《スペシャルコンテンツ》制作日記

2013.09.24

『しろうさぎとりんごの木』ができるまで
石井睦美さん×酒井駒子さん往復書簡

2013.09.24

第５回　石井睦美さん→酒井駒子さん

あたまの中ではできていても、なかなか絵にならないという酒井さんの言葉。試行錯誤しながら大事に作ってくれている様子が伝わります。
一つ一つの作品を本当に大切にしているからこそ、毎回読者の皆様に支持される作品を出し続けられるのですね。

りんごの葉っぱをながめる酒井さんが、しろうさぎちゃんとだぶってみえるなんて、石井さんの感性も素敵です。

ゆっくりと着実にお二人の作品が形になりつつあります。

（文溪堂編集部：O）

神奈川県生まれ。
『五月のはじめ、日曜日の朝』（岩崎書店）で毎日新聞小さな童話大賞と新美南吉児童文学賞。駒井れん名義『パスカルの恋』（朝日新聞社）で朝日新人文学賞、絵本の翻訳『ジャックのあたらしいヨット』（BL出版）で産経児童出版文化賞大賞、『皿と紙ひこうき』（講談社）で日本児童文学者協会賞。
作品に「わたしはすみれ」シリーズ（偕成社）、『しずかなしずかなクリスマス・イヴのひみつ』（BL出版）、『ビックバンのてんじくネズミ』（文溪堂）、『兄妹パズル』（ポプラ社）、『愛しいひとにさよならを言う』（角川春樹事務所）、『都会のアリス』（岩崎書店）など多数。

兵庫県生まれ。
『ゆきがやんだら』（学研）はオランダで銀の石筆賞を受賞。『きつねのかみさま』（ポプラ社・作：あまんきみこ）で日本絵本賞。『金曜日の砂糖ちゃん』（偕成社）でブラティスラヴァ世界絵本原画展金牌賞。『ぼく　おかあさんのこと...』（文溪堂）では、フランスでPITCHOU賞、オランダで銀の石筆賞を受賞。
絵本に『よるくま』（偕成社）、『ロンパーちゃんとふうせん』（白泉社）など多数。