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小さくて弱いものが大きくて強いものに勝つという、子どもに勇気を与える昔話。グリム童話の中でも親しまれているお話を、人気絵本作家黒井健の絵で紹介します。
子やぎ達は子豚ちゃん!?な絵だけど、黒井健氏の挿絵は色が柔らかくてママは大好きです。
ページもペナペナ紙じゃなくて、少し厚みがあるからすぐに破けたりしないから
赤ちゃんがいるご家庭でも、ちょっとやそっとじゃグシャグシャにされなくていいかも。
はっしょっているようで、そうでもないお話の内容が気に入っています。
おおかみは、ちゃんとパン屋さんでこねた粉を付けてから、粉やさんで粉を付けてもらっていました。意外と省かれている事が多いんですよね。
3歳児にはちょっと長いお話だけれども、娘は真剣な眼差しで聞いてくれました。
一番最後のページは、「おおかみしんだ、おおかみしんだ。」って子やぎ達が喜びながら踊るシーンなので、読むのは避けておきましたが、やっぱり昔ながらのお話っていいですね。
難点は、紙が厚いので本がちょっと重い。
お膝で読むには良いけれど、ベッドの上に横たわって、片手で支えて片手でページをめくる我が家の絵本タイムの体勢には、少々厳しい重さでありました。 (ぽにょさん 30代・ママ 女の子3歳)
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