さんりんしゃ ずり ひきずって ずり ずり ずど ずどどどど
「ルコちゃんは どこー?」 ものすごい勢いと共に三輪車をひきずりながらルコちゃんがやってきたぁ! ルコちゃんはどうやら自分を探しているみたい?
わたし ルコちゃん ずんこら ずんこら ルコちゃん さがして ぶんちゃか ぶんちゃか
あっ ルコちゃん みーつけた。 ルコちゃんは、帽子屋さんの店先で鏡に映る自分を発見! 帽子をかぶって、どう?かわいいでしょ? でも、ちがうの ルコちゃんがさがしているのは、もっと楽しいルコちゃんなんだから。
そう言って、さらなる「楽しいルコちゃん」「かっこいいルコちゃん」を探しに出かけます。 でも、ルコちゃんが「一番会いたかったルコちゃん」は、ママの中にいたのね!
本作は、間部香代さんと市居みかさんがタッグを組んだ『ルコちゃんがいく』の続編です。 ずりずり三輪車をひきずるスタイルでお馴染みのルコちゃん。モデルは作者の間部さんの娘さんだとのこと。そして、絵本の中でもルコちゃんが一番輝いて見える「一番会いたかったルコちゃん」を見つけるエピソードは実際に娘さんがトイレトレーニング中に突然言った一言から生まれたのだそう。 市居みかさんの描くたまらなくお茶目なルコちゃんの天真爛漫な表情、そして自分さがしに夢中で一心不乱につきすすむルコちゃんの生き生きした様子がたまりません。 とびっきりチャーミングなルコちゃんと今作で初登場するママのほっこりしたやりとりをお楽しみくださいね。
(富田直美 絵本ナビ編集部)
『ルコちゃんがいく』の続編です。今回も、ルコちゃんは三輪車をひきずってどこかへお出かけ。どうやら、ルコちゃんはルコちゃんを探しているようす。でも、なかなかルコちゃんが会いたいルコちゃんに会えないようです…。今回は美人なママが登場します。市居みか先生曰く、間部香代先生に似せて描いたとのこと。なるほど、似ていると思いませんか? こういうことを知ると、この絵本を楽しむ方法がひとつ増えた気がしますよね。
ルコちゃんをはじめてみました。
何ともいえぬ表情と
文章の面白さとテンポの良さが気に入りました。
ずんこら
ぶんちゃか・・・
縦横無尽にルコちゃんが三輪車で暴走している様子が
手に取るようにわかります。
そして4歳児も大笑いでした。
ルコちゃんがルコちゃんを探しているのですが、
「双子なのかな」とか想像しながらぺージを進みました。
そういうことか!とわかって何だか安心しました。
ルコちゃんのやんちゃぶりが癖になりそうです。 (らずもねさん 30代・ママ 男の子7歳、男の子4歳)
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