E・A.ポーの怪奇ゴシック風味のファンタジーと詩を、端正な読みやすい新訳と、現代にふさわしいイラストで贈る傑作集。「告げ口心臓」「楕円形の肖像画」「アナベル・リー」「赤死病の仮面」を収録。
ポーの短編集。アニメっぽい挿絵で、短い作品ばかりなので子供でも読める内容です。肖像画を描く夫の話などなかなかうまくできていると思います。ただ、アナベル・リーという作品はあまり起承転結がはっきりしておらず、わかりにくいし、いまいちだった。赤死病の話は、いま流行中のエボラ出血熱っぽい雰囲気があり、なんとなくリアルに怖いお話だった。
小学生高学年から読めそうです。 (えみりん12さん 30代・ママ 女の子6歳)
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