人気作家同士たった一度のコラボレーション作品がついに読める! 「ことばあそび」のおもしろさが満載の名作童話『6月31日6時30分』が、 刊行40年目の2014年にいよいよ復刊! 6月に“31日”は存在しないのになぜ…? その理由は、本書を手にとってお楽しみください!
この本は、ごご6時30分よりまえに、よんでください。 なぜ? そうすると、6月31日に、きっと、あなたはてがみをうけとるでしょう。 えっ?
こんな不思議な出だしではじまる、「王さまシリーズ」でもおなじみの寺村輝夫のナンセンス童話がよみがえります! 普段当たり前に使っている“日本語”ということばを駆使し、本文のいたるところにちりばめられた「ことばあそび」がこの本の魅力のひとつ。どこか屁理屈にも感じられる会話、同音異義語の多さ、日本語独特の言い回しなどによって進んでいく、リズム感あふれる文章の魅力をご堪能ください。
もうひとつの魅力は、人気作家・安野光雅氏による挿絵。ほぼ最初から最後まで、安野氏の絵がふんだんに使われています。カラフルな表紙から版画や切り絵を思わせる挿絵まで。その絵を見ているだけでも十二分に楽しむことができる一冊です!
刊行から40年目によみがえる『6月31日6時30分』を、この機会にぜひご家族でお楽しみください。
寺村さんらしいナンセンスが爆発する童話でした。
絵も作品に合っているなーと思いながら読みました。
6月31日って存在しないはずなんですが…。
『学校へいくのは、なんのため?学校へいくため。べんきょうするのはなんのため?学校へいくため。…』そんな答えあり?って思ってしまいます(笑)。
子供のロコちゃんでも???となる世界。大人の私だとパニック間違いなしだろうなー。 (みちんさんさん 30代・ママ 女の子3歳、女の子1歳)
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