わちふぃーるどのタシルの街を舞台に繰り広げられる、猫のダヤンと愉快な仲間たちのちょっと不思議でわくわくするような出来事を11の小さなお話にしました。見ごたえも読みごたえもたっぷりな絵本。 2001年3月刊。
ストーリーは、猫のダヤンは、ある雪の日にアルス(地球)から 不思議の国“わちふぃーるど”へやってきました。ダヤンが暮らすタシル街は、わちふぃーるどのほぼ中央に位置する、森に囲まれた古い街です。このタシルの街を仲間たちの不思議でわくわくするような出来事が、11編ものお話とたった1冊です♪
ワタクシの印象に残った作品は“エルスザトリングの幸運の石”は、ダヤンと不思議な石のお話で、感動的でございましたし♪“ボーン、タシルにすみつく”では、ワタクシにとっては初めて出会ったキャラクター(+_+)見た目は不気味ですが、知って行くうちに、親しみの湧くキャラクターでございましたし♪
“風の結び目”では、先日読ませて頂きました風こぞうの中での表現だと思っていた“風の結び目”という名のキャラクターが存在するのだという事を知りました(..;)“マーシィのおまじない”では、いつも優しくて働き者のマーシィの心の願い事のお話(>_<)涙が出そうになります。
そして、“ダヤンとアルスの弟たち”では、ダヤンには、弟猫が2匹いた事を思い出させた、これも忘れられない感動的な秘話です(>_<)
この作品は、冒険のお話ではなく、わちふぃーるどの仲間たちに親しみを覚える、心温まるお話ばかりでございました(o^_^o)お薦めの1冊です♪ (梨華さん 30代・その他の方 )
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