「手の中、なーんだ?」
と、家族で問題を出し合うようなお話です。
よーく見ると、指のすき間から指の中のものが見えているのですが…
ミカンだと思ったら、実はミカンに顔が書いてあって
「子どもが一人」という答えだったり、
手袋だと思ったら、両手の手袋で作った「ウサギ」だったり、
可愛らしいユーモアと 昔ながらの懐かしい遊びが融合した、
ほんわかと温もりの感じられる、とっても素敵な作品です。
ミカン・手袋・毛糸など、冬にまつわるアイテムが登場するので
冬に読みたい作品ですね。
1990年の「こどものとも」年少版の4月号です。
一番後ろのページには、このお話に出てくる手袋ウサギやはんかちネズミ、
指で作るカエルなどが図解されているので、お話を読んだあとに
子ども達と実際に作って遊んでみたくなります。
こういう親切な絵本、大好きです♪ (YUKKOさん 30代・ママ 女の子7歳、女の子5歳、女の子3歳)
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