高校受験に失敗し、勉強にも、生きることにも、うんざりしてへやにとじこもっていためぐみは、かべにかかっている1まいの絵と目があった。なにかを語りかけてくる少女のふしぎな目…。めぐみは、その絵に導かれるように、40年前の世界へとまよいこんでいく。
高校受験に失敗した田村めぐみ。両親が教師なのもあって、周囲の目はやはり優等生であることを彼女に期待している感じ。そして今まではそれに応えていたのですよね。
家にある絵に描かれた少女に導かれ(?)、1947年を生きる北島めぐみとしての生活をします。彼女は重症な結核の者が入院する病院に入院中。この北島めぐみとは一体…?
この不思議な体験で田村めぐみはいろいろと考えることになります。納得した答えならばそれでいいのでしょう。お姉さんの言葉が良かったです。 (みちんさんさん 30代・ママ 女の子4歳、女の子2歳)
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