書は、明治・大正・昭和の時代に主に活躍していた道具を紹介しています。その期間だけ使われていたものもありますが、ものによっては、もっと古い時代から使われていたものや、形を変えて現在でも引き続き、使われているものも含まれています。こうした昔の道具を知ることによって、昔の人たちがどんな風に生活していたのか、その様子に触れることができますし、また、昔の人の知恵や工夫と、自分の生活とのつながりを知ることができるのです。 本書は、くらしの道具、着るもの・身につける道具、楽しむ道具・遊ぶ道具の3章から成ります。具体的には、石油ランプ、かまど、いろり、七輪、火鉢、五右衛門ぶろ、水まくら、みの、笠、蛇の目がさ、ダイヤル式電話機、羽織、どてら、じゅばん、レコードプレーヤー、めんこ、ベーゴマ、おはじき、お手玉、竹馬、フラフープなど。 見ているだけでも楽しい図鑑です。
近所の図書館で見つけて娘が読んでいました。
私も横から一緒に見ていたのですが、なかなか興味深い内容でした。
娘は特に、遊びの道具がおもしろかったようです。おはじきやこまなど。こういう遊びを家でも取り入れたいなとあらためて思いました。
しっかりした内容で、安心して読める図鑑です。 (りおらんらんさん 40代・ママ 女の子8歳、男の子5歳)
|