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アッチのレストランに、小さなおばけのドッチがお手伝いにやってきて、アッチは大よろこび。でも、ドッチのお手伝いは、何でもメチャクチャ。おまけに、ごほうびに大きなケーキを作ってほしいと言い出して・・・。
ちいさなドッジ、かわいいです!
アッチにだいすき!と抱きついてみたり、
アッチの胸がドキドキドッチになるのも
わかります。
お手伝いしたがりの我が家のちびっこたちと重なって、本当にかわいい。
結局目も離せないし、余計時間もかかるし、うまくいかないとすぐに飽きてやめちゃったりするし、なのに、またケロッとお手伝いしたいという!
もういいよっていいたくなるアッチ。でも、そこをぐっとこらえて、ドッチができることを探したり、ケーキのご褒美がほしいという欲求に一緒に作ることで答えたり。
アッチ、母性ありすぎ!見習いたい!!
ドッチがかわいくて、思いを叶えてあげたい、喜ばせたいとがんばるアッチ。
まるで恋のよう。
だけど、一生懸命作ったケーキは、ドッチの大切な人へのプレゼントになり、、ええー。
ほんとにうれしくてさみしい。。
そんなときに、さりげなく声をかけてくれる
友達のボン。
ボンも普段の言葉使いは強めでも、本当は仲間のために心配したり見守ったり、優しいところがあるからアッチとずっと仲良くいられるんだろうなぁ。
怒ったときは、毛を逆立てて、思い切り気持ちを表現する!ところも感情を我慢してしまう子たちには、怒ったっていいんだよ!というメッセージになりそう。
それぞれの登場人物が、大切な誰かのために色んな気持ちになったり、行動を起こしたりする。素敵な一冊でした! (こりこりこさん 40代・ママ 男の子10歳、女の子7歳)
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