色んな野菜が登場する、とってもカワイイファーストブックができました。
おはなしの中心は、畑の中にいる、野菜。 野菜たちはそれぞれなかよしさんがいるようです。 最初のおともだちは、真っ白なだいこんちゃんと、真っ赤なにんじんちゃん。 次はつるつるほっぺのトマトちゃんと、ぶつぶつほっぺのきゅうりちゃん。 コロコログリンピースちゃんと、どっしりかぼちゃんのなかよしさんが来て、 ゴロゴロじゃがいもちゃんとさつまいもちゃんはゴッツンコ。 するとみんなの上からシャワーがふってきて… やさいのともだち、どうなっちゃうの?
こどもにとって苦手な野菜も、他の野菜となかよくニコニコ笑っていたら、 ちょっとだけ好きになってしまうかもしれません。
『くまのこウーフ』や『ふらいぱんじいさん』など、 児童書・絵本業界を代表する詩人・神沢利子さんが紡ぐ、 みずみずしい詩に、石倉ヒロユキさんが生き生きとした野菜たちを描きました。
(木村春子 絵本ナビライター)
<幼い子どもたちにおくる詩の絵本> 現代を代表する詩人・童話作家の神沢利子が、野菜たちに命を吹き込みました。幼い子どもたちに親しみやすい言葉で、感性豊かに描き出した詩の絵本。ファーストブックにおすすめしたい一冊です。
やさいの絵本はたくさんありますが、こちらのやさいたちは、土がついていたり、枝についていたりと生き生きとしていますね。
スーパーの野菜とは違って、大根やにんじんの葉がワサワサしていたり、きゅうりの花がまだついていたり、グリーンピースは、さやの中から元気よく飛び出して来たりと、生き生き、新鮮な野菜たち。
やさいたちに顔があって、表情も豊かに描かれています。
とっても優しい雰囲気出ていて、文章もリズミカルで、赤ちゃんの頃から読んであげたい絵本だなと思いました。
雨のシャワーを浴びて、ぴっかぴかになる様子も面白いですね! (ピーホーさん 30代・ママ 女の子4歳、女の子2歳)
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