自分をコントロールする力が弱く、注意欠陥または多動性・衝動性が行動にあらわれる……それがADHD(注意欠陥多動性障害)のおともだちの特徴です。 この絵本は、「なるほど、おともだちのふしぎな行動には、こんな理由があるんだ。じゃあ、こうすればもっと楽しく過ごせるね!」……そんな気づきをもたらします。
学校やおうちでよく見られるケースをイラストでわかりやすく伝え、学校の授業や暮らしの中でできる工夫を具体的に紹介。子どもと大人がいっしょに考え学べる工夫がいっぱい!
■もくじ―― 第1章 どうしよう!?こんなとき しょうたくんの場合――わすれものが多すぎる だいきくんの場合――あちこち歩き回る あやかさんの場合――また約束をすっぽかした ひとみさんの場合――教室からいなくなる こうすけくんの場合――休み時間にけんかばかり ふりかえってみよう
第2章 ADHDって何? ○ADHDは行動面にあらわれる障害 ○いろいろなADHDのあらわれ方 ○ADHDの人とつきあうには ○ADHDとほかの障害 ○ADHDの人が大人になると ○ADHDをもっと知ろう
保護者の方へ 参考資料など
この本のシリーズは、小学生の子どもをターゲットしているので、漢字にもルビがふられていますし、イラストも多く、とても分かりやすく書かれています。
ADHDという障がいに関しては、小学校の子どもでももしかしたら言葉くらいは聞いたことがある子もいるかもしれません。
そして、もしかしたら、クラスにも、なんかみんなと違うと感じる、忘れっぽい子や、相手のお話を聞かずに自分のことばかり喋る子もいるかもしれません。
どこにでもいるような子5人が主人公です。
この本を読んだきっかけは私自身が自分の仕事上で、もっと子どものことを理解したいという思いがあったからです。
色々な本を読んできましたが、子供向けに書かれているからと言って侮れない内容の充実度です。
生きにくさを感じている子は結構いると思います。
そんな子ども達へも理解を示し、少しでも有意義な生活を送れるようにはどうすればいいのか?改めて考えることが出来ました。
他のシリーズもあわせて為になりました。 (Pocketさん 40代・ママ 女の子14歳、男の子10歳)
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