう感じ。

ところが、丘の向こうへ流れ星が落ちたそのあとに、まったくタイミングよくルラルさんの望遠鏡に映った宇宙人らしき姿。
相当ドアップ!
ん?もしやと思いながらも、読み進めました。

丘の向こうに落ちた流れ星が、円盤でそこから宇宙人降りてきたがと考えた一行は、可愛い武装をして、宇宙人探しに出かけます。

探しても探しても見つからない宇宙人。
しかし、現れなかったのは良いこと。
自分たちは、地球の平和を守ったヒーロー気取りで、帰ってきて、、お祝いの真夜中のパーテイーを・・・・・・。
ところが、真相に気づいてしまったルラルさん。

この後のルラルさんの気遣いが、とってもホンワカな気分にさせてくれます。

ルラルさん、また会いたいです。
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自信を持っておすすめしたい どんくまさん冷や汗かいたでしょうね  投稿日:2016/01/19
どんくまさん ほめられる
どんくまさん ほめられる 作: 蔵冨千鶴子
絵: 柿本 幸造

出版社: 至光社
読めば読むほど,愛すべきキャラのどんくまさんのファンになって行きます。

こちらの作品は、春に読みたいなぁ〜♪

春を見つけて歩いて回るどんくまさんの目に留まったのが、ぴょんとん池の外にできた水たまり。
その中で泳ぎ回るめだかの子どもたちを見て、池のめだかと離れ離れでつまらないだろうなと、水をせき止めている水門の棒杭をゆさゆさゆすって、池と水たまりを一緒にしてあげ、気分よくのっそりのっそりあるきそしてお昼寝。

どんくまさんの目を覚まさせるような泣き声に、行ってみると、小川の氾濫で花摘みに来ていたうさぎの子どもたちが大変なことに。
無事救出に成功し、表彰されちゃうどんくまさんでしたが、・・・・・・。

いや〜、どんくまさん冷や汗かいたでしょうね。
ほめられても都合が悪いですよね。
でも、自分で気づいたから、対処も早く大事になりませんでしたね。

よかったよかった。
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自信を持っておすすめしたい 比べられると立つ瀬がない世のおとうさん  投稿日:2016/01/19
ダダダダ ダディーマン
ダダダダ ダディーマン 作・絵: みやにし たつや
出版社: ポプラ社
テレビで活躍のダディーマン。
男の子のヒーローなんですね。
こんなに強くて頼もしくて、困った時に即参上とくれば、子どもたちはやはり夢中でしょう。

それにひきかえ、我が家のパパは・・・と比べられると立つ瀬がない世のおとうさん。

お話が、3つ。
短めですが、いずれもダディーマンがカッコ良く怪獣や異星人をやっつけてくれます。

でもでも、ダディーマンって、もしかしたら・・・・・・。

怪獣ガバラもワルダ―星人もユニークでしたが、私はジャガジャガジャガー〜!と登場したボテト星人が好きです。
特にダディ皮むき光線でやっつけられたページで大笑いしました。

ダディーマンの次回の活躍を楽しみにしています。
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自信を持っておすすめしたい 大人として、恥ずかしい思いでいっぱいです  投稿日:2016/01/19
きつねのきんた
きつねのきんた 作: かこ さとし
絵: いもと ようこ

出版社: 金の星社
いもと先生の優しく温かい絵にいつもい癒されています。
このお話は、なんとも衝撃的な内容です。

人間社会に都合の良いように荒らされた自然環境。
その中で、きんたちゃんのような悲しい思いをしている動物がたくさんいるのだと思います。

くまのげんちゃんのおとうさんのような優しい森の仲間がいれば、きんたちゃんのように命を落とさなくて済むのでしょうが、本当に多くの動物が、人間の自然を畏れぬ横暴の為命を失ってきたのだと痛感しました。

1971年に書かれた作品を元に絵本化されたそうですが、巻末のかこ先生のお言葉ではありませんが、本当に何も変わっていない現実。
絶滅危惧種の増加している現実。
大人として、恥ずかしい思いでいっぱいです。
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自信を持っておすすめしたい とっても哲学的なお話  投稿日:2016/01/19
ぼくの ウサギ
ぼくの ウサギ 作・絵: イヴォンヌ・ヤハテンベルフ
訳: 野坂 悦子

出版社: 講談社
『とくべつな いちにち』がとっても印象に残っています。

こちらも主人公はアルノ。

今日は、家の中のものは全部絵に描いちゃって残っているのはウサギくんだけ。
そこで、彼をモデルに絵を描き始めたら、じっとしていたくないウサギくんは窓の外へ。
追いかけ捜すアルノ。
サッカーに誘われても、ペットショップで別のウサギを勧められても、とにかくさがすアルノ。

海辺で出会った男の人の言葉がアルノの心に残っていたのでしょう。
やっと見つかったのに、ウサギくんを無理やり連れ帰ろうとはしませんでしたが、・・・・・・。

したいことは、みんな違う。
どっちかの思うように意のままにっていうのは、上手くいかない。
でも、お互いに好きっていうことがあれば、関係は続くんでしょうねぇ〜。

人間社会の中の縮図的な、とっても哲学的なお話でした。
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自信を持っておすすめしたい 親は本物″に出会わせることに努めるべき  投稿日:2016/01/17
スワン ―アンナ・パブロワのゆめ
スワン ―アンナ・パブロワのゆめ 文: ローレル・スナイダー
絵: ジュリー・モースタッド
訳: 石津 ちひろ

出版社: BL出版
ロシア生まれのバレリーナアンナ・パブロワの伝記絵本です。
物事を真に極めた人の生き方というものは、本当に美しいと思いました。

アンナの母親が、バレエと彼女を出会わせた事、まずはこれが素晴らしい。
どんな家庭環境にあっても、親は本物″に出会わせることに努めるべきなのだと思いました。

華奢過ぎた体型と幼過ぎる年齢で、帝室バレエ学校へ入学するまでの数年のアンナのもどかしいおもいと、変わらぬバレエへの情熱。
いかに『眠れる森の美女』に衝撃的な感銘を受けたのかが解ります。

色白・細長の顔に狭い肩幅、美しい足という理想的な体型に成長し、たゆまぬ努力と希代なる才能が、彼女を一流のダンサーにしていきます。
M・フォーキン振付の小品 『白鳥』が、彼女が踊り、のちに 『瀕死の白鳥』 と呼ばれるようになり、パヴロワの代名詞のようになったそうです。

そして、富裕層が楽しむ高尚な芸術とされたバレエを海外公演を通して、世界のいたるところへ足を向け、病気の人や貧しい子どもたち、そして辺境で暮らす子どもたちにも、舞台を選ばず披露したことが、尊い姿だと思います。
彼女の舞踊を目にして、多くの子どもたちが、夢を持つことの素晴らしさ、生きるための勇気をもらったことでしょう。

彼女の最期は、バレエダンサーとして舞台に立てなくなることを怖れ、胸膜炎の外科手術を断り、闘病の末亡くなったそうですが、真のプロフェッショナルの生き方だと思いました。

凍てつくロシアでの少女時代の雪や、踊っている時の小花、エンディングの白鳥の羽根の散りばめられた背景も美しい絵でした。

小惑星に名を残し、今は天上で舞っていることでしょう。
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自信を持っておすすめしたい 自由闊達さが、普遍的な魅力  投稿日:2016/01/17
ふたごのかいぞく
ふたごのかいぞく 作・絵: ウィリアム・ニコルソン
訳: 谷川 俊太郎

出版社: 復刊ドットコム
「かしこいビル」が印象に強く残っています。
ニコルソンの絵本作品は、こちらの作品と合わせて二冊だけだそうです。

イギリスの作家さんですが、この時代の作品としては代表作だと思います。
横長矩形の版型も最初の試みだったようで、アメリカのワンダ・ガアク等に影響を与えたようです。

さて、お話は、ある夕暮れ、海辺でケリーが見つけた双子の海賊。
彼らを家へ連れ帰り、かいがいしく世話をして、教養も身につけさせようと懸命なケリー。
だけど、双子はいたずらばかり。
悪癖も数多く、あ〜あとため息だ出てしまいます。

そしたら、置手紙を残し、双子は家を出ていき大海へ・・・・・・。

エンデイングがなんともおしゃれな形です。

リズミカルな文、テンポのあるストーリー、そしてなんといっても絵。
巻末の解説を読むと、・・・・・・作品中の文字が手書き文字であるのと併せて、無造作で即興的な筆運びが、作品全体の屈託のないなごみ・くつろぎをよく表しています。・・・・・・。″に、納得し改めて読み直しました。

作品の自由闊達さが、普遍的な魅力を持っているのだとつくづく思いました。
私の孫も読んでくれるとよいな〜と思う作品です。
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自信を持っておすすめしたい ドレスちゃんも満足していることでしょう  投稿日:2016/01/16
かようびのドレス
かようびのドレス 文: ボニ・アッシュバーン
絵: ジュリア・デーノス
訳: 小川 糸

出版社: ほるぷ出版
お気に入りのドレスを毎週火曜日に着ている女の子。
でもある日、丈が短くなって、ママの逆転の発想により新しいシャツにリフォーム。
このシャツを彼女は毎週水曜日に着ることに、でもこのシャツもある夏の日に、袖がきつくなっちゃって、・・・・・・。
ドレスがシャツに、シャツがタンクトップに、タンクトップが、・・・・・・。

とうとう、彼女のお気に入りは、月曜日に身に着けられるところまで変化していきます。
しかし、それも飼っているワンちゃんにおもちゃにされ、ボロボロに、・・・・・・。

この後の彼女のアイデアに、さすがママの子と呻りました。

身に着ける物へのこだわり、お気に入りへの執着って御穴の子の方が強いのかもしれませんね。

ここまで気に入られたら、ドレスちゃんも満足していることでしょう。
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自信を持っておすすめしたい 今度は何色の世界かしら?  投稿日:2016/01/16
もしもせかいがたべものでできていたら
もしもせかいがたべものでできていたら 写真・文: カール・ワーナー
訳: 今井 悟朗

出版社: フレーベル館
見事な写真絵本です。
ロンドンを拠点に広告業界で活躍している方だそうです。

タイトルどおり、食べ物で世界ができていたらが、各見開き毎、一つの色彩で統一した作品です。
黄色の世界は、パスタの熱気球に穴あきチーズのピラミッド、レモネードの泉という風に。
ページを捲る度、今度は何色の世界かしら?というワクワクした気持ちになります。
各見開きに、「どこかな?」の探しましょうというクイズもあり、おなか一杯になります。
圧巻だったのは、茶色の世界と緑色の世界。
小さい読者さんが口にするのには、好き嫌いで対局の食材かもしれません。
巻末には、どんな食材を使ったか、解説もあります。

使用した食材は、スタッフで食べるのがルールというところも笑いました。
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自信を持っておすすめしたい 読んでいる立場では笑えますが・・・・・・  投稿日:2016/01/08
こんにちは、いたずらっ子エーミル
こんにちは、いたずらっ子エーミル 作: アストリッド・リンドグレーン
絵: ビヨルン・ベリイ
訳: 石井 登志子

出版社: 徳間書店
リンドグレーンの描く子どもたちは、どうしてこうも生き生きとお話の中を動き回っているのでしょう。

ピッピもローニャもニルスもロッタもそうでした。

こちらのお話の主人公は、エミール。
スモ―ランド(スウェ―デン南東部)レンネベリア村のカットフル農場が舞台です。

お手伝いさんや農場で働く男の人を雇う大きな農場の持ち主が、エーミルのおとうさんです。
このエーミルが主にこの農場の中で、繰り広げるいたずらの数々が、描かれています。
読み物として読んでいる立場では笑えますが、エーミルの親の立場なら何度も気絶してしまっているかもしれません。

いたずらの後、反省の為入れられる木工小屋で、エーミルのしていたことが、エーミルの武勇伝の見事な証拠となるエンディングにも笑いました。

リンドグレーンは、スウェーデンの南東部のヴィンメルビューで生まれ。
小さな牧場で家族と共に過ごした子供時代の経験があるそうで、本作品にも彼女の経験が、投影されているのではないでしょうか。
20世紀初頭の北欧の農家の生活の様子が、とてもよく解ります。
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