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《スペシャルコンテンツ》インタビュー

2011.11.09

鈴木まもる さん
『せんろはつづく どこまでつづく』インタビュー

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▲ハタオリの巣作りはオスの仕事なのだそう。(右の写真は巣の断面です。)


▲最初輪をつくります。半分まで出来た時点でメスが巣のチェックに来るそうです。
メスが見て不合格だった場合、巣作りはやり直し。このまま放置された巣が沢山あるのだとか。(右写真の巣は全部失敗作!)
鳥の世界ってなかなか厳しいですね…。


▲二股の枝の先に巣を作るのはメジロ。同じメジロでも東京と下田では材料に違いが見られます。


▲羊の毛で作られた鳥の巣。とっても暖かい!
モンゴルの赤ちゃんの靴下として利用されるそうですよ。


▲「鳥の巣については『世界の鳥の巣の本』『世界の鳥の巣を求めて』『鳥の巣いろいろ』等に
沢山描いていますので!(笑)」(鈴木)

─── 今まで全く気にしていなかった鳥の巣が、お話を聞いて、すごく愛おしいものになりました。
ありがとうございます!
…ちなみに、奥様も一緒に鳥の巣を探してくれるのでしょうか?

一緒には探してくれないですけど、彼女も生物に興味はあるのでいろいろ理解してくれています(笑)。あと、彼女は英語ができるので、僕が鳥に関する洋書を買ってくると訳してくれます。だから、鳥の巣に関しては僕と同じくらいの知識を持っているんですよ。

─── お父さんの趣味って、大抵お母さんに煙たがられると思うのですが…(笑)

だからアトリエは別宅にしたんです(笑)。自分から隔離しました。

(編集協力:木村春子)

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鈴木 まもる(すずきまもる)

  • 1952年、東京都生まれ。東京芸術大学中退。「黒ねこサンゴロウ」シリーズ(偕成社)で赤い鳥さし絵賞を、『ぼくの鳥の巣絵日記』で講談社出版文化賞絵本賞を受賞。主な絵本作品に『ピン・ポン・バス』『がんばれ!パトカー』(偕成社)、『せんろはつづく』『つみきでとんとん』(金の星社)、エッセイに『バサラ山スケッチ通信』(小峰書店)などがある。また鳥の巣研究家として『鳥の巣いろいろ』(偕成社)、『鳥の巣の本』『世界の鳥の巣の本』『ぼくの鳥の巣コレクション』(岩崎書店)、『鳥の巣みつけた』『鳥の巣研究ノート』(あすなろ書房)などの著書があり、全国で鳥の巣展覧会を開催している。

作品紹介

せんろはつづく どこまでつづく
作・絵:鈴木 まもる
出版社:金の星社
せんろはつづく
作:竹下 文子
絵:鈴木 まもる
出版社:金の星社
せんろはつづく まだつづく
作:竹下 文子
絵:鈴木 まもる
出版社:金の星社
みんなあかちゃんだった
作・絵:鈴木 まもる
出版社:小峰書店
鳥の巣いろいろ
作・絵:鈴木 まもる
出版社:偕成社


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