瀬戸内海に浮かぶ因島。千波は、造船所で働く父親、明るく世話好きな母親、血のつながらない弟・大地と暮らす中学三年生。親友の恵と一緒に、同じ島出身の人気ロックバンド・ポルノグラフィティにあこがれている。島を出るか、残るか――高校受験を前に心悩ませていた頃、ある事件が起こり・・・。夢と現実の間で揺れ動きながら、おとなへの一歩を踏み出す少女を瑞々しく描いた感動作。【解説/湊かなえ】
瀬戸内海に浮かぶ島を舞台に中学三年生の主人公の日常が描かれた1冊です。
島に住む子供達は進学で島に残るか島を出るか、そんな選択にも迫られるのですね。
自然豊かな環境は素晴らしいですね。
田舎ゆえ離島ゆえの思春期の子供達の葛藤、うまく乗り越えて自分が納得する道に進んでほしいなと応援したくなりました。 (まゆみんみんさん 40代・ママ 女の子11歳)
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