『古事記』は、日本の最初の時代のことを記した、最古の書物です。その内容を一言で表現すれば、日本列島の大部分が、大王(天皇)を中心にだんだん1つの国にまとまってきたことを紹介した建国物語ということができます。本書は、その概要をあらすじと解説でやさしく紹介したものです。 本書について、さだまさしさんが次のように推薦しています。「『古事記』を通して、私たちは、日本のルーツと心を知ることができます。本書は、そのエッセンスを平易にまとめた、子どもたちへの優れた案内書(ガイドブック)です。」 具体的な内容は、以下のとおりです。序章:『古事記』が伝える日本のはじまり、第1章:高天原と国生みの神話、第2章:国土を開いた神話・伝説、第3章:日本の国のはじまりと国土統一、第4章:大和朝廷の発展 本書は、子ども向けの書籍ですが、大人でも十分に楽しめることでしょう。
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