修学旅行で京都や奈良を訪れる場合、その主役の1つがお寺です。お寺には、さまざまな仏像が安置されています。やさしそうな顔をしたもの、鬼のように怖い顔をしたもの、たくさんの手があるものなど、仏像の表情はとても豊かです。 仏像にはどんな種類があり、それぞれどんな意味が込められているのでしょうか。見るべきポイントはどこにあるのでしょうか。本書は、そうした疑問に対し、絵や写真を用いて、やさしく解説しています。 全体の主な構成は以下のとおりです。<第1章 仏教・仏像の基本>釈迦の一生、仏像のつくり方、仏像の手つき/仏像のもち物 <第2章 仏像を見分けよう>東寺・講堂、法隆寺・金堂、興福寺・東金堂、如来、菩薩、明王、天、羅漢・高僧 <第3章 仏像を見にいこう>仏像を楽しむポイント、知っておきたい拝観のマナー、主な寺の仏像めぐりMAP(京都・奈良) ほか。
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