【出版社からの内容紹介】
「なんでもある」書店の店主が、お客の「ありますか?」にかならず「ありますよ」と本を差し出してくれる。本っていいよねと言いたくなるような一冊。
【インタビュー】
あるかしら書店』発売記念 「本」っていいものなんじゃないかしら。
ボローニャ・ラガッツィ賞を受賞した、デザインに優れた作家さんの絵本をピックアップしました!
テーマは両方とも『本』や『本屋さん』。
装丁もお話も絵も、たっぷりと本の世界観を楽しんでくださいね。
【出版社からの内容紹介】
「なんでもある」書店の店主が、お客の「ありますか?」にかならず「ありますよ」と本を差し出してくれる。本っていいよねと言いたくなるような一冊。
【インタビュー】
あるかしら書店』発売記念 「本」っていいものなんじゃないかしら。
【出版社からの内容紹介】
すべて新訳、柴田元幸訳し下ろし! あの名作が海に、この名作が山に。文章で描かれた世界を、旅しよう。言葉の海を、紙の帆を立てたいかだで旅してきた女の子。彼女は「本の子」と名乗り、少年を物語の世界への旅に誘います。くねくね道に険しい山、洞窟に宇宙――「本の子」と少年が旅する全てのページの絵の中には、40もの名作文学が隠されています。波打つ海には『ドリトル先生航海記』、くねくね道には『ふしぎの国のアリス』などなど。本好きならすみずみまで目が離せなくなる、美しく楽しい絵本です。
【インタビュー】
40作をこえる児童文学が「絵」の中に! ボローニャ・ラガツィ賞受賞作 『本の子』翻訳者 柴田元幸さんインタビュー
1964年に初期の賞が創設されました後、1966年に専門家の選ぶ賞と子どもの選ぶ賞に分かれました。ボローニャ・ラガッツィ賞は、この二つの賞を統合して1995年に創設されました。エディトリアル・デザインあるいはグラフィック・デザインの観点から、斬新かつ優れた児童図書に贈られます。フィクション、ノンフィクション、ニューホライズン(アラブ、ラテンアメリカ、アジア、アフリカの出版社のための賞)の3部門に加え、2009年には第1作を対象とするオペラプリマ部門が設けられました。
国立国会図書館 国際こども図書館ホームページより抜粋
『もうぬげない』で2017年、ボローニャ・ラガッツィ賞優秀賞を受賞。
1973年、神奈川県生まれ。筑波大学大学院芸術研究科総合造形コース修了。日常のさりげないひとコマを独特の角度で切り取ったスケッチ集や、児童書の挿絵、装画、イラストエッセイなど、多岐にわたり作品を発表している。『りんごかもしれない』(ブロンズ新社)で、第6回MOE絵本屋さん大賞第1位、第61回産経児童出版文化賞美術賞などを受賞。著書に、『しかもフタが無い』(PARCO出版)、『結局できずじまい』『せまいぞドキドキ』(以上、講談社)、『そのうちプラン』(遊タイム出版)、『ぼくのニセモノをつくるには』(ブロンズ新社)、『りゆうがあります』(PHP研究所)などがある。2児の父。
『本の子』(原題“A Child of Books”)で2017年、ボローニャ・ラガッツィ賞最優秀賞を受賞。
アーティスト、作家。作品のタイプは多岐にわたる。独特のイラストと手書きの文字で知られ、画家やインスタレーション・アーティストとしても活躍している。主な作品に、映像化され英国アカデミー賞児童部門アニメーション賞を受賞した『まいごのペンギン』、ニューヨーク・タイムズ紙のベストセラーランキングで1位を獲得した『クレヨンからのおねがい!』などがある。『クレヨンからのおねがい!』は続編とともに多くの賞を受賞し、日本を含め30か国以上で翻訳されている。
『本の子』(原題“A Child of Books”)で2017年、ボローニャ・ラガッツィ賞最優秀賞を受賞。
世界中の美術館やギャラリーで作品が展示されているアーティスト。本をかたどった作品は、テート・ブリテン、大英図書館、アメリカ議会図書館、ニューヨーク近代美術館、スタンフォード大学など様々な場所で常設展示されている。ロンドン在住。
1954年、東京生まれ。アメリカ文学研究者。2005年『アメリカン・ナルシス』(東京大学出版会)でサントリー学芸賞受賞。ほかの著書に『生半可な學者』(白水Uブックス、講談社エッセイ賞受賞)などがある。2010年、ピンチョン『メイスン&ディクスン(上・下)』(新潮社)で日本翻訳文化賞受賞。