著者は日本人のルーツを辿る旅に出た。シベリア内陸の町ロシア共和国スコボロディノを出発、アムール川に沿って海辺の町をめざす。
私は20代の頃、シベリアに行ったことがあります。横浜港からシベリアへ向かった日のことを今でも鮮明に覚えています。それだけにこの本はひじょうに興味深く読ませて頂きました。これは日本人がどこから来たのかを自分のからだで体験する旅ですが、何よりも生きるパワーを与えてくれる本だと思います。私はこの本を通して日本人だけでなく、すべての人々がとても愛しい気持ちになりました。素晴らしい本だと思います。 (水口栄一さん 60代・その他の方 )
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